『アイドルマスター シンデレラガールズ』2年ぶりの関東有観客公演に沸いた!10周年ライブツアー千葉公演1日目レポート

2021-11-28 00:49 投稿

10周年前夜祭の熱狂ライブ!

2021年11月27日~28日にかけて、千葉県は幕張メッセにて『アイドルマスター シンデレラガールズ』の10周年ライブツアー『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Celebration Land』が開催。

初日のライブは、10周年の前夜祭ということで、どのようなライブになるのか、大きな新情報があるのかなど、開催前から期待感が高まる公演。大型ライブには初参加となるM・A・Oさん(鷺沢文香役)のパフォーマンスも行われるということで注目のライブである。

【出演者】
大橋彩香(島村卯月役)、朝井彩加(早坂美玲役)、五十嵐裕美(双葉杏役)、立花理香(小早川紗枝役)、三宅麻理恵(安部菜々役)、青木瑠璃子(多田李衣菜役)、嘉山未紗(脇山珠美役)、小市眞琴(結城晴役)、長島光那(上条春菜役)、松井恵理子(神谷奈緒役)、森下来奈(鷹富士茄子役)、神谷早矢佳(南条光役)、花井美春(村上巴役)、松嵜麗(諸星きらり役)、安野希世乃(木村夏樹役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)、和氣あず未(片桐早苗役)、M・A・O(鷺沢文香役)

幕張メッセでのライブは2019年9月以来の2年ぶり、最高のパフォーマンスで熱狂に包まれた初日公演の模様をレポートする。

新旧織り交ぜたセットリストのライブにMCでの思い出語りで胸が熱くなる

オープニングはノリノリな1曲“Yes! Party Time!!”でスタートし、間奏では恒例となっているウェーブが行われ、一気に会場のテンションをMAXまでぶち上げる。

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▲Yes! Party Time!!

自己紹介ではキャラクターのセリフを交えつつ、衣装の紹介なども行われる。2021年の新年ライブに参加していないメンバーは、久しぶりの有観客ライブということで、とくに気合が入っているように感じられた。

ライブが再開されると、まずは大橋さんの“はにかみdays”から。ブランドのセンターがソロパートのトップバッターを飾り、可愛らしいパフォーマンスで会場を癒すと、佳村さんの“TOKIMEKIエスカレート”、五十嵐さんの“あんずのうた”と2曲続けてテンションが一気に上がるソロデビュー曲が披露される。この2曲でコールできないというのは、“プロデューサー”にとっても悔しいところではないだろうか。

続けて朝井さん、嘉山さん、小市さんが熱いロックサウンドの“Unlock Starbeat”をスタンドマイクパフォーマンスで披露し、さらに会場はヒートアップ。ステージの3人と観客の手拍子が響き渡る。

安野さん、立花さん、松井さん、和氣さんは『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)のテーマソング、“とどけ!アイドル”を披露。新旧織り交ぜた最初のブロックのセットリストに、会場は序盤から熱く盛り上がった。

 
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▲とどけ!アイドル

MCでは“忘れられない出来事”というテーマでフリートークが行われたので、一部をピックアップして紹介しよう。

大橋さんは『アイドルマスター シンデレラガールズ』の公式ラジオ『デレラジ』のプレ放送である第0回の思い出を語る。当時ラジオに慣れていなかったパーソナリティの3人は、30分の内容をまるまるリハーサルを行い、フリートークまですべて練習していたという初々しいエピソードが明かされた。
M・A・Oさんは、“プロデューサー”とメンバーと共にライブに参加している今日が一番の思い出になると語ると、会場からは大きな拍手が送られた。
森下さんは、最初のライブ参加となった『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS SS3A Live Sound Booth♪』で暖かく迎えてもらった喜びを語る。
松嵜さんは『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!』の大阪公演で千菅春香さん(松永涼役)に仕掛けたドッキリの思い出に触れていた。

MC明けは神谷さん、花井さん、和氣さんの3人による“TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!”でクールダウンした会場を一気にぶち上げる。

続けて長島さん、松井さん、三宅さんが“オタク is LOVE!”を披露。オリジナルメンバー“虹色ドリーマー”が揃い、間奏では全員が眼鏡をかけてメンバーのコールを行う演出で会場を盛り上げる。

和氣さんはソロデビュー曲の“Can’t Stop!!”を披露し、レーザービームライトが激しく飛び交うバブリーなステージを披露。
続いては、嘉山さん、立花さん、花井さんという和な雰囲気を持っているアイドル3人の“義勇忍侠花吹雪”だ。花井さんが加わり、“忍侠”ではなく“任侠”なパフォーマンスを見せて会場を熱くする。

そして青木さん、安野さんのユニット“Rock the Beat”による“Jet to the Future”が披露され、ボルテージはMAXへ。サビで行われる手拍子で会場が一体となる。

さらに、朝井さん、嘉山さん、長島さんの3人による“ガールズ・イン・ザ・フロンティア”が披露され、ロックな曲が続くセットリストでライブを盛り上げる。

今回だけの特別なメンバーによる楽曲披露や新曲のサプライズ発表も

続いてのトークパートでは、キャスト陣が“忘れられないライブの名場面”を語っていく。こちらも一部の内容をピックアップして紹介。

立花さんは、MC以外では自身が演じる“小早川紗枝”のイメージを崩さないようにしていたものの、過去にアンコールの“お願い!シンデレラ”で元の位置に戻るのに間に合わずダッシュしてしまうことがあったと語った。
長島さんは、田辺留依さん(荒木比奈役)と一緒に歌っている“Needle Light”が初披露された際、1日目よりも2日目でコールが増えて、皆が盛り上がってくれたことが嬉しかったと語る。
安野さんは、『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story』神戸公演のサプライズ出演について、元々は出演予定ではなかったが、自身が所属するユニット“炎陣”の“純情Midnight伝説”だけでもなんとか参加したいと直談判し、ライブに参加できたという熱いエピソードを披露。
和氣さんは、『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing!』にて、ナゴヤドームのベンチから登場し、歌っている最中に上着を脱ぎ棄てて楽曲を披露した思い出を振り返っていた。

MC明けは、松嵜さん、五十嵐さんの“HappyHappyTwin”による“あんきら!?狂騒曲”でスタート。2番では「怒ってる?」と尋ねる“双葉杏”に、「怒ってないよ♪」と答える“諸星きらり”というオリジナルとは違った展開を見せ、間奏では10周年を祝うコール&レスポンスで盛り上がる。

長島さんのソロデビュー曲“春恋フレーム”、森下さんの“初夢をあなたと”は新年ライブ以来2回目となり、有観客でのライブでは初披露。会場の“プロデューサー”の応援を受けて嬉しそうにパフォーマンスを見せる。

花井さんはソロデビュー曲の“おんなの道は星の道”を披露。毎度のことながら、圧倒的な歌唱力と荘厳な雰囲気で会場を支配するパフォーマンスに、イントロ、間奏、後奏と会場から大きな拍手が送られる。

そして、いよいよ大型ライブ初参加のM・A・Oさんによるソロデビュー曲“Bright Blue”が披露される。穏やかな優しい歌声で会場を癒し、可愛らしい笑顔のパフォーマンスに待望していた“プロデューサー”たちから感動の拍手が巻きこる。

 
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▲Bright Blue

神谷さん、小市さん、花井さん、森下さんの4人は『デレステ』4周年曲の“TRUE COLORS”を披露。優しくシンフォニックなメロディで会場を暖かな感動で包んでくれた。

最後のMCでは、今回のライブの振り返りを行っていく。

久しぶりに歌ったソロ曲でのパフォーマンスを振り替えったり、オリジナルメンバーで新曲が初披露できたことへの喜びが語られる。
一方でオリジナルメンバーではない楽曲に関する演出や、特別な組み合わせのパフォーマンスの楽しさを語るメンバーも。
そして、本来はコールも含めて楽しめる楽曲が制限されてしまっていることに、悔しさをにじませる声も上がっていた。

最終ブロックのスタートは、神谷さん、小市さん、松嵜さんによる“LET’S GO HAPPY!!”を披露。直前のMCでも触れられていたが、メンバーに合わせて一部の歌詞が変更され、このライブだけの特別仕様となっており、間奏でのコール&レスポンスも大いに盛り上がった。

続いては、青木さん、三宅さん、安野さん、佳村さんの4人による“Wonder goes on!!”、朝井さん、立花さん、森下さんの“美に入り彩を穿つ”とロックな楽曲を立て続けに披露。こちらも今回のライブならではのメンバーによるパフォーマンスで、各楽曲が新鮮に感じられる。

神谷さん、嘉山さん、小市さん、長島さん、和氣さんの“バーニング・バスターズによる“Just Us Justice”は、オリジナルメンバーが揃っての初披露。力強い歌声とダイナミックなパフォーマンスで会場のボルテージは最高潮だ。

 
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▲Just Us Justice

松井さん、M・A・Oさんにより、今回のライブでサプライズ披露となった“キセキの証”。おそらく、第10回総選挙メンバーで歌う楽曲と思われるが、優しい歌声とシンフォニックで美しいメロディーが印象的なバラードで、会場が穏やかな雰囲気に包まれる。

 
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▲キセキの証

大橋さんは、第5回総選挙の楽曲として製作された“キミのそばでずっと”を披露。当時、第1位でシンデレラガールを獲得した“島村卯月”が10周年というこのタイミングで披露する演出には思わず目頭が熱くなる。

アンコール前のラストとなるのはメンバー全員による10周年楽曲の“EVERLASTING”だ。ステージ後方に大きな城が映し出され、18人の美しい歌声のハーモニーにより最高潮の盛り上がりを見せる。

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▲EVERLASTING

アンコール前には10周年を振り返る特別映像が披露され、これまでのライブの名場面がまとめられた内容に会場からは大きな拍手が送られる。
続けて、『アイドルマスター シンデレラガールズ』に関する新情報の発表が行われる。詳しくは以下にまとめてあるので、参照していただきたい。


最後の挨拶では、10周年を迎えられた喜びや、初披露となった楽曲はもちろん、このライブだけの特別なメンバーによる楽曲で見えた新たな可能性、また普段歌わないような曲に参加できた楽しさなどが語られる。そして有観客でライブできるという感動と、“プロデューサー”に向けた感謝の言葉には会場から大きな拍手が送られた。

最後は、いつもの“お願い!シンデレラ”が披露され、大橋さんによるアイマスですよ!アイマスでライブは幕を閉じた。

 
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▲お願い!シンデレラ

千葉公演初日は、初期の曲から最新曲までバラエティに富んだセットリストに、特別なメンバー編成で歌詞の一部を変えた楽曲披露と言った演出も行われるなど、10周年の前夜祭に相応しい、お祭り感のあるライブだった。初日のみの出演だったM・A・Oさんの“Bright Blue”のパフォーマンスも素晴らしく、また出演の機会があれば2曲目の“銀河図書館”や、“咲いてJewel”、“生存本能ヴァルキュリア”などのユニット曲も聞きたいところ。
いよいよ明日は10周年当日、どのような公演が観られるのか、大いに期待が募る。

【セットリスト】
01.Yes! Party Time!!:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.はにかみdays:大橋彩香
03.TOKIMEKIエスカレート:佳村はるか
04.あんずのうた:五十嵐裕美
05.Unlock Starbeat(Long Intro Ver.):朝井彩加・嘉山未紗・小市眞琴
06.とどけ!アイドル(Long Intro Ver.):立花理香・松井恵理子・安野希世乃・和氣あず未
07.TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!:神谷早矢佳・花井美春・和氣あず未
08.オタク is LOVE!(Long Intro Ver.):長島光那・松井恵理子・三宅麻理恵
09.Can’t Stop!!(Long Intro Ver.):和氣あず未
10.義勇忍侠花吹雪:嘉山未紗・立花理香・花井美春
11.Jet to the Future:青木瑠璃子・安野希世乃
12.ガールズ・イン・ザ・フロンティア:朝井彩加・嘉山未紗・長島光那
13.あんきら!?狂騒曲:五十嵐裕美・松嵜麗
14.春恋フレーム:長島光那
15.初夢をあなたと(Long Intro Ver.):森下来奈
16.おんなの道は星の道:花井美春
17.Bright Blue:M・A・O
18.TRUE COLORS:神谷早矢佳・小市眞琴・花井美春・森下来奈
19.LET’S GO HAPPY!!:神谷早矢佳・小市眞琴・松嵜麗
20.Wonder goes on!!(Long Intro Ver.):青木瑠璃子・三宅麻理恵・安野希世乃・佳村はるか
21.美に入り彩を穿つ:朝井彩加・立花理香・森下来奈
22.Just Us Justice:神谷早矢佳・嘉山未紗・小市眞琴・長島光那・和氣あず未
23.キセキの証:松井恵理子・M・A・O
24.キミのそばでずっと:大橋彩香
25.EVERLASTING(Short Intro Ver.):THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
26.お願い!シンデレラ:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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