【角満の『ウマ娘』日記 第48回】閑話休題! “ヒシアマゾン”について語らせてくれ!

2021-06-23 14:26 投稿

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ウマ娘 プリティーダービー

◆セイウンスカイ物語……の前に

ちょっと間が空いてしまったが、もっとも大好きな馬(ウマ娘)であるミホノブルボンの物語が終わり(中途半端だったけどなw)、つぎの育成ウマ娘として、

1

“あの”セイウンスカイを指名してピックアップガチャで見事に一本釣りした……ということを前回の記事で綴っている。

そう、釣れたのだよセイウンスカイが!!

彼女自身も釣り好きらしく、魚を釣り上げている描写がよく出てくるが、

2

最大の大物を釣り上げたのはこの俺!!w 育成ではよろしくな!! セイウンスカイちゃん!!

でも、本格的な育成に入る前に、ちょっと語っておきたいことがある。

現在(6月22日です念のため)、プリティーダービーガチャとサポートガチャでつぎのようなウマ娘がピックアップされて、的中率がアップしていることを見逃してはならない。

まず、育成ウマ娘では……!

3

ナリタブライアン世代の最強牝馬!! ヒシアマゾン!!!

そしてサポートガチャでは……!!

4

オグリ世代の年間最優秀スプリンター! シブい!!w バンブーメモリー!!

さらに……。

5

これまた激シブ!!ww 97年のフェブラリーステークス覇者、シンコウウインディ!!!

この人選……ていうか馬選、ホントにマニアックでたまらないんだけど……w とくにバンブーメモリーとシンコウウインディなんて、前者は短距離、後者はダートにほぼ特化した職人みたいな競走馬で、“記録よりも記憶”を地で行く存在だし。

まあそれを言い出すと、ウマ娘に存在するナイスネイチャ、マチカネタンホイザ、イクノディクタス、ツインターボあたりはGIで勝っていないので(イクノディクタスとツインターボに至ってはGIIも未勝利)、

「GIで複数勝っていながらウマ娘化されていない名馬がたくさんいるのに、なぜ彼女たちが!?」

と疑問に感じる向きもあるかと思うが、そのへんはやはり、今回のバンブーメモリーやシンコウウインディと同様に“記憶に残っている度合い”の強さもウマ娘化される重要なファクターな気がする。ナイスネイチャなんて、3勝しているGIIよりも、

“有馬記念、3年連続3着馬”

っていう看板のほうが圧倒的にデカいし。

その点、★3の育成ウマ娘として新たに登場したヒシアマゾンに関しては、記録も記憶も、当時の競馬界に与えた影響も凄まじく、思わず、

「よくぞ、育成ウマ娘として採用してくださいました!!><」

と、感激のあまりヒザを叩いてしまったね。

いまでこそ“最強牝馬論争”が持ちあがると、

「64年ぶりの牝馬のダービー馬にしてGIレース7勝のウオッカだろう!」

「いやいや! そのウオッカと同期でありながらすべてのレースで連対し、GIも4勝しているダイワスカーレットで決まり!!」

「そこはやっぱりアーモンドアイ!! 日本競馬史上初のGI9勝は圧倒的でしょう!! 海外GIも勝ってるし!!」

必ず↑こんな意見が大勢を占め、ここに続くように、「いや、ブエナビスタも捨てがたい」「ジェンティルドンナだろ」等々の候補が続く流れになる。

でも、90年代の競馬を愛するオールドファンからすると、GI勝利数は2勝ながらも、全盛期のナリタブライアンとタメを張るほどのポテンシャルを持ち、牡馬相手にバチバチの勝負を挑んでいたヒシアマゾンこそ、最強牝馬の一角に数えてもいいんじゃないか……と強く思うのである。

ヒシアマゾンはアメリカで生産された外国産馬で、当時の規定だとクラシックレースに出走することが叶わなかった。そのため、桜花賞にもオークスにも出られず、さらに言うならこのころはヴィクトリアマイルも秋華賞もなかったので(前者は2006年、後者は1996年に新設)、出られるGIレースそのものが少なかったのである。もしもいまの規定でヒシアマゾンが走っていたら……若干贔屓目かもしれないが、GIで5~6勝はしていたんじゃないかと確信するのである。

それくらい、全盛期のヒシアマゾンは強かった。

前述の通り、桜花賞にもオークスにも出られなかったので裏道街道を進むしかなかったわけだけど、クイーンカップ、クリスタルカップ、ニュージーランドトロフィー、クイーンステークス、ローズステークス、エリザベス女王杯と重賞を6連勝し(エリザベス女王杯ではこの年のオークス馬であるチョウカイキャロルを競り負かしている)、迎えた94年の有馬記念では三冠馬、ナリタブライアンと初激突。2着に敗れはしたものの、底が知れない恐るべき潜在能力の高さを見せつけ、

「ヒシアマゾンこそ、最強牝馬と呼ぶにふさわしいな!!」

と、当時の競馬ファンにもてはやされたのだ。

だってこの年の有馬記念って、ナリタブライアンが単勝1.2倍の断然1番人気になっていたけどメンバー的にはかな~り豪華で、3着以下には、ライスシャワー、ナイスネイチャ、チョウカイキャロル、ネーハイシーザー、サクラチトセオー、ツインターボなんていう馬が顔をそろえていた。そんな連中をちぎって2着に食い込んだことから、ヒシアマゾンの存在感は一気に跳ね上がったのである。

個人的にも、もっとも夢中になって競馬を追い掛けていた時期に現れた強豪牝馬なので、ヒシアマゾンへの思い入れはかなり強い。なのでぜひとも、育成ウマ娘として彼女を手に入れたいと思っているのだが、残念ながらジュエルが心許ないのでしばらく様子見^^;

ここはやはり……!!

6

素直にセイウンスカイちゃんにコミットして、育成を開始することにするかな!!

というわけで次回より、セイウンスカイ物語の始まり始まり~!!

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大塚角満

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。

ウマ娘 プリティーダービー

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーサイゲームス
公式サイトhttps://umamusume.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/uma_musu
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