『Ingress』国立競技場で緊急バトル!! 軽い気持ちで呼び掛けたら想定外の結果になったBB戦リポート

2021-11-09 20:05 投稿
2021年11月9日、NianticはAR開発者向けプラットフォーム“Lightship”をグローバルで展開することを発表。
これに合わせてソフトバンク、LIFULL、集英社の3社がパートナー企業第1弾として参加していることが報じられた。
そこで本記事では、Nianticの最高プロダクト責任者・河合敬一氏、デベロッパーエクスペリエンス・加藤エリカ氏。そしてパートナー企業3社がプレス発表会で明かしたプロジェクトを紹介していく。
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Lighthipは、Nianticが開発運営してきた『Ingress』や『ポケモンGO』、『ハリー・ポッター:魔法同盟』、そして最新作『ピクミン ブルーム』などの経験をもとに構築されたゲームの基盤で、同社が手掛けてきたAR(拡張現実)技術をベースに、多くの企業や開発者がARコンテンツを展開できるようにするためのプラットフォームだ。
そして、今年の5月にベータ版が提供されたAR開発キット“ARDK”が今回正式に提供されることになった。
ジョン氏はARDKの主軸になっているのはUnderstanding(環境の理解)とMapping(リアルタイムでの現実世界の再現)、Sharing(体験の共有)の3つだと説明。
それらを併用することで現実世界に即した新しいタイプのARを実現できること。
“テクノロジーをどう使いこなすのか”
これが共に創り上げていくストーリーの第1章であり再定義をするものであるとLightshipへの想いを明かした。
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▲3次元による地図の自動作成。読み取ったものが何であるかを認識することでお店の情報を知ることもできる。また、同時に最大5人がリアルタイムでARを体験でき、今後はもっと多くの人がいっしょに遊べるようになっていくようだ。
Nianticが開発運営するすべてのアプリケーションはすべてLightshipプラットフォーム上で動作していると河合氏。
その中からARに焦点を合わせてNiantic Lightship AR開発者キット“ARDK”を提供することを続けて説明した。
河合氏は、ARDKを公開したことを“使命である”とし、これまでNianticが提供してきたミッションを、これからは開発者たちのチカラを借り実現に向けて進めていきたいという。
また、最近話題のメタバースについては、1992年に発表されたニール・スティーヴンスン著のSF小説『スノウ・クラッシュ』が起源だと言われていること、その後『マトリックス』シリーズや『レディープレイヤーワン』といったメタバース的な映画を例に、それら多くの作品では現実から逃れ新しい世界へ~といった共通点があると語る。
しかし、Nianticは“ここではないどこか”ではなく、“いまある世界をいかに豊かなものにするか”という方向に技術を使いたいという想いで、それを“リアルワールドメタバース”と呼んでいることを明かした。
なお、加藤氏によればローンチに向け、開発者が業務に集中するためのコミュニティフォーラムを開設。
利用者が開発しやすいと感じるものを目指し、たくさんの意見を聞き、改善を重ねながらプラットフォームを成長させていくようだ。
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▲世界を豊かにするためのプラットフォーム、それがLightshipであると河合氏。毎日歩いていた場所での新たな発見、気になっていたお店に立ち寄るきっかけなどを作るといった従来の体験をさらに広げていくようだ。
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▲ソフトバンク株式会社・坂口卓也氏(サービス企画本部 コンテンツ推進統括部 プロダクト開発部)
坂口氏は2016年からNianticとパートナー契約し、これまで多くのイベントでARを使った取り組みを進めてきたこと、昨年からは国内通信キャリアで唯一“Niantic Planet-Scale AR Alliance”に参加していることを振り返る。
そして今回、コンテンツ配信サービス“5G LAB”のARスクエアでARDKを採用。
この日は、オクルージョン技術を使った見上げるほど大きな恐竜を目の当たりにしたり、それぞれのスマホを使ってAR上でゲームを楽しむといった映像が公開された。
そこで描かれていたのは、ARの基礎を広く体験してもらうためのものであり、さらには高度なものを提供していきたいと坂口氏。
空や木を認識しそれに関連した恐竜が登場するなど、魅力的な体験も明かされた。
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▲これは2018年、富士急ハイランドで開催された『Ingress』のリアルイベントで披露された“MR Intel Simulator”。坂口氏はARDKの強みを活かし、こうした過去の取り組み含めて新しい体験価値を提供できるよう検討していることを教えてくれた。
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▲株式会社LIFULL・山崎晴貴氏(クリエイティブ本部 未来デザイン 推進室リサーチ&デザイングループ)
社会課題解決とVR技術の活用、そうした取り組みの成果の1つとして開発しているのが、“空飛ぶホームズくん”だ。
今回、それらアセットとARDKを使うことで、従来アプリ内であった体験を外に持ち出し、実際の街歩き中にも利用できるようにしたいと山崎氏。
そうすることで、これまで以上にユーザーが希望する街探しを提供できるという。
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▲これは地図データを用いて3Dの街を自由に飛び回り、気になる物件のVR内見ができるというもの。ここで表示される3D物件はLIFULLのAI戦略室が全国の間取り図データを参考に作っているという。
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▲稲生晋之氏(XRチーム プロジェクトリーダー)
人気マンガ『ONE PIECE』のキャラクターが実在するオブジェクトを認識して駆け回り、空を飛ぶといった映像から始まった集英社の取り組み。
稲生氏は現実世界と仮想世界を融合し知覚できる技術XRとARを組み合わせることで、より豊かなプロダクトを世界中に届けられないかと検討を重ねてきたと語る。
また、今回は『ONE PIECE』のキャラクターを採用しているが、今後は集英社が誇る多くのコンテンツを使ったAR化を検討中のようだ。
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▲駆け回るチョッパーをそれぞれのスマホで追いかけていく。そしてビルを越え、大空を飛ぶサウザンドサニー号は圧巻。今後どういった体験ができるのか、とても楽しみになる映像だった。
VPSと呼ばれるこの機能は“世界を3Dマップ化”するための第一歩。
この日は、実在する噴水のふもとに仮想のカードを隠し、それを別の人がヒントを頼りに探し出すといった映像が公開された。
Nianticはこうした技術を現在開発中のコンシューマアプリで実現。すでに世界中の数千ヵ所で機能するところまで進んでおり、来年にはユーザーに提供されるということだ。
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▲誰かが仕掛けた仮想オブジェクトを探し出す。既存のNianticアプリでもいろいろ活かせそうだ。
なお、Unityを使っているARDKは、ARキット(Apple)、ARコア(Google)それぞれの違いを埋める中間のレイヤーとして機能し、クロスプラットフォームで利用できるもの。
河合氏は包含して拡張するカタチでARDKが存在しているという。
さて、VPSで使われているのは『Ingress』の“ポータルスキャン”、『ポケモンGO』の“ポケストップスキャン”を通じて集められているデータだ。
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▲この技術を活用することで多くの人が同時に、それぞれのアングルから仮想の対象物を楽しむことができる。例えば、『Ingress』でポータルを奪い合ったり、『ポケモンGO』でレイドバトルの様子を確認するといった体験もできそうだ。
ここで1ユーザーとして気になるのが、我々のスキャンデータがどれくらい集まっているのかである。
この点について開発陣から届いたメッセージが下記の通りだ。
【開発陣からのメッセージ】
これまでもたくさんの方にご協力をいただいていますが、世界中をカバーするためにはまだまだこれからです! また、世界は常に変わっていますし、昼、夜、季節などの違いもあります。1度作ったら終わりではなく、継続的に続けて参りますのでこれからもご支援いただけますと幸いです!!
ということだ。
さぁ、エージェントとトレーナーのみなさん。
想像するだけでワクワクが止まらないVPS実装に向けて、今後もいっしょに基盤となるデータをスキャンしていこう!!
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▲ポータルやポケストップに触れるとそれぞれのスキャン方法や注意点を確認できる。ぜひ、安全に十分注意してお気に入りのスポットを3Dデータ化してみませんか?
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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