9周年を迎える『MJモバイル』とホロライブのコラボが決定!『ジャグラー』コラボを皮切りに大躍進を続ける本作の仕掛人に直撃

2022-07-22 20:00 投稿

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ついにVTuerとコラボへ!独自のコラボ先を切り開く仕掛人に訊く

2022年7月、セガより配信中のスマホ向け麻雀ゲーム『セガNET麻雀 MJ』(以下、『MJモバイル』)は、サービス開始から9周年を迎え、記念キャンペーンが続々と開催中。

01_新バージョン「Ver.7.0」

さらに、VTuberグループのホロライブ所属タレント8名とのコラボが実現し、各タレント同士が対局する『MJモバイル』トーナメントも開催される。

そこでファミ通Appでは、『MJモバイル』におけるコラボイベントの歴史を振り返りつつ、ホロライブ所属タレントとのコラボにいたった経緯をうかがうプロデューサーインタビューを実施した。

本稿では、プロデューサーの吉田一馬(文中:吉田)氏から語られた9周年の情報や『MJモバイル』にかける想いも合わせてお届けしていこう。

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9周年を切っ掛けにUIリニューアルや新企画が続々登場!

──9周年を記念してさまざまな企画が始動したとうかがっております。まずはUIの大幅リニューアルについてお聞かせください。

吉田 対局中のUIや演出は煮詰めてからリリースしており、現在も好評をいただいているので、今回の変更点には挙がりませんでした。しかし対局へ入るまでの導線は、見やすくシンプルをモットーに、これまでに実施したことのない規模でリニューアルしました。

とくに対局直前の画面遷移や秒数は、かなりこだわってアップデートしています。昔からプレイしていただいている方々がなじみやすいように、2022年7月のアップデートで急激に変更せずに、今後数回に分けて段階的にリニューアルを進めていく予定です。

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──『MJモバイル』のベテランプレイヤーにとって、従来のプレイ体験が損なわれないリニューアルになっているということなのでしょうか?

吉田 そうですね。昔から麻雀に親しみ、現在も『MJモバイル』をプレイしてくださっている方々が、我々にとってベストなプレイヤーだと私は思っています。その一方で、昨今の情勢によって麻雀の一般市場が縮小傾向にある中、ゲームでのみ麻雀を遊ぶ方々が増えていることも事実です。

そこで、そういった方々にとって麻雀体験の足掛かりになれるようなアップデートも実施していく予定です。『MJモバイル』では定期的にアンケートを実施しているのですが、本作を始めた切っ掛けとして“友達からの紹介”という非常にローカルな理由がもっとも寄せられています。

これまでプライベート戦をプレイするためには、4人のプレイヤーを集める必要がありました。しかし、7月のアップデートでコンピューターが入るようになり、現在はふたりや3人でもプライベート戦を実施できるようになっています。

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各種SNSアカウントでログインできるようにしたことで新規登録の手間も減りましたし、さらにLINEを利用して友達に招待が送れる機能も追加しました。LINEから招待を受けた場合は新規登録をせずとも、ゲストとして即座に対局へ入れるので、未プレイの方でも気軽に誘いやすくなったと思います。

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──ゲーム内のリニューアルは既存のプレイヤーを考慮しつつ、ゲーム外で利便性を高める新規プレイヤー向けのアップデートも実施されるわけですね。

吉田 はい。さらに9周年からは、各種SNSを活用していく予定もあります。これまでは公式Twitterアカウントや公式Youtubeチャンネルをほとんど活用していませんでしたが、若い運営メンバーの声を受けて、お知らせ用のSNS運用以外も実施していきます。

その一環として、通話やチャットの複合サービスであるDiscordで『MJモバイル』公式サーバーを立ち上げました。当初は開発メンバー内で必要性を疑問視する声もあったのですが、私がDiscordを使った社内大会などを推し進めた結果、社内でも好評の声が上がり、公式サーバーの運用が実現しました。

→【公式】『セガNET麻雀MJ』Discordサーバーはこちら

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──吉田さんの主導によって、現代的なSNSの活用が決まったと。

吉田 その面もありますが、じつは私もボイスチャットへのハードルの高さを感じていました。しかし、家庭で私の息子がボイスチャットをしながらゲームで遊んでいる姿を見たときに、若年層に麻雀を体験してもらうためには現代的なツールやSNSの活用が必要だと感じ、9周年のチャレンジとして企画を先導していきました。

──そのほかに9周年を記念して実施されたことはありますか?

吉田 9周年記念というわけではないのですが、リニューアル以降にディリーミッションを実装しました。すべて達成するとMJチップを獲得できるガチャのチケットを獲得できるのです。ただ“MJチップ”が手に入るのではなく、ガチャに挑戦してもらい、その結果に応じて大量の“MJチップ”が獲得できることもあります。

04_チップGETガチャ

“ジャグラー”シリーズコラボを皮切りにコラボにさらに注力!

──ランダムに景品数が変わるといえば、遊技機の“戦国乙女”シリーズとのコラボが9周年の直前から開催されていましたね。

吉田 “戦国乙女”シリーズとのコラボは非常に勢いがあり、多くの方々にご好評をいただいております。セガサミー内での遊技機コラボはこれまでに数多く実施されてきたのですが、“戦国乙女”シリーズのような他社遊技機タイトルとのコラボは数が少なく、2021年の“ジャグラー”シリーズコラボが初でした。

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ちなみに“ジャグラー”シリーズとのコラボ時には、お客様が一気にログインしていただき、サーバーアラートが出るほどの事態が発生しました。

──開発内でうれしい悲鳴が上がっていたわけですね。その一方で、セガサミー内タイトルとのコラボと勝手が違う部分もありそうですね。

吉田 実施後は順風満帆でしたが、コラボ企画が立ち上がった当初は、“ジャグラー”シリーズは人気のキャラクターが大量にいてなおかつ、シリーズも豊富で選定するのに苦労しました。

結果、人気なのを選定する必要あるのか?ということで、最近のシリーズ全てでコラボをやらせて欲しいとお願いしました。私自身がスロット遊技機を好きなこともあって、他社遊技機コラボの第1弾はどうしても“ジャグラー”シリーズで実現したかったんです。そこで版元の北電子へ私が営業に向かい、コラボの打診をしていました。

先方からの反応は悪くなかったものの、おたがいに他社コラボの経験がなかったので、試行錯誤も多くありましたが、最終的にはうまく落とし込むことができました。そして“ジャグラー”以降には、開発メンバーがコラボ用に増員され、いまでは毎月に1回はコラボイベントが実施されています。

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──“ジャグラー”以前には、3ヵ月か4ヵ月に1回ほどのスパンでコラボイベントが開催されていたようですね。

吉田 9周年を節目にさまざまなチャレンジを実施していますが、じつは“ジャグラー”コラボの前後から新たなことへの挑戦を意識しています。コラボ頻度を増やしたことに加えて、『大海物語』や『P牙狼月虹ノ旅人』といったパチンコ遊技機、新日本プロレスリングや吉本興業といった団体とのコラボも、その一環だと言えます。

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タイトルの情報は公開できませんが、現時点では2023年の1月あたりまで毎月のバリエーション豊かなコラボ開催が決まっていますので、ぜひ楽しみにしてもらえればうれしいです。

新たなチャレンジ!ホロライブとのコラボが決定!

──ほかにお話いただけるコラボ情報はありますか?

吉田 ゲーム内でコラボタイトルのアイテムを獲得できるトーナメントを開催するわけではありませんが、ホロライブ所属タレントの方々とのコラボが決定しています。

──9周年全体を通してチャレンジをテーマとされている中で、それまで以上の新たなチャレンジになりそうですね。

吉田 既存プレイヤーの皆さまにはUIのリニューアルにより、より快適な『MJモバイル』をプレイしてもらいたいと考えています。一方で、リアル麻雀の市場が縮小しているいまこそ、若年層にも麻雀を体験してもらいたいという想いが非常に強くありました。

そのためにさまざまなSNS施策や仕様アップデートを企画したのですが、“M.LEAGUE”の動画視聴が流行していることもあり、麻雀を観戦してもらうこともまた、10代や20代の方に麻雀を知ってもらう切っ掛けになるのではないかと考えるようになりました。

そこで『MJモバイル』の9周年を記念して、ホロライブ所属タレントの大神ミオさんと、プロ雀士である茅森早香さんに対局してもらう“MJ 9周年記念配信”を実施することになりました。

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さらに、7月29日19時からは、アキ・ローゼンタールさん、白上フブキさん、大神ミオさん、兎田ぺこらさん、不知火フレアさん、鷹嶺ルイさん、博衣こよりさん、沙花叉クロヱさんら、8名の方々による“超越エキシビジョン”も開催予定です。

当日のホロライブ公式チャンネル配信には、実況として最高位戦日本プロ麻雀協会所属の浅見真紀さん、解説には瑞原明奈さんにご出演いただきます。

→【公式】“超越エキシビジョン”特設サイトはこちら

超越エキシビジョン

──それこそホロライブ所属タレントの対局を生配信で見ながら、Discord通話で友達と対局をするといった、若年層ならではのマルチタスクな楽しみかたをするプレイヤーもいそうですね。

吉田 未プレイの方でも『MJモバイル』をすぐさま遊べるような機能も実装しています。ホロライブ所属タレントの皆さんによる配信を切っ掛けに、さっそく活用してもらえたらうれしいですね。

──最後に読者へ向けたメッセージをお願いします。

吉田 9周年前後の企画を通して、麻雀を覚えたいと考えている方にとって、取っ付きやすい作品になれたらという想いがあります。もちろん、ゲーム内には以前からビギナー向けの練習モードや知識を教えてくれるモードも実装されているので、ぜひ一度プレイしてもらえれば幸いです。

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メーカーセガ
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