
【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#33】販売形態に大きな違い!ガラス越しにイケメンとの恋を楽しむ『囚われのパルマ』
2022-09-11 13:00 投稿
囚われの彼に囚われて
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第33回。
今回扱うのは、カプコンからリリースされた恋愛アドベンチャーの『囚われのパルマ』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:120円(税込)
Android:120円(税込)
※全6話のうちプロローグとエピソード1がプレイ可能。以降は課金で解放。
ニンテンドースイッチ:4063円(税込)
※ダウンロード版の通常版。デラックスエディションやパッケージ版も存在。
『囚われのパルマ』とは
・孤島に囚われたイケメンとガラス越しの恋を楽しむ恋愛アドベンチャー
・監視カメラでふだんの様子を覗き見ることも可能
・夢のなかで彼にタッチして優しく起こしてあげるミニゲームも収録
スマートフォン版とニンテンドースイッチ版の違い
・スマホ版はエピソードなどを個別で購入、スイッチ版は課金要素をまとめて収録
・スイッチ版はTVモードの大画面で面会の臨場感アップ
・スイッチ版には設定資料などが見られるギャラリーモードが収録
ガラス越しに触れる絶妙な距離感
『囚われのパルマ』は、面会室でガラス越しにコミュニケーションを取るという一風変わったシチュエーションが楽しめる恋愛アドベンチャー。
記憶を失った男性キャラクターと面会室での会話やメッセージツールを使ったやり取りを通し、互いの距離を近づけていく。
▲攻略対象となるのはハルト(CV.梅原裕一郎)とアオイ(CV.内田雄馬)の2名。ふたつのシナリオは独立しており、それぞれで主人公となる女性の立場も異なる。
▲ハルトやアオイは、とある事情から孤島にある施設に囚われており、主人公は彼らの記憶を引き出す役割を受けて同じ孤島で生活することになる。
本作は大きく分けると目玉となる面会、些細な雑談や面会につながる重要なやり取りなどが展開するメッセージ、そしてメッセージに使用する話題を探すための島での活動、この3つから成り立っている。
島にある各種施設を訪ねて、従業員などとの会話から話題を獲得し、その話題をもとにメッセージで会話を進め、特定の会話が終われば面会に進めるようになる。
▲島にいる人々も個性豊かなメンバーが揃っている。
▲集めた話題を使ってメッセージを送り、距離を近づけていく。話題によっては何度も送ることができ、親密度によって同じメッセージでも反応が変化してくる。
▲施設内で入手したアイテムをプレゼントすると、そこから発生した話題でスチル(1枚絵)を見られることもある。
▲メッセージをやり取りして条件を満たせば面会が可能。面会を通してストーリーが進展していく。
基本的にはいわゆるアドベンチャーゲームの要領で会話を進め、選択肢を通して相手の質問に答えるなどのやり取りを行うが、本作のコミュニケーションはそれだけではない。
面会中は会話だけでなく、場面によっては相手が手をついているガラスに自分も触れて手を合わせる、あるいはお互いの額を突き合わせるといった触れ合いも発生する。
▲シチュエーションによってはかなり距離が近くなる。
また、囚われの身というシチュエーションらしく、相手となる彼の部屋には監視カメラが仕掛けられており、部屋での様子を覗き見ることも可能。
島で集めたアイテムをプレゼントした際にはそれを受け取った様子や部屋の変化も確認でき、そこから新たな話題が手に入ることもある。
▲面会後のひとり言やプレゼントを受け取った反応が見られる。
ストーリーは全6話となっており、各話をクリアーするごとにミニゲーム“夢アプリ”も解放される。
夢アプリはその名の通り夢のなかでの体験が楽しめるもので、彼の部屋に入って寝ている彼をタッチして優しく起こしてあげる、といった内容になっている。
▲彼が気持ちよくなるポイントを探してタッチし、制限時間以内にゲージを貯めればクリアー。目覚めのひと言が楽しめる。
▲アクセサリーを着ければセリフの雰囲気も変化する。
販売形態や画面表示、操作方法などに違い!
『囚われのパルマ』のスマホ版とスイッチ版との違いでまず大きいのは、販売形態の違いだ。
スマホ版は本体価格が120円(税込)となっており、こちらはハルト編とアオイ編のプロローグとエピソード1がプレイでき、エピソード2以降は別途購入が必要になる。
スイッチ版はふたりのメインストーリーがすべて収録されているほか、面会時に発生する延長会話(スマホ版では課金要素)もすべて追加課金なしで楽しめる。
また、メインストーリーとは異なる会話が楽しめるメモリアル面会やテレフォンイベントなども一部が解放されているほか、夢アプリのアクセサリーも一部が課金なしで使用可能だ。
▲スマホ版は各種コンテンツをその都度購入するので、低額で少しずつ体験できる。スイッチ版はまとめて購入できると考えれば手間が少ない。
▲スイッチ版では最初から遊び心のあるアクセサリーが解放されており、アクセサリーによる変化がどんなものなのかをより広く確認できる。
スイッチ版もダウンロードの通常版の場合は一部エピソードなどが追加コンテンツパックとして販売されているが、パッケージ版やダウンロードのデラックスエディションなどであれば、それらも含めた全要素が最初から収録されている。
ビジュアルやボイスが好みで全要素をプレイしたいと思うのであれば、スイッチ版で購入するほうが手っ取り早いだろう。
また、スイッチ版は携帯モードとTVモードの両方に対応しており、TVモードではより大きな画面で楽しめるため、モニターのサイズによっては実際の面会さながらの雰囲気が楽しめる。
▲TVモードの場合はタッチ操作が使えないので触れ合いのアクションもコントローラ操作になるが、大画面でプレイすればより没頭できるだろう。
▲TVモードの場合、額を近づけるシーンではコントローラをガラスに見立てて顔に近づける操作になる(画像は『囚われのパルマ』公式サイトより)。
▲イベントスチルをより大きく表示できるのもスイッチ版の魅力。
上記の画像を見てもわかる通り、スイッチ版は横画面でのプレイに対応しているが、縦画面に切り換えることも可能。
携帯モードはタッチ操作に対応しているため、縦画面表示にすればスマートフォンと同じ要領でプレイすることも可能だ。
細かい点で言えば、スイッチ版は面会シーンを除く場面で会話をスキップすることも可能。話題集めなどをよりスムーズに行える。
そして、スイッチ版独自の要素としてギャラリーモードも搭載されており、各種設定資料やイベントスチル、ノベルティに使用されたイラストなども閲覧可能だ。
手軽く遊べるスマホ版、どっぷり楽しめるスイッチ版
『囚われのパルマ』のゲーム内容は、スマホ、スイッチどちらも変わらず、操作感にもそこまで差はない。
スマホ版は120円からプレイを始められるほか、各エピソードなども少額で購入できるため、プレイのハードルが非常に低いのがポイントだ。
一方でスイッチ版はスマホ版に比べるとまとまった値段での購入になるが、課金コンテンツである面会延長やメモリアル面会などが解放されており、独自要素としてのギャラリーも楽しめる。
移動中にプレイするか家でじっくり遊ぶかといったプレイスタイルで選ぶか、まずはスマホ版で手軽に雰囲気を確認し、面会延長なども含めたっぷり楽しみたいのであればスイッチ版でプレイするのがいいだろう。
もちろん、ビジュアルなどが好みであれば最初からスイッチ版を購入するのがオススメだ。
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