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【角満の『ウマ娘』日記 第9回】可憐な花にはトゲがある……ニシノフラワー登場! 

2021-03-14 20:56 投稿

第9回 可憐な花にはトゲがある……ニシノフラワー登場!

◆同世代の快速牝馬、立ち塞がる!

『ウマ娘 プリティーダービー』の育成モードを遊んでいて、もっとも驚いたのが以下の点だ。

「このストーリーって……想像以上に、過去の競馬史を踏襲した設定と流れになっているんですけど!!」

物語に差し込まれるちょっとした会話シーンやガールズトークに登場するのは、担当するウマ娘のモデルとなった馬(ややこしいな!!w)と同世代のウマ娘がほとんど。俺が最初に選んだサクラバクシンオーのストーリーに、頻繁にミホノブルボンやライスシャワー(ともに、同い年の名馬)が登場するのはそのためだろう。

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となれば……!

「サクラバクシンオーのライバルとして登場するのは、きっと……あの牝馬だろうな!!」

このとき、俺の脳裏にひらめいたのは、全盛期のサクラバクシンオーとたびたび対戦し、唯一同等以上にわたり合った“史上最強のマイル女王”、“ノースフライト”という牝馬である。

何度も書いてきたけど、1992年、93年のサクラバクシンオーは、1400メートル以下の距離だったら“世界最速”と言われ、実際に比肩できる馬はまず存在しなかった。となると当然、競馬ファン的には、

「このスピードだったら、マイル(1600メートル)もきっとブッチギるはず……!!」

と思ったものだが、そこに厳然と、

「マイルでデカい顔はさせませんよ」

と立ち塞がったのがノースフライトという、ひとつ年下の牝馬だったのである。

しかし、現時点でノースフライトは『ウマ娘 プリティーダービー』には存在しない。となると、短距離においてサクラバクシンオーに迫れるウマ娘はいないのでは……なんて思っちゃうところだったんだけど!!

これが……いるのだ!!

競馬史においてサクラバクシンオーは、間違いなく“史上最速スプリンター”に挙げられる1頭。成績も、1400メートル以下のレースでは12戦11勝と、文字通りの“無敵”である。

でも……!

前走のキャピタルステークス(1400メートル)で快勝し、

「サクラバクシンオー、いよいよ本格化か!? つぎのスプリンターズステークスも、勢いでねじ伏せるのでは!?」

競馬ファンの多くがそう思いながら迎えた92年のスプリンターズステークスにおいて(俺も含む)、ヤマニンゼファーやダイタクヘリオスといった並み居る強豪スプリンターたちをなで斬りにし、もちろんサクラバクシンオーもぶっちぎって優勝したのが……↓ここに現れたカワイ子ちゃんなのであるよ!!

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その名前を見た瞬間、俺の脳裏で92年~94年にかけての競馬シーンが走馬灯のように駆け巡ったね(死ぬの?)。

そうだ……!! このウマ娘がいたのだ!!!

サクラバクシンオーミホノブルボンと同世代の名馬にして、92年の“最優秀スプリンター”を受賞した桜花賞馬、ニシノフラワーが現れたぁぁぁああああ!!!w

◆育成、失敗か……?

いやしかし、このウマ娘化したニシノフラワーを見て、俺はちょっと笑ってしまったよ。

小さく、華奢な少女のような見た目と、どこか控えめな言動。いかにも育ちが良さそうな“深窓の令嬢”然とした雰囲気を醸し出していて、とてもじゃないけど速く走れるようには思えない。

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じつはこれ、ニシノフラワー(馬のほうなw)に対して俺が抱いていたイメージ、ほぼそのまんまなんだよな^^; リアルなニシノフラワーも華奢で小さな馬で、大きな牡馬に囲まれると仔馬のように見えた。加えて名前が抜群にかわいらしかったので、ニシノフラワーが出るレースだとついつい単勝馬券を買っちまったんだよなあ(苦笑)。懐かしいなあ。

そんなニシノフラワーが、『ウマ娘 プリティーダービー』においてもサクラバクシンオーの前に現れてしまった。

しかも、彼女たちがぶつかるレースは、あの……!!

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電撃の6ハロン! スプリンターズステークス!!

このレースはいまも昔も、リアルでも『ウマ娘』でも“最速馬決定戦”である。

当然、ニシノフラワー以外にも、脚に覚えのある快速ウマ娘が参戦してきたわけで……。

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ヒシアマゾン、マルゼンスキー、そしてオグリキャップ……!

そんな伝説の馬たちを押しのけて1番人気となったのは……やっぱり、このウマ娘だった。

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ニシノフラワー……!! もう、ゴリゴリの◎で、ダントツの1番人気かよ……! しかも……ライバルの油断を誘うこの見た目!!w これでいちばん速いとか反則だろ!!w

一方、我らがサクラバクシンオーは、

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オグリキャップにつぐ3番人気か……。

でも、能力ではニシノフラワーにも引けを取らないはず。それは史実が証明しているのだ! 不利なく、力を出し切れれば、きっと……!

そして実際、レースは展開もサクラバクシンオーに向いて、最後の直線まで、

「勝てる!! 史実をひっくり返して、優勝できるぞ!!」

そう思わせてくれた。

しかし……!!

残り1ハロンで見せたニシノフラワーの末脚が凄まじかった!!

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「……うお。な、なんか通り過ぎていった!!!」

とてつもない切れ味の末脚を爆発させ、サクラバクシンオー、マルゼンスキーを抜き去っていったニシノフラワー……! こ、これが……! 92年の最優秀スプリンターの切れ味かッ!!

結果は……。

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半バ身かわされたところで、無情のゴール。この敗北を受けてサクラバクシンオーは、

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“自分よりも速いウマ娘がいる”

という事実を突きつけられ、そのまま“短距離路線”を突き進むことになるのである。

しかし……!

迎えたもうひとつの短距離GI、高松宮記念では、あろうことか……!

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おおおお……!!>< タ、タイキシャトルにアタマ差かわされて、ここでも2着……!

「や、やばい……。サクラバクシンオーを預かっていながら、短距離で結果が付いてきてねぇよ……(((( ;゚Д゚)))」

はたして、最初の育成の結末は……?

続く!

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大塚角満

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。

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