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『Infinity Blade II』無限に続く戦いの輪廻を断ち切れ

2012-05-09 19:26 投稿

●今なお燦然と輝くiPhoneアプリの金字塔

リリース当初から圧倒的なグラフィック表現とシンプルかつ深いアクション性が絶賛され、数々の賞に輝いたiPhoneアプリの金字塔『Infinity Blade』。2011年12月にその続編としてリリースされた『Infinity Blade II』では、さらに磨きをかけたグラフィックと、前作を踏襲しながらも奥深さを増したバトルシステムを実現。リリースから半年ほど経つ現在も、クオリティは最先端のモバイルゲーム、またコンシューマゲーム機と比較しても遜色ないという怪物タイトルだ。
所詮モバイルアプリでしょ? 携帯ゲーム機で出せばいいじゃん……と、これまでモバイルゲームを敬遠していたコアゲーマーにこそオススメしたい作品。これまでのモバイルゲームに対する意識が覆されることだろう。


●受け継がれる勇者の血脈、そして転生

強大な力を秘めた“インフィニティブレード”という剣を携えた、世界の支配者“ゴッド・キング”に立ち向かう『Infinity Blade』。途中で倒れた場合、その後20年前後の時を経た舞台に話が移り、主人公の息子が志を引き継ぐ……こうして世代交代を繰り返し、第1作目では見事ゴッド・キングを打ち倒すことに成功する。

続編となる『Infinity Blade II』では、ゴッドキングを倒しインフィニティブレードを手にした主人公が、その力を封印する術を求めて不死者(大きな力を持つ人外の者)のひとりに助言を求めるところから話が始まる。自分は何者なのか、永久に繰り返す転生の輪から逃れる術はないのか。胸中に渦巻く疑問を解決するため、また世界の真実を知るために、答えを知る“神秘の探求者”を解放する旅に出る。本作では、ストーリーに絡むルートが分岐しており、それぞれのルートで最後に待ち受けるボスを倒すことで、謎が少しずつ明らかになっていく。

そして前作に続き、本作の特徴は何といっても“ゲームオーバー”がないこと。世代交代、転生というストーリー上の設定をうまく絡めてゲームシステムが構成されており、倒れても先代のステータスや所持品をそのまま引き継ぎ、つぎの世代からリスタートできる。主人公が世代を重ねて強くなるにつれ、道中の敵も強くなっていき歯ごたえが増していくという、やり込みがいのあるシステムだ。なお、ステータスや所持品を引き継いだまま、最初(オープニング)からやり直すことも可能。

●簡単フィールド操作とシネマティックな移動

フィールドは各ポイントを繋いだルートで構成されており、ある程度決まったルートを進行することになる。ひとつのポイント内にはアイテム(金貨袋、回復薬、鍵)、宝箱、敵、移動先が配置されており、タップするとアイテム入手、戦闘突入、ルート移動が実行される。なお、宝箱、敵、移動先は選択可能な箇所が青いアイコンで表示されるが、アイテムはそのままフィールド上に落ちており、よく見ないとわからない場所にあったりするので注意が必要だ。ポイント内は画面をスワイプして見渡せるので、端から端まで確認してみよう。

▲どちらに進むか思案中。分岐点で通った道筋は覚えておくとあとで役に立つ。

ルート移動中は自動で進行するイベントが流れる。ゆっくりと見ていたいのはやまやまだが、イベント中もフィールドにアイテムが落ちているので、よく画面を見てアイテムを回収しよう。本作は進行ルート上を戻ることができないので、取り逃したアイテムは基本的に回収できない。

▲移動中は怪しいところをくまなくチェック。ほとんど視認できないようなところにアイテムが隠れていることもあるぞ。

またポイント内で何もない場所をタップすると、画面下側に3つのアイコンが表示される。“回復薬”の使用、“キャラクターメニュー”の表示、“敵情報”の確認がそれぞれのアイコンをタップすることで行える。

 
▲敵情報にはバトルボーナス条件も表示されるので確認しておこう。事前に条件がわかれば準備できるので達成は容易だ。

●タッチパネル操作に適合したバトルシステム

本作のバトルで使用する基本的な操作はふたつ、タップとスワイプのみだ。iPhone/iPadというコンソールで瞬間的に入力できるこの2種類の操作を感覚的に行うだけで、多様且つ爽快なアクションを実行することができる。以下に本作の基本的なバトルシステムをまとめてみた。

■防御(ブロック)

まずは、基本の防御行動“ブロック”。敵の攻撃と近いタイミングでブロック入力をするほど、効果の高いブロックになる。一定数以上ブロックを成功させると、敵の体制が崩れて反撃のチャンスとなる“ブロック・ブレイク”が発生する。なお、ブロックはシールド値を消費するため、シールド値が0の状態でブロックすると成功してもダメージを受ける。

■回避(ドッジ)

回避行動の“ドッジ”。敵の攻撃モーションや太刀筋を見て、どちらに回避するべきか見極める必要がある。一定数以上ドッジを成功させると、敵の体制が崩れて反撃のチャンスとなる“ドッジ・ブレイク”が発生する。なお、ドッジはドッジアイコン上のドッジメーターを消費するため、ドッジメーターが0の状態でドッジすると疲弊によりダメージを受ける。

■受け流し(パリィ)

攻撃を受け流す“パリィ”。敵の太刀筋に合わせ、かつ敵の攻撃と近いタイミングで入力するほど、効果の高いパリィになる。一定数以上パリィを成功させると、敵の体制が崩れて反撃のチャンスとなる“パリィ・ブレイク”が発生する。

■攻撃(ブレイク時)

本作は闇雲に攻撃してもまずクリーンヒットしないので、上記3つの行動を駆使して敵に隙を作って攻撃する必要がある。写真はパリィ・ブレイク時のもので、このときにスワイプすると、スワイプした角度/方向へと攻撃を繰り出す。

■コンボ

左>右>左や、下>上>下のように交互に3回連続で攻撃をヒットさせた場合、3発目の攻撃が強力なコンボ攻撃に変化する。コンボ攻撃の発動方法はほかにもあるので、いろいろ試してみるといいだろう。

■魔法

魔法は画面右上の魔法アイコンがフルチャージである際、アイコンタップ後に所定のシンボルマーク(装備中の指輪により決まる)を画面に描くことで発動する。魔法の内容は各属性攻撃のほか、体力回復や盾使用回数の回復などさまざまな種類が存在する。

■スーパーアタック

敵にダメージを与える、またダメージを受けることで画面左上のスーパーアタックアイコンがチャージされ、フルチャージの状態でタップするとスーパーアタックが発動する。敵はしばらく無防備になるのでやりたい放題だ。緊急回避用に溜めておきたい。

なお、前作では武器種が片手剣(ライト)&盾のみでバトル中の行動も上記の基本行動のみであったが、本作から新たに両手持ち武器(ヘビィ)と二刀流武器が追加され、新武器種独特の行動も行えるようになった。

■スラッシュ(両手持ち)

コンボの代わりに“スラッシュ”が行えるようになる。やり方は簡単で、右>右のように同方向へ2回攻撃を行うと強力なスラッシュ攻撃を行う。さらにスラッシュ攻撃が成功すると、スワイプラインが表示され、指示どおりの入力に成功するとスペシャルスラッシュ攻撃を行うことができる。

■ダッキング(二刀流)

左右の回避で対応できない横なぎの攻撃に対処できる屈み回避“ダッキング”。ただし縦斬りは通用しない。

新武器種は行動が追加されただけではなく、それぞれできない行動もある。両手持ち武器は回避が行えず、左右からの攻撃はそれぞれの方向へ向けてブロックする必要がある。また、二刀流武器は防御が行えず、すべての攻撃を回避するしかない。ただし、どちらもパリィは行える。
新武器種は一長一短だが、一撃の重さや手数の面で攻撃に特化していると言えるだろう。最初は基本の片手剣&盾を使って進み、慣れてきたら新武器種に換えてみるといい。

●レベルアップ時のステータス割り振りは超重要

本作はレベル制を導入しており、レベルアップすると基本ステータス(体力、アタック、シールド、魔法)を上げるためのスキルポイントが入手できる。入手したスキルポイントは任意に割り振りが可能だ。レベルアップには、“主人公自身のレベルアップ”と“装備品のレベルアップ(マスター)”がある。バトル終了時に主人公自身と身に着けていた装備品に経験値が入り、それぞれ規定値に達するとレベルアップとなる。

たとえステータス補正値が低い装備品でもマスターを見越して装備しておき、コツコツとスキルポイントを稼いでいけば後々基本ステータスに差がでてくるので、装備品マスター時のスキルポイントはとても重要。敵が高レベルになってからはステータス補正値が低い装備品をつけるのはかなりシビアなので、できるだけ早いうちにマスターしておきたい。

主人公のステータス割り振りもできるだけ早く傾向を決めること。例えば二刀流武器一本で行くと決めている場合、 シールドにスキルポイントを振ってい ると無駄になる。100000ゴールドを払えばスキルポイントを振り直すことが可能だが、できるだけ効率的に行きたいところだ。

●プレイスタイルに合わせて装備をカスタマイズするべし

本作の魅力のひとつである、膨大な数の装備品。装備品はそれぞれ固定のステータス補正値を持っており、同じ部位の装備品であっても体力が増加するものやシールドが増加するものなど、効果はさまざまだ。そこで装備品もプレイスタイルに合わせて選ぶ必要がでてくる。防御重視の安定スタイルであればシールドを重視、防御を捨ててパリィや回避で対応するガン攻めタイプならアタックを重視して装備品を選べばいいというわけだ。

 
▲シールドが増加するホリデイヘルム。見た目はかわいいが有用な装備だ。

とはいえ、必ずしも効率的なプレイが楽しいプレイだとは限らない。装備品は、装備するとすべての場面で反映される。時には自分の好きな装備、おもしろ装備でプレイし、普段とは違った楽しみ方をするのもいいだろう。

 
▲ひとつ前の写真で紹介したホリディヘルムがいつの間にか変化していた。こういった小ネタも随所に仕込んであるのだ。

●“ジェム”がもたらす無限の可能性

最後に『Infinity Blade II』から追加された要素のひとつ、装備品に装着する宝石“ジェム”を紹介しよう。ジェムにはそれぞれ「○○+○%」や「××時 ××を××獲得」のように追加効果や条件を満たすと発動する能力があり、装着した装備品を身に着けているときに効果を発揮するのだ。ジェムには7種類の形状があり、各装備品にも固有の形状をしたスロットがついている。当然、対応した形状のスロットにしかジェムを装着することは出来ないが、ジェムの効果はさまざまで、多様な組み合わせが可能。組み合わせ次第では装備の弱点を補ったり、特定の敵にとてつもない効果を発揮したりするのでお試しあれ。ジェムは敵からのドロップや宝箱、ストアからの購入することで入手可能だ。

さらに、ジェムは3つ合わせて合成することも可能。ジェム合成には一定の法則性もあるようなので試してみるといいだろう。慣れてくればジェム合成によってかなりの成果が得られるようになるはずだ。なお、ジェム合成にはゲーム内時間で1月(実時間で30分)かかるが、1000ゴールドを払えば即完成する。

ここまで『Infinity Blade II』のゲーム内容紹介を読んでくれた方には、本作がとてつもないクオリティで作り込まれ、かなりやり込みがいのあるゲームであるとおわかりいただけただろう。筆者もそこそこの時間やり込んではいるものの、なかなか終わりが見えない……。
1プレイの時間が短くいつでも中断できるモバイルゲームとしての利点が備わっているため、空いた時間にコツコツとプレイしハマり続けてしまうのである。本作で、空き時間に本気のゲームプレイを楽しんではいかがだろうか。

●刮目せよ! インフィニティな今後の展開

『Infinity Blade II』の進化はまだ終わらない! 現在はアップデートにより、Facebookなどと連動した“クラッシュモブ”を実装中。不特定多数のプレイヤーとオンラインで協力ミッションを行うことができる。その他の追加アップデートも予定しているとのことなので期待して待とう。また、関連作品として『Infinity Blade: Dungeons』が今年後半にリリースされる予定とのこと。内容は本家と異なり、ハック&スラッシュ系のゲームになるようだ。パッと見でもクオリティ が半端じゃないことがわかるので期待度大。こちらも続報が楽しみである。

[関連記事]
※『Infinity Blade II』がアップデート! 60000体もの敵をみんなで倒すオンライン要素クラッシュモブが実装
[外部リンク]
※EPIC公式YouTubeリンクはこちら

Infinity Blade II

メーカー
Chair Entertainment Group, LLC
配信日
配信中
価格
600円[税込]
対応機種
iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、およびiPad に対応。iOS 4.0 以降が必要。
備考
※価格は2012年5月9日現在のものです。

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