『Identity V 第五人格』SCARZが悲願の優勝!“2021年 IdentityV Championship 秋季日本大会 決勝戦”の模様をリポート
2021-12-27 17:16 投稿
日本1位のチームを決める“Identity V Championship”がついに決着!
2021年12月26日に『Identity V 第五人格』の日本1位のチームを決める大会、“2021年 IdentityV Championship 秋季日本大会”が開催された。賞金総額は900万円で、優勝チームは360万円の賞金と世界大会への出場権を獲得できる大規模な大会だ。
本記事では、気になる大会の結果や決勝戦の模様を詳しくお届けしていく。
“2021年 IdentityV Championship 秋季日本大会 決勝戦”ルール
まずは、本大会のルールを紹介。
YouTubeライブのアーカイブからも大会の様子やルールが確認できるため、詳細を確認したい人はこちらもチェックしよう。
▼“2021年 IdentityV Championship 秋季日本大会 決勝戦”YouTubeライブ
大会ルール
本大会の試合は復活組決勝戦がBO3、決勝戦がBO5で行われた。
1試合は前半戦と後半戦に分かれ、両チームがサバイバーとハンターを交互にプレイする。脱出した人数と脱落させた人数に応じてポイントが手に入り、そのポイントによって1試合の勝敗が決まるのだ。BO3の場合は2試合、BO5の場合は3試合先に制したチームの勝利となる。
また、試合には殿堂入り級ルールとバンピック制度が採用。試合が進むにつれて使用禁止キャラクターが増えていくので、色々なキャラクターを使いこなせる対応力が求められる。
出場チーム&メンバー
チームAXZ(AXIZ WAVE)
・Toki選手
・アヤマツ選手
・ツナ選手
・にゃん選手
・あまにゃあ選手
・ダマなん選手
・ivory選手
チームCG(Crest Gaming)
・tai選手
・gold選手
・amam5選手
・CF選手
・Surume選手
・Latty選手
・BB選手
チームSZ(SCARZ)
・Sinami選手
・pyone選手
・mone選手
・soar選手
・MiraiK選手
・SiLia選手
・Juda選手
賞金
大会賞金総額はなんと900万円。記事の冒頭でも触れた通り、優勝チームは360万円の賞金に加えて世界大会への出場権を獲得できる。どのチームも世界大会進出を目指しているため、熾烈な優勝争いとなった。
トーナメント表
大会当日は復活組決勝戦と決勝戦が行われた。復活組決勝戦で勝ったチームが決勝戦に進み、先に決勝戦進出を決めていたSZと戦うことになった。
“Identity V Championship 秋季日本大会 決勝戦”振り返り
ここから先は、リポート形式で試合を振り返っていく。
手に汗握る復活組決勝戦!
復活組決勝戦では、過去に何度も対戦したことがあるAXZとCGが激突。
第1試合前半戦はAXZがサバイバー、CGがハンターを務めた。Surume選手が暗号機の解読を妨害しつつサバイバーに負荷をかけ、見事4人吊りを果たして勝利を収めた。
後半戦はサバイバーとハンターが交代してAXZがハンター、CGがサバイバーに。あまにゃあ選手の夢の魔女がサバイバーを追い詰めるも結果は3人吊り。第一試合はAXZが3ポイント、CGが6ポイントを獲得し、CGが制した。
続いて第2試合へ。前半戦でAXZのあまにゃあ選手の破輪がサバイバーを4人吊り、後半戦ではCGのLatty選手の彫刻師がサバイバーを4人吊った。どちらのチームのハンターも世界最高峰レベルなため、一人逃げるのも容易ではないことが伺える。スコアは同点となり、第2試合は引き分けとなった。
そして第3試合、前半戦であまにゃあ選手が彫刻師を使うも暗号機を妨害しきれず2人吊りに。CGとのポイント差が開いてしまい、CGは後半戦で1人でもサバイバーを吊れれば決勝へ進出できる状況となった。
後がないAXZは奇跡の4人逃げを狙う。後半戦ではLatty選手の漁師相手に奮闘するも、結果は4人吊りとなってしまった。サバイバー、ハンター共に安定してポイントを稼いだCGは決勝へ駒を進めた。
SCARZがCrest Gamingを破り悲願の優勝へ!
決勝戦では、勝者組決勝戦で対決したSZとCGが激突。その際はSZが勝利したため、CGとしては優勝をかけたリベンジマッチとなった。
第1試合前半戦はSZがサバイバー、CGがハンターを務める。soar選手の占い師がSurume選手の彫刻師を長時間引き付け、4人生存した状態で通電を実現。その後Sinami選手の祭司を軸に連携をとり、4人逃げを成し遂げた。
後半戦ではSZのMiraiK選手が彫刻師を使用し1人吊った。これにより前半戦で4人逃げたSZが1試合目を勝利する。
第2試合前半戦、CGのLatty選手が彫刻師をピック。3人生存した状態で通電するも、強気に瞬間移動を使い3人吊りに成功した。
後半戦、SZのSiLia選手は破輪を使用。興奮を使ってオフェンスとポストマンを対策し、見事4人吊りをしてみせた。2試合目もSZが制し、優勝に大手をかけることになる。
運命の第3試合、前半戦ではLatty選手が漁師を選択。試合は引き分け展開だったものの、Latty選手が機転を利かせて中直り潰しに成功し、最終的に3人吊りとなった。
後半戦ではSiLia選手が「使徒」を使うも結果は引き分け。もう1試合も負けられないCGが1勝を収め、第4試合に繋げた。
そして第4試合、前半戦ではLatty選手がガードNo.26を使った。soar選手の調香師を早めに仕留めて脱落させるが、Sinami選手の「心理学者」のダウンに時間が掛かってしまい引き分けに。これによって、SZは後半戦で3人以上吊れれば優勝という状況まで持ち込んだ。
後半戦ではSiLia選手がまさかの黄衣の王を使用。SiLia選手というと昔は黄衣の王使いとして有名で、過去に黄衣の王を使って世界大会に出場したこともある。SiLia選手ファンとしてはたまらない展開だろう。
試合開始早々にtai選手の空軍を負傷させ、移動先にいたCF選手の調香師のダウンを取ることに成功。その後サバイバーに負荷をかけながら救助狩りをし、見事4人吊りを決める。第4試合はSZが勝利し、ついにSZが優勝と世界大会進出を成し遂げた。
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