【注目アプリレビュー】『コントラクトキラー2』ヘッドショット中毒者よ、これがプロの仕事だ

●人気スナイピングアクションが超進化

世界で大ヒットしたGlu Gamesのスナイピングアクション『Contract Killer』。その続編『コントラクトキラー2：闇の陰謀』が配信された。前作は移動の要素を廃してスナイピングに特化していたが、今作では簡易的な移動要素をプラス。さらに、接近戦や隠密任務、爆弾解除など、ミッションのバリエーションが増加しており、おもしろさに益々磨きがかかっている。ストーリーは章ごとになっており、各章のミッションをすべてクリアーすると、つぎの章へと進む。なお、iPhone版は日本語にローカライズ済み。
▲グラフィックも大幅に向上。基本的には、スナイパー武器と攻撃兵器の2種類の武器を使い分けて、ミッションを攻略していく。画面はモスクワの赤の広場。

▲ミッションの舞台は、ニューヨークやデュバイなど、世界各地。ミッションごとに難易度や目的が異なる。

本作の醍醐味であるスナイピング。その基本は、敵の動きと位置を探り、銃口でターゲットを捉え、トリガーを引く。たったこれだけなのだが、とにかく没入感が半端じゃない。ヘッドショットの演出が超地味（というかほぼない）なので爽快感は薄めだが、敵がつぎつぎと出現するため、そもそも気持ちよさに浸る暇がなく、ミッション中は緊張の連続。弾道から敵の位置を探る必要もあり、一切気が抜けない。そのぶん、ミッションクリアー時の開放感は大きい。このメリハリのおかげで没入感が高く、ミッションもテンポよく進むため、時間を忘れてスナイピングにドップリと浸ってしまう。

▲ニューヨークの空港にいるギャングの全滅が任務。まずは全体の敵の位置を把握して、狙うターゲットを決める。

▲つぎは、スコープでターゲットを捉える。スナイピングが中心のミッションでは、望遠に優れたスナイパーライフルを使うのが基本。特定のターゲットがいる場合、ミッションスタート時におらず、ザコを何人か片付けると現れる。

▲ミッションを達成すると、殺した数、殺しの精度、ミッション達成までの時間が記録される。一流のスナイパーたるもの、素早く正確に任務を遂行しよう。

本作のミッションは、大きくふたつに分類できる。ひとつは、前述のように高台などから敵を狙うスナイピング中心のミッション。もうひとつは、移動が発生するミッションだ。爆弾の解除やターゲットの暗殺、目標地点への到達などが、おもな任務。後者は敵との距離が近いため、敵に見つからないように近づき、接近戦武器で暗殺することも可能だ。スナイピングはひと味違ったおもしろさがあり、接近戦武器のほか、中距離向けの攻撃兵器が活躍する。攻撃兵器はおもにマシンガン。速射性に優れ、段数も多いが、銃身のブレが大きく狙撃には向かない。もし、敵に狙撃手がいた場合は、カバーアクションで遮蔽物に隠れて弾道から位置を探り、スナイパーライフルに切り替えて、ほかの敵より先に始末しておこう。

▲オレンジ色の矢印が移動可能地点。付近の敵を倒すと、新しい移動地点が増えることもある。

▲敵が背を向けているときが暗殺シャンス！　白い玉が円の黄色部分に来たときにタッチすれば暗殺成功。近距離殺人報酬がもらえる。

▲画面のミッションは、グリーンの矢印が示す地点に到達することが目的。敵に発見されるとゲームオーバーとなるため、カバーアクションで遮蔽物に身を隠し、敵を接近戦で仕留めながら進んでいく。

▲接近戦で暗殺に成功すると演出が入る。画面はメリケンサックでボコボコにしているが、武器によってはもっとスマートに倒せる。

ミッションを達成すると経験値が入って、プレイヤーのレベルがアップする。レベルが一定になると、新しい武器がアンロックされるので、新たな装備を調達しよう。武器はスコープ、サイレンサー、マガジンのオプションパーツを付けることで、性能を向上させることが可能だ。

▲本作では、ミッションをくり返して資金を稼ぐことができない。武器やオプションパーツの購入は慎重に。

また、チャレンジというアチーブメント要素もあり、達成すれば報酬が手に入る。達成したチャレンジ数に応じて、殺し屋としての称号がランクアップ。ランクが上がると、課金通貨のクレジットが手に入る。　任務成功率100％の世界最強のヒットマンを目指そう！

▲チャレンジは条件を満たせば、自動的に達成される。ミッション前に確認しておこう。

▲この渋いおっさんが主人公。チャレンジの達成状況により、画面左上の称号が変化する。

※【遅くなってごめんなさい】ファミ通Appのアプリがやっとできました
→iPhone版はこちら
→Android版はこちら

この記事のタグ

• 水永三代目