
【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#58】操作性◎&無料体験版アリのPC版でお試しを!死神パズル『Felix The Reaper』
2023-03-12 13:00 投稿
それにしてもこの死神、ノリノリである
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第58回。
今回扱うのは、ヘッドホンを装着しノリノリに踊る死神を操作して死の運命を操作するパズルゲーム『Felix The Reaper』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:650円(税込)
ニンテンドースイッチ:1980円(税込)
Xbox:1200円(税込)
PC(Steam):1200円(税込)
※PC版は無料体験版あり
『Felix The Reaper』とは
・ノリノリの死神が死の運命を組み立てるパズルゲーム
・オブジェクトと太陽の位置を変えて影のなかを進んでいく
・ヒントは自由に見られるがそのぶん歯ごたえたっぷりの難度
スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版では一部ステージのマップ構成が変化
・他機種版ではクリアータイムも評価に影響するが、スマホ版ではタイム評価はカット
・操作の快適さはPC版がベスト
影を渡り歩いて死のお膳立て!
『Felix The Reaper』は、タイトル通り死神のフェリックスを主人公としたパズルゲーム。
正方形のマス目状に区切られたマップのなかで、影のなかしか歩けないフェリックスを操作して指定されたオブジェクトなどをゴールまで運ぶことでステージをクリアーしていく。
▲愛らしい主人公の死神・フェリックス。ゲームプレイ中も隙あらばダンスを披露してくれる。
▲死を司る部署で働くフェリックスは生を司る女性に想いを寄せている。その恋は叶わぬものと言われているが……?
フェリックスは影のなかしか歩けないが、本作では太陽の位置(影の向き)を90度変更することができ、位置や形の変化する影を渡り歩いていくことになる。
一部のオブジェクトは持ち上げて別の場所に置くことで新たな影を作り出せる。太陽の向きとオブジェクトの位置を上手く変えて、太陽の光に焼かれないように道を作るにはどうすれば、となかなか悩ませてくれる。
▲右下に表示されるボタンで太陽の位置を変え、影の向きを変えることができる。太陽の光に当たるとすぐに巻き戻されるが、光に当たった回数はクリアー時の評価に影響する。
▲クリアーにかかった手数などで評価が付けられ、一定ポイントを稼ぐことで追加のステージもプレイできるようになる。
移動とオブジェクトの持ち上げ、設置、そして太陽の位置変更と操作はシンプルだ。
しかしステージが進むにつれて移動するオブジェクト、積み上げることによる影の延長、太陽の位置を変えると形を変えるオブジェクト、などなどさまざまなギミックが登場する。
▲各ステージは特定のオブジェクトを指定された位置まで運ぶことでクリアーとなる。
▲クリアー時にはディスコチックな照明とともにフェリックスがノリノリなダンスを披露。
▲ステージによって仕掛けだけでなくマップのビジュアルも変化していく。
全体的になかなか歯ごたえのある難度となっているが、ノーマルモードであれば自由にヒントを確認できるので、パズルが苦手でもある程度トライしやすくなっている。
とくにクリアーしたステージの高難度版は最初のステージからかなり頭を使う内容になっており、ガッツリパズルを楽しみたい人にもオススメだ。
ステージ開始前やクリアー後に挿入されるセリフのないキャラクターたちの寸劇もかわいらしく、また音楽面もかなりオシャレ&ノリノリな仕上がりとなっているため、パズル要素だけでなく、雰囲気に興味を持った人は要チェックだ。
▲かわいらしいビジュアルで死亡シーンはきっちり描いてくるギャップも印象的。
▲メニュー画面ではBGMも自由に選択可能。全体的にオシャレな楽曲が揃っているため、音アリでのプレイがオススメだ。
スマホ版では一部ステージの構成が変化
『Felix The Reaper』はゲームのルールこそ変わらないものの、スマホ版と他機種版では一部ステージの構成が異なっており、当然クリアーまでの手順も変化している。
また、他機種版ではクリアーまでにかかった時間も評価項目に含まれるが、スマホ版では時間の項目は削除されている。
▲スイッチ版のクリアー画面。時間が問われるぶん操作スピードも重要になってくる。
操作性にも違いは見られ、スマホ版はタッチ操作で動かすことになるぶん、移動や持ち上げなどの動作で意図した場所とは違う場所を対象としてしまうことがある。
時間が評価項目に含まれないので、誤操作に気を付けて操作すれば問題ないとも言えるが、操作ミスが発生しやすいのはややストレスだ。
▲時間制限のあるボーナスステージはスマホ版だとかなりきびしく感じられた。
一方で他機種版はカーソルを動かして操作するため、タッチ操作に比べると操作ミスは起こりにくい。しかしカーソルの移動スピードが固定なので、もどかしく感じる場面もある。
スマホ版はカメラがつねに主人公を中心にするのに対し、他機種版ではカーソル位置にフォーカスがいくようになっているため、ステージを広く見やすいというのもひとつのポイントだ。
▲スイッチ版でズームをするとカーソル位置にカメラが寄っていく。遠くを確認したいときには便利。
細かい点だが、画面左上などの端っこにボタンが表示された際、画面の角が丸くなっているスマホではボタンが見えにくくなることもあり、クリティカルではないもののスマホ版は触っていて気になる部分が見られる。
▲ムービーシーンで左下に表示されるスキップボタンスも、クリーンショットでは問題なく表示されるが実際には大部分が隠れておりややタッチしにくかった。
無料体験版も配信されているPC版では、マウスを使ってカーソルを動かせることもあり、操作を正確に、かつスピーディーに行える。操作性に関してはPC版がベストと言えるだろう。
まずはPCで体験!
本作はステージの構成などに一部違いはあるものの、パズルゲームとしてのルールやゲーム性はどのデバイスでも共通している。
PC版は無料体験版が用意されているうえに、操作性の面でもいちばん触りやすい印象を受けるので、まずはPC版で体験してみるといいだろう。
実際に触ってみて気に入ったら、そのままPCで遊ぶもよし、遊びたい環境に合わせたデバイスで買うもよしだ。
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