本作は、かわいらしいドット絵で描かれたディズニーキャラクターたちといっしょに冒険をするRPGだ。すべてがドット絵で表現された味わい深い世界観やカジュアルで遊びやすいバトルシステムなど、さまざまな魅力が詰まっている。
本記事では、そんな『ディズニー ピクセルRPG』の見どころを紹介していこう。
ディズニーキャラクターたちが共闘する魅力あふれる世界観
それぞれのワールドには多彩なディズニーキャラクターたちが暮らしており、世界の住人たちと協力して異変を解決していくのが基本の流れだ。
ストーリー冒頭では3つの世界から異なるミッキーマウスが登場したりと、思わぬキャラクター同士の掛け合いが楽しめるのも、物語の見どころとなっている。
各世界の主人公と呼べるキャラクターとの出会いはもちろんのこと、ワールドによっては本来敵対する相手と共闘することも。オーロラとマレフィセントが共闘して異変に立ち向かったりと、ストーリーの展開も目が離せない。
章ごとに新たな世界を冒険することになるため、ディズニーキャラのストーリーを知っているほど物語は楽しめるだろう。
ストーリーでは、“マネーバ”という敵がキャラクターの姿を真似て登場することもある。ボス戦ではディズニーキャラの姿で敵として立ちふさがり、クライマックスシーンとして盛り上げてくれる点も見どころだ。
パーティ編成の奥が深いバトルシステム
本作は最大5体のキャラクターでパーティを編成して戦うシステムで、キャラクターはストーリーやガチャを通じてゲットしていく。
ガチャはミッキーマウスをはじめ、ジーニーやラプンツェル、ピーター・パンなど多くのキャラが登場。ドット絵で表現されたキャラクターたちのアクションもかわいらしく、戦闘中も動きを見ているだけで癒される。
戦闘はオーソドックスなコマンドバトルに近く、各キャラごとに3つのアクションを自由に選択していく。使えるアクションはこうげき、ぼうぎょ、スキルの3つで、1ターンごとにどのアクションを使用するかを変更可能だ。
スキルを使用する場合は全キャラ共通で使うSPを消費するため、どのキャラでスキルを使い、どのキャラで攻撃をするかといった判断が重要になってくる。
SPは攻撃、防御のアクションによって毎ターン回復していき、最大100までチャージが可能だ。
バトル中はこのSPの管理が非常に大切で、闇雲にスキルを使いすぎるといざという場面で活用できなくなってしまう。
使えるスキルの効果は、キャラクターによってさまざまだ。たとえばラプンツェルの場合は味方全体の回復、ジーニーであれば味方全体に攻撃力アップなどの支援効果を付与できる。
スキルによって消費SPも異なり、全体回復ができるラプンツェルは30とやや重め。効果の大きいスキルほど、SP消費量は増えるイメージだ。
基本的なバトルの流れはSP管理と適切なアクションの選択になるが、ほかにもゲージが溜まると使えるミラクルアクションという大技も用意されている。
こちらは画面右下のゲージが溜まると発動可能で、味方全員が力を合わせて一気に大ダメージを与えられるというもの。ミラクルアクションにはいくつか種類があるようなので、アクションの選択や、どのタイミングで使うかも重要になってくるだろう。
キャラ育成やアバター要素などやり込み要素も充実!
レアリティ解放や能力強化などはアイテムを使用するため、くり返しステージを周回して育成素材を集めていく形だ。オート周回機能も用意されているので、素材集めで苦労することはなかった。一部のやり込み要素以外は、サクサク強化していけると考えていいだろう。
育成要素の中でもユニークなのは、アイテムを消費するとランダムで付与できるアビリティカスタムだ。
こちらは特定条件で効果を発揮するアビリティをひとつ付与するもので、どのアビリティが付与できるかはランダム。スキルと相性のいいアビリティカスタムを追求すれば、お気に入りのキャラクターをより強くできる。
そのほか、時間経過で素材を獲得できる探索や、素材を集めてアバターを作るクラフト機能など、遊ぶほどにやれる要素も増えていく。
とくにアバター機能については、好きな人はドハマリしそうな内容だ。ゲーム開始時にプレイヤーのアバターを細かく調整していくのだが、やり込むと衣装も自由に変えられるようになる。
ディズニーキャラモチーフの衣装も登場するため、欲しい服のために素材を集めて、クラフトをするのも楽しみのひとつになるだろう。
衣装はストーリー中も反映されるため、お気に入りの姿で多彩な世界を冒険しよう!
やり込み要素は充実しつつも、複雑な要素はなくRPGに慣れていない人でも気楽に遊べる『ディズニー ピクセルRPG』。
ディズニーが好きな人はもちろん、ドット絵に惹かれた人にもおすすめしたいタイトルなので、配信がスタートしたらぜひプレイしてみてほしい。