
【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#61】スマホとスイッチでそれぞれ独自要素アリ!弾幕シューティング『怒首領蜂大復活』
2023-04-02 14:00 投稿
画面を埋め尽くす弾、弾、弾!
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第61回。
今回扱うのは、弾幕シューティングの金字塔とも言えるシリーズの初心者から熟練者まで広く楽しめる一作『怒首領蜂 大復活』。
スマートフォンで配信されているのは『怒首領蜂大復活 HD』および『怒首領蜂大復活 HD+』だが、本稿では同様に『怒首領蜂大復活』として扱う。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:1000円(税込)
※サブスクリプションサービス・Apple Arcadeに対応
ニンテンドースイッチ:2500円(税込)
『怒首領蜂大復活』とは
・弾幕シューティングの金字塔
・オートボム機能搭載でSTG初心者にもやさしい
・高難度のノーミスクリアーなどやり込み出せばプレイボリュームたっぷり
スマホ版とスイッチ版の違い
・価格はスマホ版のほうが安い
・アーケード版に加え、スマホでは専用モード、スイッチではバージョンアップ版など複数のバージョンを収録
・スマホ版は隠し機体や隠しBGMアリ、スイッチ版は画面の向き変更や2Pプレイに対応
初心者でも遊びやすい怒涛の弾幕STG
『怒首領蜂大復活』は、弾幕シューティングの金字塔である『怒首領蜂』シリーズの一作。
自機の弾幕が画面を埋め尽くすレベルのド派手な画面に加え、被弾時にオートでボムが発動するため実質残機が多めになっており、初心者でも比較的遊びやすいのがポイントだ。
使用できる自機はいずれも攻撃範囲の広いショットと正面にまっすぐ伸びるレーザーの2種類での攻撃が可能だ。
レーザーは敵の放つ一部のレーザー攻撃を打ち消せるので、必要に応じてショットとレーザーを使い分けていくこととなる。
また、ゲージが溜まればレーザー以外の弾も含めて敵の攻撃を相殺しつつ超広範囲に攻撃できるハイパーモードも発動可能。
大量の弾を打ち消しながら敵をせん滅していくのはなかなかに爽快だ。
オートボムのおかげで初心者でも触れやすくなっているが、まずはノービス(初心者向け)モードでのクリアーを目指したほうがいい程度に難度は高く、周回要素もあるので遊び応えはたっぷりとある。
また、パワーアップアイテムなどの要素がないため、被弾して復活した後もとくにパワーダウンすることなく再開できるのも魅力だ。
コンティニューもできるので、ノーミスなどにこだわらなければ最後まで進めるという点ではシューティングの入門として遊んでみるのもアリだろう。
それぞれに独自モードアリ!
『怒首領蜂大復活』のスマホ版とスイッチ版を比べたとき、まず違いとして挙げられるのは販売価格だ。
スマホ版はスイッチ版の半額以下となっており、Apple Arcadeに登録していれば無料でプレイ可能とかなりお手軽になっている。
また、スマホ版ではアーケード版と同様の仕様に加えてスマートフォンモードも搭載。
スマートフォンモードでは殺戮のSlaughterと威嚇のMenaceを合わせた“SMゲージ”が追加され、弾をかするように避けるとゲージがMに傾き、得点アイテムの倍率やハイパーゲージが上昇する。
敵を積極的に倒していけばゲージはSに傾き、ショットやレーザーが強化されるほか、敵を撃破した際に得点アイテムが出現する。
▲画面右上にあるのがSMゲージ。
▲スマートフォンモードではハイパー発動時に自機が固定され、ハンドルを回転させることで最後のハイパーキャノンを強化できる。
スマートフォンモードでは隠し自機も使用できるほか、プレイ中にポーズ画面を開いてスマホをブンブン振ることで隠しBGMである“どどんぱち大音頭”も再生できるなど、細かな要素も追加も多い。
また、スマートフォンモードではBGMの新たにアレンジされている(オプションでアーケード版と同じBGMも選択可能)。
一方でスイッチ版にはアーケード版の内容に加えてイベント限定で遊べた限定版や、上級者向けのアレンジが加えられた『怒首領蜂大復活ブラックレーベル』も収録されている。
各バージョンのアレンジ版やノービス版も選べるようになっており、より広いスタイルで楽しめる。
画像の通りスイッチ版は横画面に縦長の画面が挿入されたかたちとなっているが、オプションで画面の向きを横に変えることも可能。
ボタンの向きを画面に合わせることもできるが、敢えてボタンの向きを対応させないことで横シューティング的に遊ぶこともできる。
▲スイッチ版で画面の向きを変更したもの(右に回転するか左に回転するかは選択可能)。メイン画面の左右(上下)のスペースにはエクストラウィンドーを表示することもできる。
さらにスマホ版にはない要素として、スイッチ版では2Pプレイも可能となっている。
ひとりでプレイしても画面がエラいことになるが、ふたりプレイなら弾も倍でさらに濃密な弾幕を楽しめるだろう。
シューティングゲームのプレイ感に大きく影響する操作性だが、スマホ版のタッチ操作でも特別不便はない。
スワイプ操作で素早く自機を動かすこともできれば、指の押しつけかたを変えるようにすれば細かく動かすこともでき、自機を直接タッチしなくても操作できるので弾が見えにくくなることも少ない。
ある程度慣れは必要だが、タッチ操作だからと敬遠する必要はないだろう。
手軽に触れるならスマホ、ガッツリやり込むならスイッチ!
『怒首領蜂大復活』はスマホ版、スイッチ版ともにオリジナルのアーケード版を収録しており、そこにそれぞれのモードを追加で搭載している。
スマホ版は値段も安く(Apple Arcade加入者であれば無料)、本作自体のカジュアルさも相まって手軽に楽しみやすくなっている。
スイッチ版はシューティングゲームプレイヤーが慣れ親しんでいるであろうスティック操作で動かせることに加え、『ブラックレーベル』を含めた複数のバージョンが収録されており、好みに合わせてプレイできるのが魅力。
本格的に触るのであれば腰を据えて遊べるスイッチ版がオススメだが、軽く遊ぶ程度であればスマホ版でプレイするのがオススメだ。
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