WiMAX2+サービス『@nifty WiMAX』の評判は？他サービスと比較したメリット・デメリットを解説

ニフティではWiMAX2+のサービス『@nifty WiMAX』を提供していたが、現在はサービスを終了している。

『@nifty』と聞くと、光回線のプロバイダを思い浮かべる方も多いのではないだろうか。

ニフティは1986年からネットワークサービスを運営している老舗プロバイダ。しかし、ニフティのWiMAXサービスは2022年現在、新規受付を停止しているため申し込むことができない。

この記事では、@nifty WiMAXの評判やメリット・デメリットを解説。@niftyのWiMAXの特徴がわかるように解説しているので、WiMAX選びの参考にしてみてほしい。

@nifty WiMAX（ポケットWiFi）は月額がもっともお得なWiMAXではない

@nifty WiMAXは、キャッシュバックのキャンペーンを行っておらず、もっともお得なWiMAXではない。

それに対して、WiMAXを提供している主要プロバイダの月額料金・キャンペーンは以下の通りだ。

@nifty WiMAXの評判をネット上の口コミから徹底分析！

@nifty WiMAXの評判について、Twitterなどネット上の口コミから集めた。まずは悪い評判、よい評判をそれぞれ見ていこう！

@nifty WiMAXの悪い評判

SNSやネット上の口コミを調べると、『解約の仕組みが複雑』という声が多かった。

解約の詳細は後述するが、@nifty WiMAXを解約する場合は【1.WiMAXの解約】と、【2.@nifty会員の解約】の両方をしないといけない。このnifty会員の解約をし忘れると、毎月270円が延々と請求されてしまう。

そのほかにも通信速度が遅いという評判があったが、WiMAXはどこで契約しても同じ通信品質なので、対応エリアや周辺の建物状況が悪かったのだろう。

@nifty WiMAXのよい評判

SNSやネット上の口コミでは、『料金が安い』と月額への評価が高かった。

2022年現在では『GMOとくとくBB』など、もう少し安いプロバイダがあるが、@nifty WiMAXもそこまで悪い料金設定ではない。料金面で魅力を感じて契約した方もいるはず。

また、公式サイトにはハッキリと記載されていないが、更新タイミングになった際に特別料金＆新機種で更新の案内をしているようだ。WiMAXは4年目以降の料金が高くなる傾向があるので、乗り換えが面倒な方にはうれしい。

@nifty WiMAXの評判まとめ

@nifty WiMAXの悪い評判・よい評判をまとめると、『解約の仕組みが複雑』『料金が安い』『更新タイミングでお得な料金で案内された』といった内容が多かった。

料金に関しては、もう少し安いWiMAXがあるのでなんとも言えないが更新タイミングでお得な案内をしてくれるのはうれしい。

いちばんの難点は解約方法が複雑なこと。電話が繋がりにくいのも厄介。nifty会員を別途解約する手間もかかる。

口コミだけでは判断しにくいので、@nifty WiMAXのメリット・デメリットも見ていこう！

@nifty WiMAXのメリット

@nifty WiMAXのメリットを調査した。

@nifty WiMAXのメリット：利用開始月の月額料金が無料！

@nifty WiMAXでは、初月（申し込んだ月）の料金が0円。

他社WiMAXでは日割りという設定が多い中、利用開始月の料金が無料なのはうれしい。通信費の節約になりそうだ。

利用開始のタイミングは@nifty WiMAXを申し込みした日。月初めに申し込みすれば、ほぼ1ヵ月分の料金が浮くのでお得だ。

しかし2022年現在は新規受付を停止しているため、すでに契約できなくなっている。

@nifty WiMAXの7つのデメリット

つづいて、@nifty WiMAXのデメリットも見ていこう。全部で7つあるので、それぞれ解説していく。

@nifty WiMAXのデメリット1：月額料金が高い

@nifty WiMAXは、キャッシュバックのキャンペーンを行っておらず、もっともお得なWiMAXではない。

それに対して、WiMAXを提供している主要プロバイダの月額料金・キャンペーンは以下の通りだ。

@nifty WiMAXのデメリット2：キャッシュバック受取時期が遅い

@nifty WiMAXのキャッシュバックは貰える時期が1年後と、かなり遅め。

受取方法はクレジットカード払いの場合、振込口座の指定手続きを振込予定月の前月にする必要がある。@niftyで発行されたメールアドレス宛に手続き用メールが届くので、@niftyのメールアドレスを使わない方は要注意。

支払い方法が口座振替の場合、とくに手続きは不要なので受取忘れの心配はない。クレジットカード払いで支払いをしている方は、メールの確認を忘れないようにしてほしい。

@nifty WiMAXのデメリット3：解約方法が複雑で面倒

@nifty WiMAXの解約は電話で受付けている。口コミによると、解約時のオペレーターの対応がよかったと評判だったので、安心して解約を申し込める。

解約金はデータ端末の残債も加算され、高額となるので注意。解約する際は、なるべく更新月に手続きしよう。

@nifty WiMAXのデメリット4：解約金が高額

※更新期間は3年経過後の1ヵ月間で、最初の更新期間は37ヵ月目。更新期間が過ぎるとまた3年契約が始まる。

@nifty WiMAXでは、データ端末代金を800円×24回の割賦で支払っている。

解約したときに、データ端末代の支払いが終わっていない場合は残債が請求されるので注意。

そのため、1年契約ではあるものの必然的に2年間契約することになってしまう。

@nifty WiMAXのデメリット5：端末が届くまで少し遅い

大したデメリットでもないが、@nifty WiMAXは端末の発送が少しだけ遅め。

人気の他社WiMAXでは、即日発送が当たり前となってきた。@niftyの利用料金は申し込み日からカウントされるので、少し損するのも気になる。

急ぎでWiMAXを使いたい方は、店舗で即日受取も可能な『Broad WiMAX』がおすすめだ。

@nifty WiMAXのデメリット6：お得なキャンペーンがない

@nifty WiMAXでは、キャッシュバック以外に魅力的なキャンペーンの実施がない。

WiMAXは通信品質が同じなので、料金面やキャンペーンで差別化していることが多い。人気のWiMAXではお得なキャンペーンを実施していることが多いのだが…

@nifty WiMAXのデメリット7：@nifty基本料金がわかりづらい

@nifty WiMAXの4ヵ月目以降の月額料金は4,350円なのだが、この内訳は『@nifty WiMAX利用料金4,100円』＋『@nifty基本料金250円』となっている。

@nifty WiMAXを利用する場合は@niftyの会員になる必要があるが、@nifty基本料金250円は会員費のようなもの。

@niftyのほかのサービス（@nifty光や、auひかりでプロバイダを@nifty選んだ場合など）を利用している場合、この250円は不要になる。

料金設定がわかりにくいのは大きなデメリットだ。

速度や対応エリアなどはすべて同じ！WiMAXならGMOとくとくBBがお得！

ここまで@nifty WiMAXの評判やメリット・デメリットを解説してきたが、@nifty WiMAXはすでに新規受付を停止している。

WiMAXはどのプロバイダも同じ回線を使っているので、速度や対応エリアなどに違いはない。

そのため、キャッシュバックを含めた実質料金がもっともお得なプロバイダを選びたい。

キャッシュバックを含めた実質料金でもっともお得なのはGMOとくとくBB！

ここでオススメなのは高額キャッシュバックがあり、3年間利用したときの実質月額がもっとも安いGMOとくとくBB。

WiMAXの主要プロバイダと比較してみよう。

※実質月額はキャッシュバックを加味した総支払総額を37ヵ月で割って算出。

いま申し込むと最大49,000円還元！

GMOとくとくBBは最大49,000円のキャッシュバックが受け取れる。

他社からの乗り換え時にかかる違約金によって以下の金額が還元されるのだ。

このように高額のキャッシュバックが受け取れるので、違約金が原因で乗り換えに二の足を踏んでいるならこの機に乗り換えよう。

GMOとくとくBBのキャッシュバックの注意点

GMOとくとくBBでキャッシュバックを申し込むときには、受け取り時期に注意が必要だ。

GMOとくとくBBのキャッシュバックが受け取れるようになるのは、申し込んでから11ヵ月目以降。

11ヵ月目に届くメールから手続きをすると、その翌月末にキャッシュバックが指定の口座振込まれる。

うっかり手続き期間を忘れてしまうと23,000円以上も損してしまうので気を付けたい。