【角満の『ウマ娘』日記第49回】“最強世代”の一の矢！　セイウンスカイ物語（1）

◆大物釣りを狙え！ 育成ウマ娘のピックアップガチャで見事引き当てた98年の二冠馬、セイウンスカイの物語を今日から本格的に綴っていこうと思っている。 セイウンスカイ……！ この、実力と意外性を併せ持った、まるで奇術師かマジシャン（同じかｗ）みたいだった快速馬のこと、ホントに好きだったんだよねーーーー！！！＞＜ ……って、こういうこと、サイレンススズカのときもミホノブルボンのときも、もっと言うならサクラバクシンオーやキングヘイローの物語のときも惜しげもなく（？）書いていた気がするが、その感情はどれもウソ偽りのない本心なので、何度書いてもいいのである。それが……アラフィフガチ競馬好きオヤジの男心ってもんよッ！！！ それにしても、セイウンスカイは印象深い競走馬だった。 生まれたのは、長い競馬の歴史においても“黄金の年”と呼ばれる、傑出した才能が一挙に集まってしまった1995年。世代最強の座を争うライバルたちは、どれも別の年代に生まれていたらGI勝利数を2、3個は上積みできたんじゃないかってくらい、突出した名馬たちだったのである。 キングヘイロー編のときにもさんざん書いたけど、当時の競馬シーンと盛り上がりを知らない若き競馬ファン（と、ウマ娘ファン）に、いかにあの時代が輝いていておもしろかったのかを啓蒙できるので、こういうことも何度書いてもいいのである。 黄金世代ピラミッドの頂点に君臨していたのは、間違いなく以下の4名だ。 98年のダービー馬にして、天皇賞春・秋連覇、そしてジャパンカップも制したスペシャルウィーク！！ そのスペシャルウィークと99年の宝塚記念で名勝負を演じ、続く有馬記念も制してグランプリ3連覇を果たした怪物・グラスワンダー！！ 個人的に、この黄金世代における最強馬であり、日本競馬史においても5本の指に入る実力者と確信する凱旋門賞2着馬、エルコンドルパサー！！！ 日本の競馬史に残る超良血馬ながら、並み居るライバルたちに阻まれてGIは1勝しかできなかった悲運の快速馬、キングヘイロー！！ こんな、とてつもない実力者たちを向こうにまわしながら互角以上の勝負を展開し、98年の皐月賞と菊花賞を制した疾風の逃げ馬こそが……本物語の主人公となるセイウンスカイなのだ！！ もう、こういうことを書いているだけで楽しくて仕方ないわｗｗ おじさん、学生時代は、プロレス誌か競馬誌の記者になりたいとも思っていたからな。いま、ゲームのリポートとはいえ存分に馬（ウマ娘だけど）のことが書けて、感無量であります＞＜ さて、史実的にはそんなポジションにいるセイウンスカイなのだが、ウマ娘としてはどのように描かれているのか？？ 彼女は……↓こんな感じだ。 つ、釣り……？？ からの……！ む……？？ “大物”を釣っていくってのは、ガチ釣りの話ではなく……！ 翌年の4月、5月、10月ってのは、もしや……！！ だよねえええええ！！！ｗｗ 史実に照らしても、セイウンスカイは王道のクラシックロードを進むべきだ。そして、実際に獲得した皐月賞と菊花賞の冠はもちろん、唯一獲り逃した日本ダービーも、このifの世界でなら、きっと……！！ しかし、どこかつかみどころのないセイウンスカイは、隙さえあれば訓練をサボろうとする“クセモノ”として描かれているようだ。 こいつはどうも、ひと筋縄ではいかなそうだぞ……。 そう身構えていたところ、先のライバル4名に対しては、 突出した才能に、しっかりと反応しているようだった。自分もそんな傑物たちと引けをとらない、とんでもないポテンシャルの持ち主だと知ってか知らずか……。 そしてセイウンスカイは、デビューの日を迎える。 その結果は……次回の更新で！ ←第48回を読む 大塚角満 大塚角満（おおつか・かどまん）…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか！』シリーズな ど。

対応機種	iOS／Android／ブラウザ
価格	無料（アプリ内課金あり）

メーカー	サイゲームス
公式サイト	https://umamusume.jp/
公式Twitter	https://twitter.com/uma_musu
配信日	配信中
コピーライト	（C） Cygames, Inc.