『Rogue Ninja』iPhoneで『シレン』ぽいのやりたいならコレ! レトロな雰囲気もいいね♪
2012-05-08 17:58 投稿
●懐かしいプレイ画面とゲームサウンドで病みつきになる
App Storeのおすすめゲームにドット絵で描かれたなんとも気になるアイコンを発見! 『Rogue Ninja』はその名の通り、『シレン』タイプのローグライクRPG。ほかのローグライク系のゲームと同様、一度始めるとなかなかやめられなくなってしまう中毒性の高さがありつつも、昔なつかしいレトロスタイルなドット画面に味のあるBGMも本作の大きな魅力。しかも、一見すると日本のメーカーが作っているように思えるが、じつは海外製。アイテムの説明が英語だったり、ワナが一切見えなかったり、日本のソレとは違う意味で辛口な部分もあるが、絶望的な状況から手持ちのアイテムを使っていかに脱出するか試行錯誤する、ローグライクならではの醍醐味はしっかりと味わえる。この手のジャンルをiPhoneで探している人にはぜひ遊んでみてほしいタイトルだ。
※海外ゲームの『ローグ』を起源とした、同一の特徴を持つRPGシリーズの総称。自動生成ダンジョン、敵も自分もターン制の行動、体力とべつに空腹の概念が存在、などがおもな特徴で、日本では『風来のシレン』シリーズなどが有名。
[注目記事]
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※【大塚角満の熱血パズドラ部!】第11回『グリーンコドラに罪はない』
『Rogue Ninja』のここが○ |
・愛嬌のある忍者と敵キャラクター ・見てすぐにわかる簡単操作 ・レトロなゲーム画面とBGM ・プレイするたびに変化するランダムダンジョン |
ここが× |
・アイテムの説明が英語で一部分かりにくい ・アイテムを装備しないと効果が分からない |
こんな人にオススメ |
・移動時間中など短い暇つぶしを求める人 ・ダンジョン攻略が好きな人 |
▲いちばん最初のコースセレクトではまだAコースしか選べないが、クリアーすればつぎに進めるようになる。 | ▲矢印の真ん中のボタンを押してから移動すると、進行方向の突き当たりまでジャンプできる。 |
画面を見てわかる通りとにかくシンプル! ローグライクといえば難しく複雑なダンジョン攻略と思いがちだが、ダンジョンをサクサク移動しながら目標のアイテムを探すだけ。コースセレクトに表示されているアイテムをダンジョン内で手に入れればダンジョンクリアーとなる。左下の8方向の矢印で忍者を操作し、刀と手裏剣を使い、敵との距離で攻撃方法を使い分けるといいだろう。攻撃と移動はターン制となっているので敵と交互に戦闘を行う。袋のボタンを押すとダンジョンで手に入れたアイテムが表示され、1ターン経過してアイテムが使用できる。武器、防具、お守りは装備することでその効果を発揮するので、忘れずに装備するように!
●ではさっそく、秘伝の巻物を見付けるために広大なダンジョンへ!
ダンジョンクリアーに必要なアイテムはダンジョンの最下層にあるようだ。しかし道中1度でも倒されてしまうと最初からやり直しというシビアな旅となる。ダンジョンに無造作に置かれているアイテムを駆使しなければ半分も行かずに倒されること間違いなし……。単純に見えて奥が深いのがローグライクRPGのおもしろいところ。覚悟が決まったところでいざ、出発!
▲画面左に表示されている簡易マップには、赤は敵、緑はアイテム、灰色は階段という様に表示されている。 | ▲画面上に表示されているステータスは左から、レベルと体力、空腹度、経験値となっている。 |
歩いた場所が自動で記載されるオートマッピングシステムを有効活用し、慎重に進んでいこう。と、言ってるそばから毒状態に……。モンスターの攻撃で毒ダメージをうけると、戦闘が終わっても移動するたびに体力が1減っていく。つまり、残り体力が3だった場合、3歩進めばゲームオーバーになってしまう。出足からこの状況では先が思いやられるが、こんなハプニングもクリアー後にはきっと思い出に変わるはず。
▲装備アイテムは装備しなければ効果が分からない。一度装備してから前の装備と比べてみよう。 | ▲複数の敵に囲まれてしまうと、高確率で死んでしまう。装備に自信がない場合は迷わずアイテムを使用し、その場を乗り切ろう。 |
ポーションや巻物、お札は自分に使ってパワーアップするか、使用することで敵を痺れさせたり眠らせたりすることができる。たとえば、つぎの階層へ移動すると、いきなり複数の敵に囲まれている場合がある。そういったときは巻物を使い同じエリアにいる敵を足止めし各個撃退していくなど、所持しているアイテムの数や置かれている状況によって使い分けることが大切。無闇に歩き回ると完全に包囲されすぐにゲームオーバーになってしまうため、アイテムの使いかたが生死を分けるといっても過言ではないのだ。武器や防具、お守りは純粋に自分の強さへつながってくる。拾った装備アイテムは一度装備してみないと詳細が分からない。初期装備ではまず最下層にたどり着くことは難しいので、筆者も先ほど拾った刀をさっそく装備してみたのだが……。
▲攻撃力の低い呪われた武器でもパワーアップアイテムを使用することができる。倒されてしまうよりはマシなので持っていたら使ってしまおう。 | ▲複数の敵に気付かれると、同時に移動してくるので最後には追いつめられてしまう場合も……。 |
まさかの呪われた装備!? このドクロマークが付いている装備アイテムは一度装備するとしばらく取り外すことができない恐ろしい呪い付き。すこし歩けば呪いが解ける場合もあるが、そのまま永久に外れないことも。とんでもないサプライズにもめげずにそのまま進むがあえなくゲームオーバー。勿論その場合は最初からやり直しとなるので心が折れることもしばしば……。
▲呪い武器に見えないトラップ。”泣きっ面に蜂”とはまさにこのこと。 | ▲同じ忍者の格好し敵は手裏剣も投げてくる。耐久力も高いので効率的なダメージを与えていきたい。 |
どんどん強くなっていく敵に瀕死まで追い込まれることにも慣れ、なんとか8階までたどり着く。しかし、敵がまわりにいないからといって油断していると、トラップ発動! 『シレン』シリーズと違い、まったく存在が確認できないトラップは、完全に運。ここだけはプレイヤーの潜在能力に委ねられてしまうのでご容赦ください(笑)。
▲やっとの思いで手に入れた秘伝の巻物! ここまでの苦労を考えると達成感が半端ではない。 |
絶妙なゲームバランスとシンプルな操作でやりこみプレイまで楽しめる本作。最初のAコースがどうしてもクリアーできない人は、パワーアップアイテムを集め装備を強化するか、最初の階層で多くの敵を倒しレベルアップで体力を増やしておくことをオススメする。階段を見つけたからといって、どんどん下層へ進むと強敵に囲まれ1歩も進めなくなってしまうといった事態も起こるので、そのあたりの慎重さも重要なポイントだ。
本作はランダムダンジョンという性質上、同じことの繰り返しになることは絶対にあり得ない。ゲームに慣れて、すべてのダンジョンをクリアーできるようになったなら、そのあとは縛りプレイなども試してみてはいかがだろうか。いかにマゾになりきれるかが、ローグ系RPGを楽しむ秘訣だぞ!(笑)(飯田ヘンリー和倫)
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※【大塚角満の熱血パズドラ部!】第11回『グリーンコドラに罪はない』
Rogue Ninja
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 250円[税込]
- 対応機種
- iPhone、iPod touch および iPad 互換iOS 5.0 以降が必要
- コピーライト
- (C) 2012 Q-Cumber Factory
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