【注目アプリレビュー】ワンタッチ爽快ランニングアクション!!　『LINE ウィンドランナー』で風を斬る！

●一瞬の判断が命取りに！

LINEで配信中の『LINE ウィンドランナー』は、全世界で登録ユーザー数1億2000万人を超えるLINEのゲームシリーズのひとつ。プレイヤーは、トレジャーハンターとなって宝物を手に入れて、高得点を目指していく。操作は、画面をタッチしてキャラクターをジャンプさせるだけと単純明快!!　アクションゲームはそれほど得意ではない筆者だが、数少ないリア友から「ぜひおすすめ!!」と紹介してもらったので、さっそく遊んでみた。

より長く、より遠くまでステージを走り抜けながら、たくさんの“宝石の石”を手に入れ、高得点をとることが本作の目的。障害物やモンスターをよけながら、たくさんの“宝石の石”をゲットするのだ。長い距離を進めば進むほど、スピードもぐんぐん速くなるので、徐々に増していくスリル感がクセになる！　一定時間無敵になれるアイテムや、周囲にある“宝石の石”を自動的に集めてくれるアイテムなどを取って、スコアを伸ばそう。

▲キャラクターが空中にいる時に画面をタッチすると、もう１回ジャンプできる。2段ジャンプは、ステージを進むうえで必須テクニック。

▲並んでいるひと塊の星を全部取れば、追加でスコアが加算される“星ボーナス”をゲットできる。ハイスコアを目指すために、積極的に狙っていきたい。

▲”無敵の巨人”になるアイテムを取ったら、障害物もモンスターも怖くない！　ただし、調子に乗っていると、崖に落ちてゲームオーバーに……。

▲ “宝石の石”を取ることで溜まっていく画面下中央のゲージを100％にすると、ボーナスマップに移る。いちばん点数が高い金色の星を狙え!!

実際に遊んでみると、”星ボーナス”やアイテムを取ることに夢中になりすぎて崖に落ちてばかり……。崖や障害物をうまく飛び越えながら進めても、画面右にときどき出現する“！”のマークで集中力を欠く。“！”のマークが現れたあとに、進行方向から火の玉が飛んでくるのだが、これに当たってゲームオーバーになることが多発した。“手軽で簡単”という遊ぶ前のイメージは崩れ去った。筆者のリア友は、配信されてからずっと遊んでいて、ベストスコアは30000点を超えているらしいが、筆者は2時間ほどプレイして、14901点であった。リア友のスコアを目指す筆者の挑戦が始まった。

▲親しい友だからこそ、負けたくないという気持ちが燃え上がる!!　筆者の“やりこみスイッチ”オンッ！

しかし、何回プレイしてもなかなか伸びないスコア。画面をタップする右手の人差し指に隠れて、“！”マークを何度見逃したことか！　それだけではなく、キャラクターの進行先が右手に隠れて見えづらく、ジャンプするタイミングが遅れてしまいがちに。……そうか、わかったぞ!!　左手でやればいいじゃないか!!　思い立ったつぎのプレイで、左手で画面左部分をタップしてプレイしてみたところ、思いのほかしっくりくる！　ジャンプのタイミングもとりやすくなり、“！”マークも見逃すことはなくなった。スコアアベレージも格段に上がり、20000点を楽に超えるようになったのだ。

▲視界良好!!　左手に変えたことで、“！”マークがはっきり見える！

左手の操作に慣れても、リア友のベストスコアにはまだ及ばない。あと10000点が遠い……。そこで、スコアアップに限界を感じた筆者は、ショップでアイテムを購入することに。ショップでは、ゲーム中のスコアアップを期待できるアイテムや“神獣”を購入できる。筆者は、試しに“神獣”であるグリフォンを購入してみた。

グリフォンは、2段ジャンプをしたあと、そのまま画面を長押しすることで１秒ほど浮くことができるスグレモノ。浮遊できるようになったおかげで、いままで取れない位置にあった“宝石の石”が取れるようになり、ぶつかってしまっていた障害物もよけやすくなった。グリフォンに乗るようになってからのスコアアベレージは、25000点をキープ！　リア友のスコアに一気に近づいたのだ。また、“神獣”はほかにも、3段ジャンプできるユニコーンや、獲得ゴールドが2倍になる白虎もいる。しかし、ハイスコアを目指すのであれば、グリフォンかユニコーンの2択になるだろう。これら“神獣”に乗ることで、遊びの幅がグッと広がって、よりゲームに熱中した。

▲星を取る判定も大きくなるので“星ボーナス”も狙いやすくなる。もうグリフォンなしではプレイできない（笑）。

“神獣”に乗るのが当たりまえになったプレイで、さらに欲望深くアイテムを使ってスコアを伸ばす作戦を実行。ショップでは、つぎの4つのアイテムを購入することができるのだ。

・400m飛行
スタートと同時に400m先まで飛行できる。
・無敵の盾
モンスターや障害物に当たったときに1回だけ防御してくれる。
・リレー
1度ゲームオーバーになったあと、別の主人公に替わって続けて走ることができる。
・最後の一歩
ゲームオーバーになったあと、飛行して追加のスコアアップが狙える。

これらのアイテムは、購入したつぎのプレイで自動的に使用される。効果はどれも強力なのだが、アイテム使ったから失敗しないようにしなくちゃ……と、逆にプレッシャーになってしまいがちにも。アイテムを使ったからと言って、記録が伸びないこともあるので（筆者がそうだった）気をつけてほしい。リア友のスコアをどうしても追い越したい勝負時に使用しよう。

▲“無敵の盾”を使ったときに限って、崖に落ちてゲームオーバー……なんてこともよくある（笑）。

グリフォンに乗って“無敵の盾”を使用することで、30000点を超えることができ、ようやくリア友のスコアに並ぶことができた。本作を勧められたときは、軽い気持ちで遊び始めたのだが、気が付けば、がっつりハマっている自分がいた。いまでは仕事中（右手にペン、左手でタップ）や食事中（右手に箸、左手でタップ）でも楽しんでいる（ちょっと話盛り過ぎ？）。リア友とつながるLINEゲームだからこそ、筆者の負けず嫌いな性格にここまで火をつけてしまった。ただ、LINEでつながる友人がもっと多ければ、もっと盛り上がっておもしろいんだろうなぁ～……。ぜひとも友だちが多い人たちは、ハラハラドキドキしながら、本作を楽しんでほしい。

▲プレイ開始時に比べてスコアが2倍に伸びた。リア友だからこそ負けたくないという気持ちは強くなるのだ。