『アイドルマスター シンデレラガールズ』今年最後のアイマスライブ!10周年ライブツアー愛知公演2日目をレポート

2021-12-26 23:37 投稿

2021年のライブ“プロデュース”は仕事納め!

2021年12月25日~26日の2日間、愛知県にある“Aichi Sky Expo”にて、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の10周年ライブツアー『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! CosmoStar Land』が開催。

▲1日目の模様はこちら。

4ヵ月越しの延期公演となったが、1日目はクリスマス当日の公演ということで大いに盛り上がった。2日目は富田美憂さん(砂塚あきら役)が参加となり、また違ったセットリストで楽しませてくれた。

【出演者】
藍原ことみ (一ノ瀬志希役)/天野聡美 (白菊ほたる役)/大空直美 (緒方智絵里役)/金子真由美 (藤本里奈役)/関口理咲 (白雪千夜役)/福原綾香 (渋谷凛役)/青木志貴 (二宮飛鳥役)/飯田友子 (速水奏役)/洲崎綾 (新田美波役)/田辺留依 (荒木比奈役)/千菅春香 (松永涼役)/富田美憂 (砂塚あきら役)/中澤ミナ (佐城雪美役)/村中知 (大和亜季役)/ルゥティン (塩見周子役)/赤﨑千夏 (日野茜役)/鈴木絵理 (堀裕子役)/集貝はな (的場梨沙役)/長野佑紀 (小関麗奈役)/原優子 (向井拓海役)/山本希望 (城ヶ崎莉嘉役)/

年内ラストとなるシンデレラたちのライブ2日目の模様をレポートしよう。

1日目とは違ったセットリストに新たな気持ちでライブを堪能

オープニングは1日目と同じく『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)の6周年楽曲“星還世界”から。ロングイントロではそれぞれがクールなポーズで登場し、ダンスも歌もバッチリ決まった熱いオープニングだった。

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▲星還世界

キャラクターのセリフと共に自己紹介と衣装の披露が行われると、最初のブロックがスタート。1日目では最終盤で披露された関口さん、千菅さん、福原さんの3人のユニット“Sirius Chord”による“Drastic Melody”がトップバッターを飾り、ハイテンポで荒々しいパフォーマンスをみせた。

続いて、飯田さんと洲崎さんのユニット“デア・アウローラ”の“Secret Daybreak”が披露され、高い歌唱力と息の合ったハーモニーで会場を魅了。

原さんのソロ曲“炎の華”では、サビ前にハイキックをくり出すパフォーマンスを見せ力強くシャウトを決めると、千菅さんのソロ曲“One Life”は疾走感のあるロックサウンドで会場を熱くする。

最初のブロックのトリは、昨日と同じく飯田さん、関口さん、田辺さん、集貝さん、中澤さんによる“君のステージ衣装、本当は…”。5人の見せる一体感のあるパフォーマンスと優しくも切ない歌声が印象的だった。

MCでは、“忘れられないライブの名場面”というトークテーマに沿ってメンバーが語り合うコーナー。こちらは、一部の内容をピックアップして紹介する。
・天野さんは、自身が初めて出演した“7thライブ”でソロ曲を披露したときの目の前に広がるペンライトの光景を回想し、今回のライブでまた同じような景色が観れたという喜びを涙ながらに語る。
・洲崎さんは、TVアニメ化に際して行われた公開ライブについて、会場がオープンスペースということで、リハーサルを観客に観らていたと当時の状況を説明。機材調節について専門用語を使うとカッコつけていると思われるのではと気になってしまい、スタッフとのやり取りがたどたどしくなってしまったと語った。
・村中さんは、“4thライブ”でトロッコ(シンデレラガールズ界隈では“馬車”と呼んでいる)に乗り、観客席を縫って移動する演出を体験。かなり近い距離で“プロデューサー”の応援を感じられて感動したと語った。
・ルゥさんは、“4thライブ”にて初の個人衣装での公演が行われた際、オープニングで全員が個別の衣装であることに驚いたプロデューサーの歓声が忘れられないと当時を思い返していた。

第2ブロックは、鈴木さんのハイテンションでリズミカルなソロ曲“ミラクルテレパシー”から。ラスサビ前の間奏では、今年開催された東京五輪を意識したようなサイキックな演出を見せた。

赤崎さんは、初披露となるソロ曲“みなぎれ!ボボボンバー”。至る所にコールを挟むタイミングがあるのだが、残念ながら心の中で叫ぶしかない。配信のコメントでも初披露のこのときにコールできないことを悔やむコメントが多く見られた。

 
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▲みなぎれ!ボボボンバー

一転して、金子さんのソロ曲“LOVE☆ハズカム”の可愛らしいポップソングで会場を癒すと、今度は青木さん、洲崎さん、田辺さん、ルゥさんの4人が“未完成の歴史”の披露。サビでは4人のハモりが美しく重なり、高い歌唱力と力強いパフォーマンスを見せる。

 
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▲未完成の歴史

第2ブロックの最後は、天野さん、鈴木さん、中澤さん、中野さん、山本さんは“BEYOND THE STARLIGHT”。疾走感のあるメロディと可愛らしい歌声でライブ中盤の盛り上がりは最高潮に。

MCでは先ほどと同じくテーマトークが行われ、“忘れられないあの出来事”をメンバー同士が語り合う。ここでも一部のコメントをピックアップして紹介。
・飯田さんは、自身が参加するユニット“LiPPS”がNHKの音楽番組『シブヤノオト』に出演した際、自分のことながらアイドルたちがTVに出ているという状況に「“LiPPS”は本当にいるのでは」という強い実在感を覚えたことを語った。
・田辺さんは、今年の新年に行われたオンラインライブの、長島光那さん(上条春菜役)とのデュオユニット “サイバーグラス”のライブ演習について言及。ARを使った様々な演出が行われていたが、実際に撮影カメラに眼鏡を取り付けるアナログな手法が使われており、その他にも様々なアイデアとスタッフの愛が詰まっている素晴らしい演出に賛辞を述べる。
・富田さんは、他のキャストからも語られる飯田さんの面倒見の良さについて触れる。富田さんが前日は別のイベントに参加していたということで、忙しくて大変だろうと心配して飯田さんが、準備など必要なものがあれば買っておくと連絡をくれたことを嬉しそうに語っていた。
・山本さんは、ライブBlu-rayなどで確認できる舞台裏のライブ開始前の円陣について、いまでは定番となっている掛け声はおそらく自身が考案したものであるということを発表し、メンバーと会場の“プロデューサー”から、驚きと共に称賛の拍手が送られていた。

意外なメンバーの組み合わせと楽曲披露

MC明けは、サクランボ柄の白いワンピーススカートに着替えた大空さんが、ソロ曲の“風色メロディ”を披露。柔らかな歌声とメロディのバラードに続いて、天野さん、福原さん、村中さん、ルゥさんによる“さよならアンドロメダ”の、優しい歌声と美しいハーモニーが響き渡り、会場が清涼な空気に包まれていく。

関口さん、集貝さん、長野さん、中澤さんの4人は“アナスタシア”のソロ曲である“Nebula Sky”を披露。Nebula=星雲を冠するタイトルで、今回の公演にはピッタリの1曲である。

 
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▲Nebula Sky

鈴木さん、原さん、山本さんは“Nothing but You”が熱い歌声で会場を盛り上げると、藍原さん、金子さんは“Absolute NIne”をスタンドマイクを使ったクールな演出をみせる。

続いては田辺さん、千菅さん、富田さん、福原さん、村中さん、ルゥさんの“ミラーボール・ラブ”。ノリノリの歌声とダンサブルなステージで、会場は手拍子が鳴り響くダンスホールと化す。後半は意外なメンバーによる意外な楽曲の披露で、会場のボルテージはMAXに。

MCではここまでのセットリストの振り返りが行われ、ユニットメンバー同士で装飾品をお揃いにしてステージに上がったという絆を感じるエピソードや、ライブメンバーに合わせて変更された歌割りや演出について語られた。初披露となったソロ曲に関する話題や、意外なメンバーでの披露となった楽曲でのチームワークにも触れられ、それぞれのパフォーマンスの裏にあるキャスト陣の熱い思いに大きな拍手が送られる。

ラストブロックのトップを飾るのは藍原さん、青木さんの“Dimension-3”による“バベル”。イントロがかかった瞬間に会場からは歓声が漏れており、2人の出演で間違いなく披露されるだろうと待望されていたことが窺える。

続いては、富田さんのソロ曲“#HE4DSHOT”がライブ初披露。完成度の高いステージを笑顔でこなし、何よりも本人が一番楽しんでパフォーマンスをしている様子が感じ取れる。

 
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▲#HE4DSHOT

福原さんはソロ曲“AnemoneStar”を披露。富田さんに続いて高い歌唱力の安定したパフォーマンスを見せ、会場からは大きな拍手が上がった。

金子さん、集貝さん、長野さん、原さんは昨日と同じく鉄パイプや釘バットを携えて登場し、“EVIL LIVE”を熱唱。魂をぶつけるようなシャウトで会場は熱気に包まれる。

続いて、藍原さん、青木さん、天野さん、飯田さん、関口さん、千菅さん、富田さん、中澤さん、福原さん、ルゥさんによる“咲いてJewel”。10人が奏でるクールな歌声とダンスで、圧巻のパフォーマンスを見せる。

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▲咲いてJewel

そして、赤﨑さん、大空さん、金子さん、洲崎さん、鈴木さん、田辺さん、長野さん、原さん、村中さん、山本さんは“無重力シャトル”を披露。1日目では序盤の2曲目に歌われた曲が最終盤に登場。無重力で始まったライブが、無重力に帰っていくという心にくいセットリストだ。

アンコール前のラストは、全員が歌う“Stage Bye Stage”。明るく楽し気な歌声によって多幸感に包まれる中、アイドルたちが一旦退場する。

続いて、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の歴史を振り返る特別なMVと新情報が公開。新情報の詳細は以下の記事を参照していただきたい。


アンコール1曲目は、衣装チェンジをしたメンバー全員による10周年記念楽曲“EVERLASTING”。一体感のあるハーモニーと笑顔が溢れるパフォーマンスに大きな拍手が送られる。

 
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▲EVERLASTING

最後の挨拶では、アイドルとしてデビューして間もなく新型コロナの影響で有観客ライブが出来なかったメンバーが、ようやく“プロデューサー”に出会えたということで涙する姿を見せる。シンデレラガールズとして一番最初にデビューし、10周年の歴史を背負っている福原綾香さんが、涙ながらに感謝とお祝いの言葉を述べると会場からは大きな拍手が送られる。

エンディングを飾るのはもちろん、全員で歌う“お願い!シンデレラ”だ。最後の挨拶から感動いっぱいのパフォーマンスが行われ、福原さんのコールに合わせた「アイマスですよ!アイマス!」が行われる。そして、緊急告知として10周年ライブツアーのファイナル公演開催も発表され、驚きの中でライブが終了した。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』としてだけでなく、『アイドルマスター』ブランドの全体の2021年の締めくくりとなった今回のライブ。2日目は、昨日に引き続き宇宙を意識した楽曲がありつつ、意外な組み合わせでの歌唱なども観られ、ワクワクさせるセットリストで楽しませてくれた。次回は2022年1月の開催の沖縄公演となっており、季節外れのトロピカルなライブがどのようになるのか期待が高まる。さらに、ファイナル公演の追加開催も発表されており、詳細は後日発表されるとのことで、こちらも楽しみだ。

なお、今回の公演のライブについては配信チケットが2022年1月3日12時まで販売されており、2021年12月27日18時~1月3日23時59分までアーカイブ視聴が可能となっているので、ぜひこちらもチェックしよう。

配信チケットについてはこちら

【セットリスト】
01.星環世界:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.Drastic Melody(Long Intro Ver.):関口理咲・千菅春香・福原綾香
03.Secret Daybreak(Long Intro Ver.):飯田友子・洲崎綾
04.炎の華:原優子
05.One Life(Long Intro Ver.):千菅春香
06.君のステージ衣装、本当は…(Long Intro Ver.):飯田友子・関口理咲・田辺留依・集貝はな・中澤ミナ
07.ミラクルテレパシー:鈴木絵理
08.みなぎれ!ボボボンバー:赤﨑千夏
09.LOVE☆ハズカム:金子真由美
10.未完成の歴史(Long Intro Ver.):青木志貴・洲崎綾・田辺留依・ルゥティン
11.BEYOND THE STARLIGHT(Long Intro Ver.):天野聡美・鈴木絵理・中澤ミナ・長野佑紀・山本希望
12.風色メロディ:大空直美
13.さよならアンドロメダ:天野聡美・福原綾香・村中知・ルゥティン
14.Nebula Sky:関口理咲・集貝はな・中澤ミナ・長野佑紀
15.Nothing but You(Long Intro Ver.):鈴木絵理・原優子・山本希望
16.Absolute NIne(Long Intro Ver.):藍原ことみ・金子真由美
17.ミラーボール・ラブ:田辺留依・千菅春香・富田美憂・福原綾香・村中知・ルゥティン
18.バベル:藍原ことみ・青木志貴
19.#HE4DSHOT(Long Intro Ver.):富田美憂
20.AnemoneStar(Long Intro Ver.):福原綾香
21.EVIL LIVE:金子真由美・集貝はな・長野佑紀・原優子
22.咲いてJewel(Long Intro Ver.):藍原ことみ・青木志貴・天野聡美・飯田友子・関口理咲・千菅春香・富田美憂・中澤ミナ・福原綾香・ルゥティン
23.無重力シャトル:赤﨑千夏・大空直美・金子真由美・洲崎綾・鈴木絵理・田辺留依・長野佑紀・原優子・村中知・山本希望
24.Stage Bye Stage:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
25.EVERLASTING:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
26.お願い!シンデレラ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

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