契約するならどっち？SoftBank AirとWiMAXを徹底比較

自分の家にWi-Fiルーターを設置するとき、どんなものを選べば料金がお得で、快適な通信ができるのか？

今回は『ソフトバンクエアー』と『WiMAX』を徹底的に比較していく。

この記事を読めばわかるように徹底的に比較してみた。

SoftBank AirとWiMAXの料金・スペック（速度）・対応エリアを徹底比較！

SoftBank Airは『Airターミナル4』というWi-Fiルーターがあり、WiMAXにはホームルーターである『Speed Wi-Fi HOME L02』と、持ち運び用の『WiMAX W06』と2種類のWi-Fiルーターがある。ここから3つを比べていく。

一覧表を見る限りでは、通信速度の面でWiMAXが優れている。では、詳しく見ていこう。

SoftBankAirとWiMAXの料金を比較！

まずは両者の料金を比較してみよう。

SoftBank AirはWi-Fiが無制限使い放題なので、WiMAXの使い放題のプラン『UQ Flatツープラス ギガ放題3年』と料金を比較する。

最初から付く割引を考慮してみよう。

これを踏まえて基本料金を計算したのが下の表だ（いずれも税抜）。

スマホもなく、Wi-Fiルーターの契約だけだと、基本料金はSoftBank Airのほうが3,800円で安いが、『SoftBank Airスタート割』は12ヵ月間なので、13ヵ月目からは4,880円になる。

WiMAXは『UQ Flatツープラスおトク割』が24ヵ月適用され、その後は名前を『長期利用割引』に変えて、永年500円割引される。

では、3年間の基本料金の合計金額がいくらになるか？計算した結果が下の表だ。

SoftBank Airの合計金額が162,720円、WiMAXの合計金額が147,008円。SoftBank Airのほうが高いということがわかった。

では、スマホもそれぞれの携帯会社で契約した場合の基本料金の合計金額はどうなるのだろうか。

まず、スマホを同じ会社（SoftBank Airはソフトバンク、WiMAXはau）で契約すると

という名前で、携帯料金がそれぞれ1,000円毎月割引されるサービスが付く。

そして、SoftBank Airは『おうち割光セット』を付けると『SoftBank Airスタート割』が1,000円から500円に変更になるので、その点を考慮して再度3年間の基本料金の合計金額を計算してみると、以下の表の通りだ。

SoftBank Airの合計金額が162,720円、WiMAXの合計金額が147,008円。やはりWiMAXのほうが安いということがわかった。

だからといって、『WiMAXがおすすめ』とは言えない。

単純に計算した基本料金の比較では、確かにWiMAXのほうがお得ではあるが、WiMAXには3日間で10GBという速度制限があるからだ。

動画をよく見る場合は、速度制限がかかると動画が見れない通信速度になり、イライラすることが増えるかもしれない。

SoftBank Airもベストエフォート形式を採用しているので、速度制限がかかることがあるが、その地域でのアクセスが集中すると発生するので、速度制限がいつ起こるかはわからない。

また、携帯会社を同じにすればスマホの料金が割引になると先ほど述べたが、auはWi-Fiルーター1回線に付きスマホ1台のみなのに対して、SoftBank Airは、同居している家族のスマホがソフトバンクなら全員の料金が割引になる。

SoftBank Airは家族が多いほど割引される金額が大きくなる（4人家族ならスマホ料金合計4,000円引き）。

SoftBank AirとWiMAXのスペック（速度）の比較！

続いて通信速度について見てみよう。速度でユーザーが気になるのは下りの速度だ。

WiMAXのほうが圧倒的に速いが、これらの数字は理論値。実際に出ることはまずない。

日曜日の夕方のネットが混雑する時間に、筆者の使っているSoftBank Airの速度計測をしてみたが、下り速度が612Mbps出ていた。

これだけ出ていれば、動画も問題なく見れるし、複数の端末が接続しても、ストレスフリーでネット接続可能だ。もちろんインターネットゲームを同時にやっても問題ない。

SoftBank AirとWiMAXの対応エリアの比較

続いて、対応エリアについて見てみよう。

SoftBank Airは『AXGP』『SoftBank 4G』『SoftBank 4G LTE』の3回線を使用している。とくにSoftBank 4G／4G LTEは全国的に展開されているので、対応エリアはとても広い。

WiMAXは『WiMAX2+』『au 4G LTE』の2回線を使用している。ここで注意したいのが、3日で10GB以内なら使い放題なのは『WiMAX2+回線』のみであるという点。

WiMAX2+回線は、スマホキャリアの4G／4G LTEと比べると対応エリアが狭く、都市部が中心となる。au 4G LTEを使えばエリアは広がるが、こちらは1ヵ月で7GBまでしか使えない。

つまり、WiMAXは都市部がメイン、SoftBank Airは全国対応で使えるわけだ。

SoftBank AirとWiMAXの乗り換えサービスを比較！

SoftBank Airでは、『あんしん乗り換えキャンペーン』を実施していて、乗り換え時に発生する違約金・家庭用ネット回線の撤去工事費を満額還元してくれる。

このキャンペーンは、公式サイトから申し込んでも可能。公式サイトのキャンペーンにプラスして、オリジナル特典もある『Yahoo!BB』・『正規代理店』からも申し込める。

筆者がWiMAXではなくSoftBank Airを選んだ理由！

筆者自身はSoftBank Airを使っているリアルユーザーだが、SoftBank Airを選んだ理由は、

の3つ。

『使い放題』『家庭の通信費を抑える』この2点を満たす内容で契約ができるのが、SoftBank Airだった。

子どもがいる家庭では、とにかくYouTubeを見る。そうなると、速度制限のない家庭用Wi-Fi回線が必要不可欠だ。

それがなければスマホの料金を安く抑えることができない。たとえばスマホ料金がひとり7,000円でも、4人家族なら28,000円。けっこうな出費になる。

しかしわが家はSoftBank Airがあるから、スマホ代を安く抑えられている。実際の明細を公開してみよう。

2018年10月分の家族4人のスマホ代が9,466円、SoftBank Air代が4,646円で合計14,112円（税込）。

『使い放題』『通信費を抑える』が実現できているし、通信制限もほぼないいまのネット環境には満足している。

だから筆者としては、スマホも家庭用回線もソフトバンクで統一することをおすすめしたい。

契約するならどっち？SoftBank AirとWiMAXを比較！のまとめ

SoftBank AirとWiMAXについてまとめてみた。このように改めて比較すると、それぞれの長所がみえてきて、どちらのWiFiルーターを選ぶべきかわかるようになる。