1. サイトTOP>
  2. 『Batman Arkham City Lockdown』ゴッサムシティの夜回り先生、バットマン参上!

『Batman Arkham City Lockdown』ゴッサムシティの夜回り先生、バットマン参上!

2012-05-08 16:47 投稿

●ゴッサムシティの守護者“ダークナイト”がiPhoneに

本作は、PS3/Xbox360で発売中の『BATMAN ARKHAM CITY』と世界観を共有する、ミッション選択式のアクションゲーム。タイトルは『ARKHAM CITY(アーカムシティ)~』だが、本作では『BATMAN ARKHAM CITY』へ至る前のゴッサムシティでの戦いが描かれる。特筆すべきは、アンリアルエンジンで作られた精緻な3Dグラフィックス。据え置き機と比べても遜色ない美麗なグラフィックは、PS3版『BATMAN ARKHAM CITY』をプレイ済みの筆者も満足のクオリティだ。

▲正義のヒーロー“バットマン(別名:ダークナイト)”。彼のホームタウンであるゴッサムシティは悪人、犯罪者の巣窟となっている。普通の人間であり特殊能力を持たない彼は、己の腕力、知力、数々のガジェットを駆使して、ゴッサムシティを守り戦う。
『Batman Arkham City Lockdown』のここが
・アンリアルエンジンで作られた精緻な3Dグラフィックス
・やりこみ要素が満載
・豪華な特典
ここが×
・ボリュームがやや少なめ
・メモリが逼迫してくると頻繁に強制修了してしまう
こんな人にオススメ
・アクションゲームが好き
・アメコミが好き
・殺人だけは絶対に犯さないというポリシーを持っている


●シンプル操作で迫力の3Dアクションバトル

ゲームを開始すると、まずは操作方法のチュートリアルが始まる。画面をタップすると回避、左右へフリックすると打撃を繰り出し、敵の攻撃にあわせて下へフリックするとマントでいなして隙をつくることができる。基本の操作はこれだけで、あとは状況に応じたタップやフリック入力を求められることがある。バットマン謹製のガジェットはアイコンをタップするだけで使用可能なので、要所で使ってバトルを有利に進めよう。

▲右へ左へフリックフリック! パンチパンチ! その他上下のフリックを組み合わせることでアッパーやキックなどのコンビネーション攻撃が繰り出せる。

▲QTE(クイックタイムイベント)のように状況に応じた入力を求められることもある。入力に失敗すると痛い目にあうので、画面から目が離せない!

こういったフリック入力式のアクションゲームといえば、『Infinity Blade』を思い出す人もいるだろう。確かに基本操作は似ているので同じ感覚でプレイできるかもしれないが、本作の敵にはそれぞれ特殊行動が備わっており、攻撃/回避のタイミングを見極めないとザコにさえ勝つのが難しい。バトルが単調にならないようにデザインされているのだ。敵の動きをよく観察し、回避やいなし、カウンターのタイミングを計って反撃に転じよう。また、各ボス戦では演出に合わせてミニゲームが挿入され、基本操作のほかに各ボス戦特有の操作が求められる。美麗なグラフィックと派手な演出が相まって盛り上がりが最高潮に達するボス戦こそ、本作の醍醐味と言えるだろう。

▲ジャイロセンサー機能を使ったバットラングの制御。iPhone/iPod touch本体を左右に傾けて、敵に当たるようにうまくコントロールしよう。

▲不死身の巨人ソロモン・グランディにガッチリ握られているバットマン。脱出するために画面を素早くタップ、タップ! ボス戦にはこういったミニゲーム的要素が満載だ。

●秘密基地バットケイブから繋がるゲームシステムの数々

本作のメインメニューであるバットケイブ。そこから繋がるゲームシステムを紹介していこう。

▲いかにも秘密基地然としたバットケイブの画面。男の子なら誰しも憧れた環境がここにある。

まずはメインモードの“プレイ”。“プレイ”を選択すると、ゴッサムシティのマップ上に配置されたミッション選択画面に遷移する。各区画にミッションが複数配置されており、ザコミッションをすべてクリアするとボスミッションが解放され、ボスを倒すとほかの区画へ移動可能範囲が拡がって行くという仕組みだ。ミッションは通常、1対1の3Dアクションバトルを繰り返して進行するシンプルな構造になっており、クリアするとバットマンを強化するための経験値や報酬(ウェインテック・ポイント)を得られる。

▲クリア済みのミッションも繰り返しプレイできるので、敵が強くて行き詰まったらレベル上げも可能だ。

▲各ステージごとにひとつ配置されている制限付きのチャレンジミッション。それぞれチャレンジ内容に特色があって飽きさせない。

バットマンのカスタマイズを行える“ウェインテック”では、ミッションクリアで獲得したウェインテック・ポイントによりバットマンのコンバット(身体能力)とガジェット(装備能力)をアップグレードすることが可能。また“バットスーツ”ではバットマンのスーツを変更できるが、それぞれの身体能力補正値に差があるので注意が必要だ。ウェインテック・ポイントとバットスーツはミッションをクリアしていくことで入手できるほか、App Storeで購入することもできる。

▲初期状態ではザコのチンピラに殴られただけでもかなりのダメージをもらってしまう。とりあえずはコンバットのバットスーツ・アーマーの強化をオススメする。

▲バットスーツのバリエーションにはバットマンの中の人も存在する。イベントや演出中もバットスーツの見た目は変わらないので、かなりシュールな状況が発生してしまうのだ。

そして“特典”には、その名の通り特典が満載だ。本作に登場するキャラクターの情報が閲覧できる“キャラクターデータ”、最初から18枚もの壁紙が収録されている“壁紙”、PS3/Xbox360版の『BATMAN ARKHAM CITY』に繋がるコミックス『BATMAN ARKHAM UNHINGED』が読める“コミック・ビューアー”など、バットマンファンでなくてもバットマンの世界に引き込まれる、豪華な特典が収録されている。

▲キャラクターの詳細な情報、経歴、特徴などを確認できるキャラクター・データ。これでバットマン作品初心者も安心だ。

▲著名コミックアーティストによるペーパーコミックス(電子版)。本作中には登場しないキャットウーマンのエピソードが展開される。

●250円とは思えないクオリティ!

本作は、ステージ数“6”、総ミッション数“20”(2012年4月16日時点)で構成されており、アクションゲームに強い人であれば、集中してプレイすると3、4時間程度でクリアできるかもしれない。ゲームボリュームはやや少なめに感じるかもしれないが、クリア後も周回を重ねるごとに敵が強くなり、チャレンジレベルが上がり、新しいコンバット/ガジェットがアンロックされるなど、やりこみ要素が満載でどっぷりとバットマンの世界に浸っていられるのだ。筆者もコツコツとプレイを続けていたところ、いつのまにか10時間以上プレイしていた。

▲リーマンVS.チンピラ。リーマンといってもとある企業のCEOであり、ゴッサムで一番強いおじさんだ。

▲映画のワンシーンのようなボス戦の1コマ。この臨場感、没入感はスマフォアプリとは思えないレベル。

ここまで紹介してきたゲーム内容を見ていただくと、スマフォアプリとしてはかなりハイクオリティなタイトルであることに気づくはず。プレイすれば、美麗な3Dグラフィックス、タフなアクション、自由度の高いカスタマイズ、豪華な特典など、250円という価格を超えた内容だと感じてもらえるだろう。ただ本作で惜しむらくは、メモリが逼迫してくると頻繁に強制修了されてしまうということ。頻繁に強制修了される場合は、専用のアプリでメモリを開放するか一度本体を再起動した後、再度プレイを試みてもらうしかないようだ。

そういった短所も大目に見れるほど素晴らしいゲームプレイを提供してくれる『Batman Arkham City Lockdown』。iPhoneアプリで本格的な3Dアクションを体験したいという人、バットマンの世界を堪能したい人には是非オススメしたいタイトルである。(ちんぴら)

Batman Arkham City Lockdown

メーカー
Warner Bros.
配信日
配信中
価格
250円[税込]
備考
※価格は2012年5月8日現在のものです。

ピックアップ 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧