『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE(北斗リバイブ)』“トキ 静かなる闘気”をレビュー!【世紀末コラム#21】

2023-04-09 18:00 投稿

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北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

トキがまさかの非戦闘拳士!?

『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』(以下、『北斗リバイブ』)を愛してやまないライターが、ひたすらに『北斗リバイブ』を楽しんでその想いを綴る世紀末コラム。

第21回となる今回は、最新拳士“トキ 静かなる闘気”の性能を確認しつつレビュー。はたして、非戦闘拳士の実力は?

アミバ 異世界覇王伝説

3月のランキングガチャとして登場した“トキ 静かなる闘気”(以下、新トキ)。かねてから「つぎのトキは非戦闘拳士になるんじゃないか?」なんてことが囁かれていたが、その通りの非戦闘拳士としての登場となった。

最近感心するのは、やはりスケジュール。その翌日、エイプリルフールとなる4月1日に突如として始まったのは外伝イベント“北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説”で、“究極闘神 トキ 静かなる闘気 (?)”がスタート。SR拳士として“アミバ 異世界覇王伝説”は配布された。


つまり新トキに対して、トキを偽るアミバが登場。偽る部分がエイプリルフールにもかかっているというわけだ。もちろん新トキが何の脈略もなく登場しているわけはなく、それ以前にはラオウも登場しているわけだから、この入念に組まれたスケジュールにはただただ関心するばかりだ。

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▲きっとこの並びをやりたかったに違いない。

このSRの配布に関しては、先日大阪で開催された第2回交流会でも予告されたいたもので、それが実現した形だ。


SRのユニバト編成は長らく更新がなかったので、新たなSR加入はうれしいね。

専用の背景があったり、鳩がドラゴンになっていたり、アイコンの変更などなど、本当に気合の入ったすばらしいエイプリルフールイベントだったんじゃないかなと思う。

新トキ性能確認

新トキは前述の通り非戦闘拳士だ。直接的な攻撃はできず、攻撃も受けることがない。編成できる非戦闘拳士は各編成に1体のみ。7人編成であればサポート枠に編成することが可能となっている。ただし、若干これまでの非戦闘拳士と違った部分もあるので、詳しい性能について見ていきたいと思う。

ルイ・リン 天の双星から搭載されているパッシブスキルLvダウンは、この新トキにも搭載。新トキ固有の目玉性能は“起死回生”で、受けたダメージを引き受け無効化。その50%分を“起死回生ゲージ”にチャージし、敵ターン開始時にこれをすべて消費して敵にダメージを与えるというものだ。

自身の二つ名にもなっている“静かなる闘気”は、固有の性能を持っておらず、付与されている拳士は自ターン開始時に闘気が上昇。この“静かなる闘気”は、2ターン目以降の自ターン開始時や必殺、奥義によって付与される。

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▲左が静かなる闘気、右が起死回生のアイコン。

ルイ・リン 天の双星やユリア 高潔なる眼差しとの大きな違いは必殺により自身の闘気が1000上昇するという部分で、これまでのように偶数ターンで奥義を発動するとは限らない。偶数ターンに必殺を発動できれば奇数ターンでも奥義を発動できるし、逆にこれにより空になった闘気を賄いきれなければ、偶数ターンでも奥義を撃てないなんてことも。

ユリア 高潔なる眼差しと同様に踏みとどまりと復活も付与することができ、踏みとどまり回数はユリアが計4段階、新トキが計6段階、復活はユリアが計3回、新トキが計2回になっている。

状態異常解除も優秀で、自ターン開始時に気絶、沈黙、秘孔縛、背裂、凍結、魔氷結を解除。ユリア 高潔なる眼差しにはなかった秘孔縛と魔氷結が追加され、範囲もランダム1体から全体に大幅拡大されている。このユリア 高潔なる眼差しに関しては、ピンポイントで“天啓”の全段階解除も搭載されていて、ガッツリ対策されているのも特徴だ。

▼新トキ性能まとめ
・“起死回生”でダメージ無効化
・“起死回生ゲージ”でダメージの一部を反射
・必殺で自身の闘気が1000上昇(偶数ターンでの奥義発動が約束されているわけではない)
・必殺で踏みとどまり付与(計6段階)
・奥義で復活付与(計2回)
・“静かなる闘気”で味方の闘気上昇
・全体の状態異常を解除
・奥義によりランダム1体の“天啓”全段階解除

新トキ使ってみた

まずはユリア 高潔なる眼差しとどっちが強いのかをざっくり検証。練気1桁位にいた方がたまたまフレンドだったので、新トキ、ユリア入りでそれぞれ10戦ずつフレンド対戦。もちろん相手は新トキ入りだ。当方はサウザーがおらず、戦闘力も30万強高い格上となっていて、基本的に負け越すかなといったお相手。新トキは★6必殺解放、ユリアは★5超覚醒。

▼新トキ
5勝5敗

▼ユリア 高潔なる眼差し
4勝5敗

ん~微妙。トキで5勝ならユリアでは全敗くらいになるかなと思ったが、現段階では超覚醒分のアドバンテージがあるだけに勝率には大きく影響があるわけでもないのかな、といった印象だ。試行回数が少ないように思われるが『北斗リバイブ』でのこの結果は、ユリアが大きく劣っているわけはないのは、長年プレイしているリバイバーであれば体感としてわかるのではないだろうか。

逆に超覚醒を残してほぼ変わらないのであれば、地力は新トキのほうが上と考えて間違いなさそうだ。あくまでも現段階ではの話。

●奥義回数について
これまでの非戦闘拳士との大きな違いとなる闘気回りであるが、必殺を撃てるか否かが大きく関わってくるため、かなり運要素強めだ。偶数ターンで必殺を撃てれば見事につぎの奇数ターンでも連続して奥義を撃つことができるものの、けっきょくそのターンを必殺で締めることができなければ、つぎの偶数ターンで闘気が足りず奥義を撃てなくなってしまう。

ということで、バトル中に撃つ奥義回数は、じつはこれまでの非戦闘拳士とさほど変わらないのかもしれない。超覚醒で奥義により必殺が確定すると大化けすることになるが強すぎちゃうのかな?

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▲起死回生をばらまくのがメインのお仕事なので、1回でも多く奥義を撃ちたいところ。そのためには必殺発動が重要だ。

●起死回生と起死回生ゲージ
仕組みは起死回生で相手から受けたダメージの50%を起死回生ゲージにチャージ。これを敵ターン開始時に敵人数で分割してターン開始時ダメージとして与えるというもの。ゲージ上限は最大HPの500%分だ。いまでいうと霞かラオウの攻撃を受けるとマックスになるって感じ。タイミングはほかのスリップダメージと同様となるので、プレイ感覚としてはこれまでとさほど変わらない。攻撃が終了し、一瞬間があってターンが渡って「うっ!」ってなるあのタイミングね。

ハートのHPがフルから瀕死まで持っていかれてるのも確認しているので、ボディーブローのようにけっこう効いてる。
起死回生での無効化、起死回生ゲージでのダメージと、新トキの攻防性能が凝縮されているメイン部分となっている。

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▲ハートのHPがここまで減ることもあるので侮れない。新たなスリップダメージの一種といった感じだ。

超覚醒は運要素を打破できるかが鍵?

実際使った感想は、すべてにおいてかなり運要素が強めという印象。起死回生が非常に強力なので、これが誰に飛んでいくかがポイントで、必殺や奥義での付与も“静かなる闘気”をトリガーとした確率となっている。

そしてこの必殺も当然ながら運。必殺が撃てなければ奥義も安定しないので、そもそも起死回生の抽選を受けられなかったりと、とにかくあらゆる場面が運に大きく左右される。

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▲起死回生があればラオウの後列攻撃も怖くない。ここがうまくかみ合うかが大切。

通常攻撃での後列シールドはユリアより効果が上がってるものの、正直ないに等しいレベルだ。やはりすべてはこの起死回生にかかっている。

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▲必殺で倍増したシールドでもこの程度。必殺がでなければさらに半分になるので付与されているのに気づかないなんてことも。必殺の場合は障壁も3枚付与される。

超覚醒でこの運要素が緩和されると大きくユリアに水をあけることになると思われるので、ここには大注目。奥義書2冊目がほど遠い筆者にはつらい現実だ。

北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG
メーカーセガ
公式サイトhttps://hokuto-revive.sega.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/hokuto_revive
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