【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#22】スマホ版はDLC全部入りでお買い得!ベルトスクロールアクションの『ドラゴンスピア』

2022-06-26 13:00 投稿

ベルスクは、いいぞ

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第22回。

今回扱うのは、ベルトスクロールアクションの爽快感とキャラ育成が楽しめる『ドラゴンスピア』(スマホ版は『ドラゴンスピア-EX』だが、本記事内では基本的に統一して『ドラゴンスピア』と表記していく)。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:610円(税込)
Android:550円(税込)
PC(Steam):1520円(税込)

『ドラゴンスピア』とは
・手軽に爽快感が味わえるベルトスクロールアクション
・アクション性の異なる6キャラに個別のストーリー
・セリフまわりなどに遊び心も

スマートフォン版とSteam版の違い
・スマホ版はDLCキャラも入ったうえで値段が安い
・スマホ版はスキルや回避アクションのクールタイムが短縮
・物理コントローラ操作に対応しているのはSteam版

お手軽爽快感のベルスク!

『ドラゴンスピア』は、敵を倒しながらスクロールしていくマップを攻略する、いわゆるベルトスクロールアクション。

元々は基本無料アプリとしてリリースされた本作だが、サービス終了後に売り切り作品としてSteamに登場し、その後スマホ版も売り切りアプリの『ドラゴンスピア-EX』として再登場を果たした。

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▲基本的に画面右に向かって突き進み、道中で出現する敵を通常攻撃やスキルなどを使ってなぎ倒していく。

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▲エリアごとの最終ステージではボスとの戦いも発生する。

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▲戦闘中にキャラ同士が会話をしたり、人質(通常は近づくと自動で解放)に接近しても放置するキャラもいるなど、一部翻訳が怪しい部分もあるがキャラクター性の面も楽しめる。

本作には使用可能なキャラクターが6人(Steam版では一部キャラがDLC扱い)存在し、使用キャラとして選択したキャラクターを主人公とした物語が展開する。

物語の大筋は変わらないが、使用キャラによってアクション性が異なるほか、道中で味方として登場するキャラクターが変化するなど、変化はそれなりに大きい。

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▲使用可能キャラは剣士、格闘家、騎士、暗殺者、ガンナー、ソーサレスの6名。

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▲キャラクターごとに攻撃力やHP、移動速度、そしてスキルの攻撃範囲などが変わるため、それぞれに異なるアクションが楽しめる。

基本的には攻略するステージを選択してひたすらに敵を倒していくゲームだが、本作には成長要素も複数用意されている。

基本的な成長としてはステージクリアー時に得られる経験値でのレベルアップがあり、レベルアップ時には新たなスキルや装備品などが獲得可能だ。

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▲セットできるスキルは4つまでだが、5個目以降のスキルも登場するため、ある程度進めるとスキルの取捨選択や組み合わせを考える要素も出てくる。

レベルアップによる強化のほか、ステージクリアー時の報酬などで獲得できる装備品も多数存在し、また装備の強化なども行えるため、こちらも強化要素としては大きな存在だ。

また、能力を引き上げる装備品は見た目にも影響し、キャラクターの着せ替えを楽しむこともできる。

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▲序盤に登場する装備でも見た目は大きく変化する。

攻撃やスキルボタンを適当に連打するだけでも豪快に敵をなぎ倒すことができ、細かいことはそこまで気にせずに楽しめる本作。

アクションゲームを遊びたいが複雑すぎたりむずかしすぎるものはちょっと、という人など、お手軽アクションを求めている人にはオススメのタイトルだ。

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▲エリア内の全ステージをSランククリアーすれば、最大4人のマルチプレイが可能なレイドバトルにも挑める。

値段を筆頭に細かい違いもチラホラと

『ドラゴンスピア』のスマホ版とSteam版との最大の違いは、値段設定の部分だ。

Steam版が1520円(税込)なのに対し、スマホ版である『ドラゴンスピア-EX』はiOS版が610円(税込)、Android版が550円(税込)とかなり差があるうえに、スマホ版はDLCキャラ3名も解放済みとなっている。

Steam版のDLCは1キャラ520円(税込み)となっておりDLC1本でスマホ版に近い金額となっているため、お得度では圧倒的にスマホ版が勝っている。

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▲Steam版でDLC扱いとなっているのは、暗殺者、ガンナー、ソーサレスの3名。この3名にビビッと来たなら迷わずスマホ版を選ぶべきだろう。

また、スマホ版が『ドラゴンスピア-EX』となっているのはDLCキャラが入っている部分だけでなく、スキルや回避アクションのクールタイムにも調整が入っている。

スマホ版はSteam版よりもクールタイムが短くなっており、より爽快なバトルを楽しみやすくなっている。

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▲極端にプレイフィールが変わるほどではないが、回避アクションのクールタイムが4秒から2秒に軽減されるため、EXとついているだけありプレイしやすさの面でもスマホ版に軍配が上がる。

直接ゲームプレイに影響しない要素としては、スマホ版とSteam版とでは(若干だが)翻訳に差がある。

どちらも完璧な翻訳とまではいかないまでも、話の大筋は理解できる程度には訳されているので、翻訳面の差は実質ないと見てもいいだろう。

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▲細かい話になるが、OP映像の字幕はSteam版のみ表示される。絵だけで進行するスマホ版でもふんわりと状況は理解できるので、ここも気にするほどの違いではない。

値段と求めるプレイ環境が判断のポイント

『ドラゴンスピア』のスマホ版とSteam版のどちらでプレイするかを考える場合、もっとも大きなポイントとなるのは値段の差だろう。

倍以上の差があるうえにスマホ版にはDLCキャラ3名も含まれているので、DLCキャラを使いたいのであれば迷う必要はない。

ただし、iPhone11 ProにPS5コントローラ(DualSense)を接続してプレイしてみたところ、マウスを接続した判定になっているかのような挙動になり攻撃やスキルを出せなかったので、スマホ版は物理コントローラに対応しているとは言い難い。

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▲スマホ版のタッチ操作は3種のパネルが用意されており、1枚目のタイプAであればボタンの押し間違いなどもほぼ起きなかったため、スマホ版も操作性に問題はない。

基本的にはスマホ版でプレイするのがお得&クールタイムが短縮されている面でもプレイしやすいが、大画面でのプレイやコントローラ操作にこだわるのであれば、Steam版をプレイするのがいいだろう。

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