『アイドルマスター シンデレラガールズ』完全新作となる10周年記念アニメーション先行上映会の模様をレポート

2022-08-29 21:00 投稿

すべてのアイドルが登場するスペシャルアニメーションが公開!

2022年8月28日、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の10周年を記念した特別アニメ『ETERNITY MEMORIES』が公開。同日には、東京都・グランドシネマサンシャイン池袋にて、本作の上映とキャスト陣が登壇しての舞台挨拶が実施された。

【舞台挨拶出演者】
梅澤めぐ(辻野あかり役)、洲崎綾(新田美波役)、津田美波(小日向美穂役)、松井恵理子(神谷奈緒役)、松嵜麗(諸星きらり役)

本稿では、“プロデューサー”待望のアニメ本編のあらすじや舞台挨拶の模様をレポートしよう。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』のこれまでが詰まったストーリー

アニメ本編は約50分近くの長編ストーリー。『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)で行われたイベント“生存本能ヴァルキュリア”の“アインフェリア”と神崎蘭子率いる“ムスペルヘイム”のファンタジックなバトルシーンからスタート。その後、“島村卯月”、“乙倉悠貴”、“神谷奈緒”、“喜多見柚”、“関裕美”、“辻野あかり”、“新田美波”、“二宮飛鳥”、“村上巴”、“諸星きらり”の10名が主人公となるオムニバスストーリーが展開。『デレステ』だけではなく、ソーシャルゲーム版『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、『デレマス』)で行われたゲーム内イベントのほか、アニメ、漫画、ライブ、ラジオなどのあらゆる要素が盛り込まれた集大成的な作品だった。

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上映終了後の舞台挨拶では、梅澤めぐさん(辻野あかり役)、洲崎綾さん(新田美波役)、津田美波さん(小日向美穂役)、松井恵理子さん(神谷奈緒役)、松嵜麗さん(諸星きらり役)が登壇。

 
全体_エンディング①
 
全体_引き②

まずは、本編を振り返り各キャスト陣がトークを行う。洲崎さんはオープニングとなった“生存本能ヴァルキュリア”のシーンや、“財前時子”の登場シーンをピックアップし、“時子”様のアップの表情がスクリーンに映し出されると会場からも拍手が上がる。

 
洲崎綾②

▲洲崎綾さん

松嵜さんは、サンシャイン広場でアイドルたちがイベントを行っているシーンをピックアップ。こちらは、キャスト陣が初期のころに行った実際のイベントがモチーフとなっており、演じているアイドルに置き換えた形だ。松井さんは、“神谷奈緒”がメインとなる“蒸機公演クロックワークメモリー”のシーンを挙げ、収録の思い出を語った。今回のアニメではクライマックスシーンのみだったので、ぜひ続きが見たいとアピールされると会場からも拍手が上がった。

梅澤さんは、本編に登場したいまの“辻野あかり”とちょっと未来の“辻野あかり”の会話シーンをピックアップ。津田さんは、“乙倉悠貴”が主役の“メルヘンメモリー”のパートから、“三村かな子”と“五十嵐響子”の「おいしいから大丈夫だよ!」という名言や、全編通して可愛らしい世界観に癒されたと語った。

さらに、松嵜さんは前述のサンシャイン広場のシーンについて、当時の写真などの資料が残っていなかったが、今回制作に携わったスタッフが、個人的に持っていた画像を元に作成されたことが明かされる。そのスタッフは、当時、一般の“プロデューサー”として参加していたということで、10年という歴史が続いたことで起こった奇跡に会場からも拍手が起こった。

 
松嵜麗①

▲松嵜麗さん

続いては、各キャスト陣がこれまでの活動を振り返りつつ、思い出を語るコーナーへ。

松嵜さんは、コンテンツに関わることでライブの楽しさを知れたことを挙げる。ライブに向けて、さまざまな演出や工夫を考えるといった形で楽しめるようになったと語る。

津田さんは、大勢がいるコンテンツに参加したことで、たくさんの声優友だちができたことだと語る。『アイドルマスター』以外の現場でも、キャストと会うと安心感が生まれて、共演できることが楽しくなったと可愛らしいエピソードが明かされた。

津田美波①

▲津田美波さん

洲崎さんは、キャラクターを通しての思い出や時間を共有できたことを挙げる。ライブのステージ上で誕生日を祝われたこともあり、これまでの人生にないほどたくさんの人に「おめでとう」と言ってもらえたことは、このコンテンツに携わったおかげだと感謝の言葉を述べた。

松井さんは、ひとりのキャラクターと長期に渡って演じていることが楽しいと語る。時間とともに、キャラクターの成長も感じ取れて、自分で演じながらも親のような目線にもなっているとうれしそうだ。

松井恵理子①

▲松井恵理子さん

梅澤さんは、いままで生きてきた中でこれだけたくさんの人と関わることがなく、ライブやイベントを通してさまざまな繋がりができたことが嬉しかったと語る。普通は経験できないようなチャレンジのおかげで、人生が豊かになったと自身の成長も実感しているようだ。

津田さんは、この際だからやりたいことをみんなで語ろうということで、“小日向美穂”の地元である熊本県でライブがしたいと語る。その他、洲崎さんはバラエティ企画のロケを、松嵜さんは故郷の福岡県でのライブに参加したことがないので、同県でのライブが行われる際には出演メンバーに入れて欲しいと語った。

終わりの挨拶では、各キャスト陣の絆の深さや“プロデューサー”との繋がり、それぞれがコンテンツに参加した当初の思い出と自身の成長や、10年の歴史という重みと、この先への希望などが語られる。梅澤さんは、9月3日~4日に開催される『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LIKE4LIVE #cg_ootd』へも参加するということで、同イベントのアピールもしっかり行っていた。

梅澤めぐ②

▲梅澤めぐさん

最後は、津田さんの掛け声に合わせたキャスト陣の「アイマスですよ、アイマス!」でイベントは終了した。

全体_エンディング③

10周年記念のメモリアルにふさわしい豪華なアニメーションは、すべてのアイドルが登場しているという点がウリのひとつではあるが、アイドルの出演シーンはもちろんさまざまな小ネタが仕込まれており、何度でも見返して考察も楽しみたい大作だった。また、舞台挨拶ではキャスト陣の感想だけではなく、それぞれがコンテンツに関わってきた歴史も振り返る内容で“プロデューサー”必見の映像だ。

現在、本作『ETERNITY MEMORIES』だけではなく、舞台挨拶の模様も『アイドルマスター』のYouTube公式チャンネルにてアーカイブ配信が行われているので、是非チェックしていただきたい。

『アイドルマスター』公式チャンネルはこちら

THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

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