『ヴイアライヴ』定点観測-16:初ゲーム実況は3人の候補生合同で開催!【アイマス日記第258回】

2023-07-27 18:03 投稿

モデルもパワーアップし、初のゲーム配信を盛り上げる

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

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2023年7月25日、『ヴイアライヴ』としては初めてのゲーム実況配信が行われた。今回は3人の候補生による合同配信で、バンダイナムコエンターテインメントからリリースされている『PAC-MAN MUSEUM+』に挑戦。ゲーム実況はストリーマー界隈では定番のジャンルで、YouTubeでの配信活動をメインにしている本プロジェクトでも待望の企画と言えるだろう。

『ヴイアライヴ』が始動する前のこと、『アイマス』プロジェクトを統括する波多野公士氏のインタビューの中でも『ヴイアライヴ』を使ったアイマス以外のコンテンツへのアプローチについて言及しているが、今回はそれが実現した形だ。ちなみに、波多野氏は『アイマス』以外に『パックマン』にも携わっているということで、まさにうってつけのゲームチョイスだ。


配信開始直後、まずは3人の候補生のモデルがパワーアップしたことが発表される。これまでは表情と首の傾き、上半身の左右の傾き程度の動きだったが、今回から頭髪の揺れや両手が動いてピースサインや手を振るなどさらに豊かな表現を確立。動きが増えたことでより多彩に、候補生たちのリアクションが楽しめるようになった。

▲ピースしたり、手を振ったり、グッと拳を握るポーズもあり、結果的にじゃんけんもできるようになっていた。

今回、プレイする『PAC-MAN MUSEUM+』は1980年にリリースされた初代『パックマン』をはじめとして、これまでリリースされた同シリーズの中から14作品が収録されたスペシャルパッケージだ。初のゲーム実況は、その中から『パックマン256』と『パックマンバトルロイヤル』をプレイし、3人で対決する企画となる。

まずは、『パックマン256』の挑戦からスタート。こちらは、パックマンを操作しながらアイテムを拾いつつ、シリーズお馴染みの敵“ゴースト”の攻撃をかいくぐり、下から迫る画面崩壊に巻き込まれないよう逃げるというゲームだ。ゴールがないエンドレスなゲームとなっているため、ゲームオーバーになった時点でのスコアを競って、勝敗を決めることになる。

最初に挑戦したサラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)は、意気揚々と始めたものの油断したのかまさかの1分足らずでゲームオーバー。あっけない終了に唖然とする中、つぎのプレイヤーである灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)へバトンタッチ。ところが、愛夏さんはなんと30秒足らずで失敗し、趣味にゲームを挙げている上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)も、同じく30秒足らずで終了。まさかの展開に、流石に早すぎると“プロデューサー”のコメントでも笑いが起きつつ、ツッコまれていた。結果的には、トップバッターで1分たらずではあったものの、いちばん生き残ったレトラさんのスコアが高く初戦を勝利した。

続いての『パックマンバトルロイヤル』は、最大4人で対戦できるバトルロイヤルゲームだ。画面上に現れる“パワークッキー”を獲得して、巨大化し他のプレイヤーを食べて倒すことができる。また、他プレイヤーの攻撃以外に“ゴースト”も出現するので、当たらないようにしながら最後まで生き残ったプレイヤーが勝利。全5ラウンドで対決を行いいちばん勝利数を獲得したプレイヤーが優勝となる。

最初の5ラウンドでは、レトラさんと愛夏さんが2勝ずつで同点勝利。きちんと勝敗を決めたいということで、再戦に臨むが今度は宇宙さんが3勝したことで、結局全員が1回ずつの勝利となり、ここでも勝負がつかず。どうしても白黒つけたいということで、再度延長戦が行われることとなった。

第1ラウンドは、開始早々に巨大化した愛夏さんと宇宙さんに挟まれ、レトラさんがあえなく退場。ふたりの一騎打ちとなったところで、愛夏さんが偶然ではあるものの宇宙さんに体当たりをしかけ、“ゴースト”のいる方にはじき飛ばすファインプレーで勝利。そして第2ラウンドは、巨大化したレトラさんと愛夏さん同士がぶつかり、はじかれた愛夏さんの先にたまたまいた宇宙さんを食べるという、1ラウンドと類似のパターンを見せる。しかし、愛夏さんは巨大化したレトラさんから逃げ回っているうちに、“ゴースト”に接触してしまい、レトラさんが勝利を掴む。

第3ラウンドでは、愛夏さんと宇宙さんに“パワークッキー”を取られ、中々巨大化できず、“ゴースト”の回避に気を取られてレトラさんが愛夏さんに食べられ退場。1対1になったところで、宇宙さんが上手く“ゴースト”を愛夏さんの方に誘導し押し付けた後、様子を伺いながら巨大化し、“ゴースト”から逃げてきたところ襲う頭脳プレイを見せる。第4ラウンドは、まずは巨大化した愛夏さんが宇宙さんを攻撃し退場させる。宇宙さんは「なんで?異議あり!」と少々不満げなようで、どうも自分が思ったようにコントロールできていなかった素振りを見せる。生き残ったふたりの勝負では、“パワークッキー”を取ろうと焦った愛夏さんがうっかり巨大化していたレトラさんの前に飛び出してしまい、レトラさんが勝利。

最終ラウンドは、まずレトラさんがルート選択を失敗し、巨大化した宇宙さんの前に飛び出してしまい退場。同じく、愛夏さんも巨大化したタイミングで宇宙さんの近くにいたため、逃げ切れずに敗北。今回も、結局、愛夏さんと宇宙さんの2勝ずつで決着がつかない事態となった。

けっきょくもう一度『パックマン256』で勝負をつけようということになり、宇宙さんがトップバッターで挑戦。今度は冷静にプレイしようとチャレンジするも、高得点狙いで欲張ったたためか、30秒程度で“ゴースト”に接触してしまい終了。続く、レトラさんはさらに早い20秒程度でゲームオーバーになってしまうが、獲得したアイテムの差でスコア的には宇宙さんをリードする。最後になった愛夏さんは、ルート選択やアイテム確保などが功を奏し、最長となる1分30秒程度まで生存。最後は、“ゴースト”に挟まれてしまったがダントツのスコアをたたき出し、愛夏さんが優勝した。

最後は、ここまでの各自のプレイを観たうえで、YouTubeのアンケート機能を使った投票で初代ゲームクイーンを選出。レトラさんと愛夏さんは1回ずつ優勝しているため、その点数を加算したうえで、最終的には愛夏さんがゲームクイーンを獲得した。プレイした感想を聞かれたレトラさんが、「もっとやりたい!どこで買えるの?」とうまく誘導して『PAC-MAN MUSEUM+』を宣伝し、無事お仕事も完了。また、3人で他のゲームもやってみたいと楽しそうに語り合っていた。

初めてのゲーム実況は、いわゆる昨今のビッグバジェットタイトルではなく、レトロゲームに近い単純なものだったが、3人が和気あいあいと楽しむにはピッタリだったと言えるだろう。ただし、『パックマンバトルロイヤル』では思わず見入ってしまう白熱した展開もあり、最初のゲーム実況としては満点の内容だと感じた。今後もゲーム配信はやりたいという3人の希望も語られており、次はぜひ『アイマス』関連タイトルにもチャレンジして欲しいところだ。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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