『サクラ革命』フィナーレを迎えて【プレイ日記第51回】
2021-06-30 18:00
2020-10-21 13:13 投稿
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サクラ革命 華咲く乙女たち
セガとディライトワークスが共同制作するスマートフォン向けゲーム『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』(以下『サクラ革命』)の公式放送“青ヶ島司令部通信”の第3回が、2020年10月21日より配信開始された。
今回は、『サクラ大戦』シリーズスタッフの“顔”でもあり、本作でももちろん音楽を担当する音楽家・田中公平氏へのインタビューに加え、新規PV『帝国歌劇団試演 サクラ革命歌劇映像』が公開された。
前回の松崎史也氏同様、MCの松澤千晶さんによるインタビューが行われた。
『サクラ』の音楽は20数年前から作り続けており、その数は1000を超えているが、曲は変わっても『サクラ』の曲だとわかるようになっている。それは、リズムにそれほど寄らないメロディーの太さがあるから。日本人が昔から好きなメロディーがあって、それをどうアレンジして伝えるかに砕身しているそう。
また、今回の主題歌は作詞が畑亜貴先生になり、世界も大きく変わっている。『サクラ』の歌曲は“詞先”で作ることが多いので、作品世界も詞に引っ張られるのだが、今回は“希望”や“復活”をテーマに書かれているようだ。だから曲調もひたすらに明るい。それはヒロインである“しの”のキャラクターによるところもあり、どこまでも明るく突き進んでいく彼女は、これまでのヒロインとは違うキャラクターの持ち主なのだ。
なお、シリーズおなじみの“劇中劇”は今回も用意されていて、かなりバラエティーに富んだ内容となっているようだ。日本中を旅する中で演じられるそれは、時代劇やプリズナー、熱血スポーツ系などじつにさまざま。もちろん、しのたち“帝国歌劇団”とは別に“大帝国歌劇団B.L.A.C.K.”も独自の活動を行っていて、その様子も描かれる。
中には、作中でしのが歌えなくなり、彼女のセリフだけで展開する曲も登場するようで「そのセリフがすっごくいいんです」と田中氏も絶讃。関係者一同、セリフを聴いて泣いてしまったそうだ。しの役の岸本さんの声優としての力もあるし、セリフの内容も感動を誘うものとなっているとのことで、作中でお目にかかる日が楽しみである。
『サクラ革命』では、新しく出会う演者がたくさんいる中で、田中氏もひとりひとり指導して収録に臨んでいるという。それぞれ、初対面で個性を見抜きつつキャラクターに合わせた曲も作っていかなければならないのがたいへんだったそうだ。
「劇伴を入れると1000曲以上作ってきたが、『サクラ大戦』が大好きなので、このシリーズが続いてくれることが私の望み。そうしたらまたサクラの歌が書ける。そう思うと幸せな気分です」と、四半世紀を経てなお“サクラ愛”を燃やし続ける田中氏。その情熱の結晶も、ゲームの情報公開に合わせてこれから少しずつ公開されていくらしいので、楽しみである。
続いて、新PV『帝国歌劇団試演 サクラ革命歌劇映像』が公開された。主題歌ではおなじみの、かっこいい口上にシビれる!
さりげなく、ストーリーに関わるカットも放出されており、ファンにとっては何度も何度もくり返し観ておくべき映像となっている。
また、放送の翌日である2020年10月22日より、帝国歌劇団青ヶ島花組による主題歌『SAKURA HIKARU Revolution』と、大帝国歌劇団B.L.A.C.K.による『Wonderful Future』が配信開始となることも併せて告知されていた。
第4回放送は11月4日、咲良しの役の岸本萌佳さんをゲストに迎えて行われる予定。
事前登録の追加報酬として、帝国歌劇団青ヶ島花組のライブ出演が決定! 登録者数20万人達成で行われることになるようだ。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
メーカー | セガ |
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公式サイト | https://sakura-kakumei.sega.jp/ |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | Original Game Ⓒ SEGA / Ⓒ DELiGHTWORKS |
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