『Mirrativ（ミラティブ）』大富豪やクイズ、対戦ゲームも遊べる！配信者と視聴者いっしょに楽しめるライブゲームをプレイリポート

Mirrativ内のゲームで配信者といつでも遊べる！

株式会社ミラティブが運営するゲーム配信サービス『Mirrativ（ミラティブ）』にて、新たなライブゲームが数々リリースされている。

ライブゲームはライブ配信/視聴アプリ『Mirrativ』で遊べる新たなゲームジャンルで、配信中のゲームに視聴者が参加・介入できるという、ゲームとライブ配信が融合した特徴を持っている。ただ配信を見るだけでなく、視聴者もいっしょに遊ぶというコミュニケーションが、アプリひとつで完結するのが最大の魅力だ。

本記事ではライブゲームについての概要と、現在プレイできるタイトルのプレイリポートをお届けしていこう。

ライブゲームとは？

ライブゲームは、従来のようにコメントやギフトを贈るだけでなく、実際に配信者といっしょにゲームをプレイできるサービス。一部を除き、従来の配信プラットフォームで視聴者参加型ゲーム企画をするとなると、視聴アプリとは別にアプリを立ち上げたり、別のデバイスを用いて視聴者参加型企画に参加したりと視聴者側への負担を強いることになっていた。

しかし『Mirrativ』のライブゲームではすべて『Mirrativ』上で完結するので、手軽に視聴も参加も楽しめるようになっている。

利用方法もいたってシンプル。配信者としてライブゲームを利用する場合、配信を開始したら画面右下にあるライブゲームのアイコンをタップするだけでオーケー。

ライブゲームの項目に移行すると、いくつかのタイトルから好きなものを選択できる。

ここで視聴者といっしょに遊びたいものを選べば、インストールなども不要ですぐに遊べる仕組みだ。

あとは視聴者の中から参加者を選んで選択すれば、すぐにでもゲームを始められる。ライブゲームによって参加上限人数は異なるが、視聴者全員、あるいは2～9人まで参加できる。

視聴者側として参加するには、配信者からの招待が必用。招待されると画面左下のコメント欄に参加招待が届くのでこれをタップするだけで、ゲームに参加ができる。

参加をすると視聴画面からライブゲームの画面に切り換わり、配信者とのゲームがスタート。時間もかからず、お手軽にゲームに招待・参加ができるため、友だちを誘ったり好きな配信者とのゲームプレイを楽しんでみよう！

クイズ ワードコロシアム

ライブゲームのひとつ『クイズ ワードコロシアム』は、配信者と視聴者全員でワードクイズを解いていく、視聴者介入型のゲームだ。

内容はシンプルで、出題されたクイズに対してみんなで答えを入力していくだけ。クイズに正解すると配信者にポイントが付与され、スコアが伸びていくというルールだ。制限時間が設けられている中で、たくさんの答えを出すことが重要になるため、配信に参加している全員で協力しながら答えを入力していくのが重要になる。

一般的なクイズゲームは参加者全員が敵となり、知識を競わせる内容となっているが、このゲームではみんなが味方。参加者全員の知識を持ち寄り、一丸となってハイスコアを目指していくことになる。

配信者はもちろんクイズに回答できるが、視聴者もコメントに“＃”を付ければ回答ができるようになっている。

出題される問題の内容は多岐にわたっており、ゲームやアニメなどのサブカルチャーはもちろん、英語や歴史など、学校で習った知識が問われる問題も出題されるので、自分の得意分野が出題された際には、奮ってコメント欄に答えを入力していこう！

また『クイズ ワードコロシアム』のもうひとつの魅力は、視聴者全員参加型であるという点。招待を受けなくても、ただコメント欄に回答を記入するだけで参加していけるので、参加への心理的ハードルも低く、気軽に配信者と遊べる作りになっている。

ユメゴッコ -Yumekui Onigokko

『ユメゴッコ -Yumekui Onigokko』は、参加者がオニとニンゲン（逃げるユーザー）にわかれてプレイする、非対称型のバトルゲーム。

配信者がオニ、ニンゲンどちらになるにせよ、声をかけて参加者に呼びかけたり、リアクションを取ることで盛り上がれる内容となっている。

プレイ内容は迷路のように入り組んだステージを舞台に、オニに捕まらないように鍵を見つけて脱出を図る、いわゆる鬼ごっこ系のゲームだ。もちろん、オニ側はニンゲンをすべて捕らえれば勝ち、ニンゲン側はオニから逃げ切れば勝ちとなる。

ニンゲンが脱出を成功させるには、マップ内に落ちている鍵を探し出して拾い、それをマップ中央にある鍵穴に差し込まなければならない。ステージ内には移動速度がアップするアイテムや、レバーを使ったギミックなどがあるため、オニに見つかっても、これらを利用しつつ逃げ切りが図れるようになっている。

対するオニ側は、ニンゲンが鍵を見つける前に発見して全員を捕まえれば勝利。

自分からニンゲンたちを探しに行ってもいいし、鍵穴付近で待ち伏せして捕獲を狙ってもいいだろう。ただし、3つの鍵穴をすべて埋められると負けになるので、早めにニンゲンを捕まえておかないと勝利は難しい。

オニ側が使えるギミックとして、ニンゲンの動きを一時的に封じるトラップが用意されている。

なお、このトラップはオニが任意のポイント仕掛けることができ、設置されたトラップはニンゲン側からは視認できない。このトラップ付近を歩いたニンゲンは一時的に行動不能になるため、その隙に捕まえていくというのが、オニ側の基本テクニックだ。

鍵穴前にセットしたり、逃げ場の少ない細い道に置いておけばオニ側が有利に立ち回れるだろう。

『ユメゴッコ -Yumekui Onigokko』はわかりやすいルール＆操作方法なので、初心者でも間違いなく楽しめる。また1試合が3分と短めなのも◎。サクッと遊べて熱く盛り上がれるため、対戦ゲームで遊びたいという配信者・視聴者にはとくにオススメしたい。

怪盗パレット お絵かき挑戦状

『怪盗パレット お絵かき挑戦状』は最大4人でお絵かきをして、何の絵を描いたかを当てる視聴者参加型のゲーム。

参加者を募ってゲームをスタートすると、描き手にはなんらかのお題が出される。

このお題は描き手にしか見えていないため、解答者は描かれた絵を見てお題を当てなくてはならない。

お題を当てたり当ててもらったりすると、ポイントを獲得。最終的にもっともポイントを獲得した参加者の勝利となる。

限られた時間内で、決められたお題の絵を伝わりやすい形で描く絵心が求められる。絵を描く際には線の太さや色を指定できるので、こういった機能も利用しつつ絵に情報量を込めていこう。

参加者の個性が反映されやすいため、配信者側のリアクションも楽しみやすいのがこのゲームの魅力だ。

何の絵かを当てる解答者側には、時間が経過するとともに少しずつお題のヒントが表示されていく。

絵心、発想力などが試されるゲームではあるが、そのぶん配信者と参加者の理解度が深まりやすそうだ。

みんなで大富豪

『みんなで大富豪』は、その名の通りトランプで大富豪をして遊べるゲーム。配信者、視聴者を含めて4人で遊ぶことが可能だ。

独自のルールはないので、トランプの大富豪を遊んだことがあれば、スムーズにプレイできるだろう。

内容自体はいたってシンプルだが、ちょっとしたスキマ時間や夜眠る前に軽く遊びたい気分のときに大富豪が遊べるのは意外とうれしい。好きな配信者といっしょに遊べるならなおさらだ。

大富豪と言えば地域によってローカルルールがあるが、本作の場合は革命、革命返し、8切り、スペ3返し、11バックの5種類が採用されていた。

ヘルプ画面でルールも確認できるため、そんなローカルルールは知らないという人は事前にチェックするか、配信者や視聴者に教えてもらうといいだろう。

ふと大富豪を遊びたくなった場合、『Mirrativ』で大富豪と検索すれば参加者を募集している配信者が見つかるため、のんびり遊びたいときには最適すぎるライブゲームとなっている。

ポイントを稼ぐとテーブルやカードのデザインも変えられるようなので、自分だけのデザインで大富豪に参加してみよう。

けずってゼリー

『けずってゼリー』は3人1組、3チームにわかれて戦う対戦型のライブゲーム。

このゲームのルールは、エリア内にあるゼリーを削って自陣に持ち帰り、より多くのポイントを稼いで1位を目指すというもの。

スワイプ操作で移動してゼリーの山に突撃し、ライバルたちよりも多くゼリーを獲得していく。

対戦がスタートすると全員が一斉にゼリーに突っ込んでいき、まずはゼリーを削っていくことになる。このゼリーの表現が絶妙で、本当に硬めのゼリーを削っているような心地よさを味わえるのだ。

十分なゼリーが集まったら自陣に戻り、集めてきたゼリーを回収。その後はまたゼリー集めをするという流れで、時間内により多くのゼリーを集めたチームの勝利となる。

対戦ゲームということで、ただゼリーを集めるだけでなく敵チームの妨害をするのもアリ。タップすると目の前の敵を吹き飛ばせるため、これを使って妨害をする人間が各チームにひとりはほしい。

吹き飛ばしに成功すれば、持っているゼリーの一部を落としたり、場外まで突き落としてゼリーをすべてロストさせられる。道が細くなっているポイントで待ち構え、ライバルたちを蹴落としていく対戦ゲームならではの足の引っ張り合いも醍醐味だ。

参加人数も多く、相手の妨害など盛り上がれる要素も多いため、対戦ゲームが好きな人はとくにハマるだろう。

気軽に遊べるライブゲームに参加してみよう！

『Mirrativ』さえインストールしていれば、ほかのアプリを介さず配信者と遊べるライブゲーム。

ゲーム内容はすぐに理解できるシンプルなものなので、ふだんは見る専の人でも気軽に参加できるはずだ。とくに『クイズ ワードコロシアム』は参加申請なども不要で全員が参加できるため、ライブゲームを遊んでいる配信者を見つけたらぜひ参加してみてほしい。