【新作】ゲーム内のバグを修復して住人たちの悩みを解く不思議な謎解きアドベンチャー『Repair Me』

NPCたちの住みよい世界を取り戻そう

とある世界を侵食する“バグ”と呼ばれる現象に苦しむ人々。

文字化けしちゃった会話や荒ぶる木々など、バグの被害でそこら中が大変なことになっている。

本記事で紹介する『Repair Me』は、それらのバグを7文字の“コマンド”で修復。

プログラムを書き換えていくような感覚で人々の悩みを解決していく、エンタメ発信サークル“ラジエル -Rasiel Library-”の謎解きゲームだ。

修復プログラムで20のバグから人々を救おう

世界をめちゃくちゃにしているバグから救ってほしい。

そんな人々の願いを叶えるのがプレイヤーの目標。レトロなロールプレイングゲームを彷彿とさせる街に点在する20のバグを1つずつ解決していくのだ。

困っている人に“虫めがねアイコン”で話しかけ、修復したい場所に向かって“キーボードアイコン”を選択。

謎解きに必要な断片的な情報を参考に、7文字のコマンドを導き入力する。

例えば、動き回る物体に対してなら“STP ○○○○”、消したいときは“DEL ○○○○”といった具合いに、どこかプログラムを打ち込んでいるような感覚を味わえるのが本作の特徴だ。

最初はお使い気分でしらみつぶしに街を探索。

謎解きを進めていくと自分にそっくりな人が現れたり、住民たちの関係性がわかってくるなどストーリーにも興味が湧いてくる。

20のバグを解除したとき世界はどうなるのか、もしかすると新たなバグが出てきちゃうのかと、いろいろな想像をしながら最後までいっきに駆け抜けてしまったぞ。

初心者歓迎!! 至れり尽くせりなヒント機能

最初の3文字で“何をするのか”を、それに続く4文字に“対象”のワードを打ち込む。

オブジェクトの移動や削除など、1度判明したコマンドは画面左下の一覧表に記録。法則を理解できればサクサクと攻略を進めていけるはずだ。

また、本作には各謎解きを4段階でサポートしてくれるヒント機能が備わっている。

最初の3つは簡易的なもの、最後のひとつはズバリ答えを教えてくれるのだからありがたい。

謎解きの中には難易度の高めなものも多いけど、わかってしまえば“そりゃそうか”とスッキリ解決。

いっきにクリアーを目指すよりは、ひとつひとつの謎解きをじっくり考える心の余裕が必要だと感じた。

ラジエルが手掛けるアプリはこの1作のみだけど、公式サイトを見るとボードゲーム系を数タイトル手がている。

ぜひ、今後の展開にも注目していきたいサークルだ。

■エンタメ発信サークル・ラジエル -Rasiel Library-

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

この記事のタグ

• 深津庵