ファミ通App編集者が選ぶ“2023年もっともハマったゲーム”【その4】『Pokémon Sleep（ポケモンスリープ）』

今年1年、編集者が遊びまくったゲームを大告白！ 【本日の担当：ナンセンス矢野】 ファミ通App編集部員が2023年にもっともプレイしたスマホゲームを日替わりでご紹介する年末特別企画！ 本日はファミ通Appのナンセンス矢野がご紹介させていただきます！ 私が今年もっとも遊んだゲーム！それは『Pokémon Sleep（ポケモンスリープ）』です。 睡眠×ゲームという斬新すぎるコンセプトを打ち出して話題になった『ポケモンスリープ』ですが、私も最初は半信半疑でプレイを初めたものの、7月21日のリリース以降、1日も欠かすことなくプレイ（睡眠計測）するくらいには完全に生活の一部になっております。 ポケモン好きの人たちはもちろんプレイしていると思いますが、このゲームは、僕らのようなゲーマーでもハマれる要素がじつはてんこ盛りとなっておりまして。。 ちょっぴり説明が難しいのですが、その魅力をがんばって紹介させていただきます！ ▼編集部のみんながハマったゲーム 朝起きるのが“超”楽しみになるポケモンたちの寝顔 ゲームの目的は、夜に睡眠計測を行い、翌朝ポケモンの可愛い寝顔を見ることで“ポケモン寝顔図鑑”を完成させていく、というもの。 プレイヤーの分身となるのが画面中央のカビゴン。“ねむけパワー”という数値を高めていくことで、翌朝の起床時にカビゴンの眠気に誘われたポケモンたちが様々なかわいい寝顔を見せてくれて、その眠りに来たポケモンを仲間にしていく、というゲームサイクルとなっております。 この眠りに来るポケモンたちの寝顔がとにかくかわいい！ 一部ですが、こちらをご覧ください。 どうですか？これまでのシリーズでは見たことないレベルのかわいい寝顔ですよね！ だいたい1匹のポケモンにつき4種類の寝顔が用意されていて、現状ですと118匹、463種類の寝顔が実装されていて、毎日のように新たな寝顔を見ることができます。 この寝顔見たさに毎日かかさず睡眠計測をするようになったのですが、このゲームのキャッチコピーは「いい睡眠リズムを、捕まえよう」。文字通り、睡眠計測アプリとしての役割も担っています。 たくさんのポケモンの寝顔を見るには、ねむけパワーだけでなく、プレイヤー自身の“睡眠スコア”も重要。 そのため毎日睡眠計測することになるのですが、毎日計測していると1週間ごとに睡眠リズムも評価してくれます。その評価が高いと、ポケモンの育成に必要な“アメ”が多くもらえたりするので、より効率よくこのゲームを進めようとすると“健康的な睡眠をとること”が重要となり、結果的にプレイヤー自身の睡眠リズムも改善される、というゲームをプレイしながら健康になれる一石二鳥のアプリなんです！ ちなみに矢野は『ポケモンスリープ』のプレイを初めてから朝寝坊も減りましたし、毎日の睡眠時間も30分ほど長くなりました。まんまとハマっております。ありがとう『ポケモンスリープ』！ 理想のポケモンに出会える喜び 日中は、ねむけパワーに影響するカビゴンの“エナジー”を増やす時間です。ゲーム的にはいわゆる“放置ゲーム”のようなもので、仲間になったポケモン5匹を編成し、きのみや食材集めをおてつだいしてもらってカビゴンのエナジーを増やしていきます。 ▲持ってきてくれたきのみや食材をポポポポポッと拾うのが気持ちいいんです。 ポケモンにはそれぞれ、“おてつだい能力”というステータスが割り振られており、同じポケモンでも性格やサブスキルなどで微妙に個体差が出てくる点がゲーマーがハマる要素！ リリースされた7月頃は、毎朝いろんなポケモンの新しい寝顔に出会えるのがうれしくて「明日はどんなポケモンが来るかなー！ワクワク！」っていうモチベーションでプレイしていたのですが、ある程度プレイを進めてゲームの理解が深まってくると、同じポケモンでも「食材はコレで、性格はこう、そしてサブスキルにアレを持ってるポケモンが来たら最高なんだけどな」と、自分の編成に足りない部分を補うようなポケモンを仲間にしたくなってきて、その理想形のポケモンが仲間にできたときの高揚感は、ほかのゲームのガチャとは比べものになりません！ ▲性格は20種類、サブスキルは17種類からランダムに割り振られており、さらに持ってくる食材もレベル30以降は固定ではなくなるため、理想的なおてつだい能力のポケモンが仲間になるのは超低確率。 一日に出会えるポケモンの数は最大でも19匹ほど。有限であるがゆえに狙ってるポケモンが来たときの喜びもひとしおなんです。 思わず愛が芽生えてしまうほどロングスパンの育成 狙いのポケモンが来たら、そこから育成が始まるのですが、このゲームの育成は、これまでに経験したことがないほど時間がかかります。 参考までに、レベル1からレベル30まであげようとすると経験値が約12000EXP必要なのですが、1回の睡眠で得られる経験値はたったの100EXP（アイテムやサブスキルで増やせます）。単純計算でレベル30にするだけでも120日の睡眠が必要になるわけです。 ▲アメはポケモンの進化にも使います！ もちろん、育成は睡眠だけでなく、アメ（1個あたり25EXP）を使うことでもできるので、実際はそこまでの時間はかかりませんが、育成の難度はなんとなく伝わるか思います。ゆえに！ 1匹のポケモンへの愛がこれまでのシリーズとは比べものならないほど芽生えるのです…！ 来る日も来る日もともに睡眠をとることで、いつのまにか手持ちのポケモンが好きになっている、という『ポケモンスリープ』ユーザーの方も少なくないと思っています。 このほかにも、1回のおてつだいにかかる“おてつだい時間”や、おてつだいの効率に関わる“げんき”、メインスキルの“スキル発生確率”など、カジュアルゲームとは言えないほど細かい数値が設定されていて、知れば知るほどゲーム的にもハマってしまう、それが『ポケモンスリープ』です！ 基本的には現在プレイ中のゲームの時間を奪わずにプレイできますので、サブゲーをお探しの方はぜひプレイしてみてください！ ついでに睡眠も改善しちゃいましょー！！！ （ナンセンス矢野）

対応機種	iOS／Android
価格	無料（アプリ内課金あり）

ジャンル	その他
メーカー	ポケモン
公式サイト	https://www.pokemonsleep.net
配信日	配信中
コピーライト	©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. Developed by SELECT BUTTON inc.