重厚な世界観で描かれる予想外にシリアスなストーリーにも注目!『勝利の女神:NIKKE』CBTリポート

2022-08-16 18:00 投稿

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勝利の女神:NIKKE

ハイクオリティのビジュアルは必見!

『ディスティニーチャイルド』で知られるキム・ヒョンテ氏が率いるSHIFT UPより開発、Level Infiniteより配信予定のスマートフォン向け新作ゲーム『勝利の女神:NIKKE』。

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本作は、”ラプチャー”と呼ばれる鋼鉄の生命体により地下に追いやられた人類が、美少女ヒューマノイドNIKKE(ニケ)とともに地上を奪還するべく戦いをくり広げるガンシューティングRPGだ。人類が地上で生活しなくなり、荒廃したビルなどが残っている近未来の世界観やビジュアルは、ポスト・アポカリプスな世界が好きな人にはとくに刺さることうけあいだ。

そんな本作のCBTに参加する機会を得たので、詳しい内容を紹介していこう。

ゲームの見どころ
・6種の武器を使い巨大なメカと戦う白熱のガンシューティング
・メインストーリーはフルボイス!メカデザインや重厚な世界観で描かれる物語も必見
・箱庭要素、マルチプレイなどやり込み要素も充実

6種の武器を使い巨大なメカと戦う白熱のガンシューティング

本作のジャンルはガンシューティングで、前方に現れる敵を銃で狙って撃っていく。移動などは必要なく、照準を合わせるだけでいいので操作は容易だ。

バトルパートにおいて最初に注目したいのは、ビジュアルの美しさ。メカのデザイン、荒廃した都市のステージ、そして美しく描かれるキャラクター。ストーリーパートだけでなく、戦闘中のキャラグラフィックも非常にクオリティが高い。

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バトルシステムについても簡単にふれていこう。

基本ルールはシンプルで、画面上をスワイプして敵に狙いを定めるだけでオーケー。アサルトライフルなどは敵に照準があっていると自動的に発射、ロケットランチャーなどは指を離すと発射される。発射はオートなので、狙いを定めることにだけ集中できるのがありがたい。

また、指を離すと自動的にキャラは遮蔽物に隠れ、敵の攻撃を逃れてくれる。隠れているとリロードもしてくれるので、プレイヤーは敵を狙う、指を離すというふたつの動作だけで簡単に戦えるのがポイント。

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戦闘で使える武器種は全部で6つあり、キャラによって使用できる武器は異なる。

小型の敵が密集しているならロケットランチャー、近づいてくる敵はショットガン、遠くの敵はスナイパーライフルと、状況に応じて対処するキャラを切り換えていくことが重要だ。

戦闘時は5体までキャラを編成でき、戦闘中はいつでも操作キャラを変えられる。操作していないキャラはオートで戦ってくれるのだが、厄介な敵が現れた際は自分で操作していち早く処理するといった操作も求められるだろう。

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また、一部近接武器など特殊な武装を使用するキャラクターも存在。武器種自体はアサルトライフルなどに分類されるのだが、特殊なモーションで戦ってくれる。

同じ武器種でもキャラによって細かなモーションが異なるので、戦闘時のモーションも注目だ。

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操作はシンプルだが迫力のある戦闘シーンや、武器のバリエーション、敵側のギミックなども豊富で、やり応え抜群のガンシューティングとなっている。

迎撃可能なミサイルを大量に発射したり、チャージ後に突進してくる敵など、急いで対処しないとピンチになる攻撃を仕掛けてくるボスも多いので、手に汗握るバトルが楽しめた。

エイムアシストもあるためそこまで慎重に狙う必要もないので、シューティングが苦手な人でも気軽に熱いバトルが体験できるはずだ。

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より詳細な戦闘システムについては別記事にて紹介しているので、気になる人はそちらを参照してほしい。

メインストーリーはフルボイス!メカデザインや重厚な世界観で描かれる物語も必見

キャラクタービジュアルが魅力的な本作だが、それと同じくらいメカデザインがカッコイイ。

敵であるラプチャーは、人類を追い詰めているだけあり非常に禍々しい見た目をしている。とにかく武装を詰め込んだデザインの敵から、機関車のようなデザインで武装をしていたりと、ロマン溢れるフォルムには惚れ惚れしてしまう。

ストーリーが進むたびにカッコイイ機械が登場するので、新しい敵と出会うこともプレイを進めるモチベーションになっていた。

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ラプチャーとニケの戦いを描く、フルボイスで展開されるメインストーリーも、シリアスな物語が好きな人にはたまらない仕上がりだ。キャラクターボイスは井口裕香さん、内田真礼さん、水瀬いのりさんなど豪華声優陣が演じている。

ビジュアルから美少女との甘い物語を想像しがちだが、仲間であるニケの扱いはあくまで兵器。新米指揮官である主人公はニケを人間のように扱うのだが、当の本人たちは自分たちを兵器だと自負しており、ドライな死生観を持つ者が多い。

意味がないと言われても怪我をしたニケに包帯を巻こうとする主人公はなんとも人間らしいが、その行動がニケたちにどのような感情を与えるのか。ストーリーが進むたびにニケとの絆も深まるが、シリアスなストーリーだけに先の展開が不安になってしまう。

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ラプチャーと戦うはずの人類も一枚岩でないどころか、内部でのドロドロとした力関係に振り回されたりと、たびたび面倒を押し付けられながらニケとの絆を育んでいくのが、今回読めた範囲のストーリー。

人語を介するラプチャーの登場や、地上に残って戦うニケなど、疑問やさまざまな勢力が登場するストーリーは非常に読み応えがあるので、シリアスな物語やポスト・アポカリプスな世界観が好きな人にはとくにオススメしたい。

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箱庭要素、マルチプレイなどやり込み要素も充実

キャラクターとの交流、やり込みコンテンツ、マルチプレイについても確認できた範囲で紹介しよう。

アプリではおなじみの要素だが、本作でもキャラクターにプレゼントを贈ったり、会話をすることで好感度を上げることができる。好感度がアップするとステータスアップのほか、個別ストーリーも読めるのでメインで使用するキャラにはどんどんプレゼントを贈っていきたい。

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また、ある程度ストーリーが進むと“前哨基地”が解放され、ニケたちが生活する拠点として活用できる。

前哨基地では新たな施設を作ったり、キャラを派遣して時間経過で報酬をもらえるコンテンツのほか、一定時間ごとに育成素材が溜まる要素も。放置要素に近く、ログアウトしていても簡単に育成素材が溜まっていくため、レベル上げは楽に進められる。

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そのほか、ソロでチャレンジするやり込みコンテンツとしては、ボスに挑戦してスコアを稼ぐ迎撃戦や、先の見えないセクターを攻略していくものがプレイできた。

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迎撃戦はマルチコンテンツとしても用意されており、“迎撃戦・協同作戦”として最大5人で挑戦できる。

マッチング開始をタップして、5人が集まるとまずは手持ちからキャラクターを選択することに。ほかのプレイヤーが選択するキャラも選べるので、不足している役割などをうまく分担することが攻略のカギになりそうだ。

なお、レベルは全員40で固定となっていたため、レベル差は気にせず遊べるものと思われる。

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いざ戦闘がスタートしたら出現したボスに全員で攻撃して、制限時間内により多くダメージを与えていく。

ふだんと違い1キャラの操作にのみ集中できるため、余計なことを考えずボスと戦えていつも以上に熱くなれる。味方が狙っている位置も照準で見えるため、狙う部位を味方と合わせたり、逆に分担する連携プレイができたときの手応えは抜群だ。

オート操作がないぶん、5人全員が集中しないとハイスコアは狙えなそうだが、本気でやりたい人はパーティーを組んで挑めば一層盛り上がれるだろう。

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ビジュアル、ストーリー、ガンシューティングの爽快感。いずれも高いクオリティに仕上がっており、正式リリースが楽しみになる『勝利の女神:NIKKE』。

どの要素を見ても作り込みの深さが見て取れる出来栄えなので、配信開始時はぜひともプレイしてみてほしい。

勝利の女神:NIKKE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルFPS/TPS
メーカーLevel Infinite
公式サイトnikke-jp.com
公式Twitterhttps://twitter.com/NIKKE_japan
配信日配信中
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