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開発タイトルは10以上!! 『Ingress』や『ポケモンGO』を手掛けるNianticの新たな取り組みと指針

2020-06-16 13:24 投稿

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ポケモンGO

プラットフォームを生み出す先の未来

AR技術を活かした位置情報アプリとそのプラットフォームを開発運営する企業であり、『Ingress』や『ポケモンGO』、『ハリー・ポッター:魔法同盟』といったゲームで知られるNianticが2020年6月11日、『ポケモンGO』の大規模イベント“GO Fest 2020”に関するメディア向けの説明会を実施。

そこでCEOであるジョン・ハンケ氏が、現在Nianticが取り組んでいるプロジェクトと直近の動きを説明する場が設けられた。

本記事ではその詳細と今後への期待値をフリーライターの深津庵の目線でお届けする。

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▲Niantic、ジョン・ハンケCEO

人種を越えた絆とCOVID-19に対する取り組み

2010年、Googleの社内スタートアップとして始まった“Niantic Labs”は、2012年9月にAndroid向けアプリ『Fild Trip』をリリース。

その後、2012年11月に『Ingress』のAndroid版、2014年7月にiOS版をリリースした後の2015年8月にGoogleから独立。

翌年2016年7月に『ポケモンGO』、2018年には『Ingress』の後継モデルとなる『Ingress Prime』。さらに2019年6月『ハリー・ポッター:魔法同盟』をリリースするなど、位置情報アプリ業界を代表する企業として多くの注目を集めてきた。

そうして迎えた2020年6月、世界は新型コロナウイルスの驚異にさらされ、Nianticは運営する各タイトルの対応に追われている。

それについてCEOのジョン・ハンケ氏が現在取り組んでいるプロジェクトについて想いを明かしてくれた。

その冒頭でNianticが掲げる使命は、人々を結び付け真の意味でコミュニティを構築すること。

多様化するコミュニティの中で人種や性別を越えた絆を形成するには、これまで以上の団結力が必要不可欠であるとハンケ氏。

続けて連日報じられている人種差別に反対する運動やCOVID-19との戦いといった肉体的および精神的緊張は大きな課題であり、混迷する経済を再建するため、公共と民間双方からリーダーシップを取るための取り組みとして、『ポケモンGO』のGO Fest2020で得られるチケットの売り上げから最小金額5億ドル以上を寄付することも語った。

さらに、黒人クリエイターの作業を加速させるため、彼らのコミュニティライフと経験を考えるキャラクター、ストーリーといったポイントに注目。

クリエイターチームによる新たなNianticプラットフォームを利用したプロジェクトへの資金を提供し、残りの半分を地域社会の再建を支援する米国のNPO団体に寄付することも表明している。

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▲ハンケ氏は社員に向けて発信したメッセージをTwitterでも拡散。どういった内容かは上記の画像をタップしてNianticサイトのブログで確認してもらいたい。

10以上ある開発中のタイトルとリリースについて

『Ingress 』や『ポケモンGO』、『ハリー・ポッター:魔法同盟』への投資は今後も継続されることと合わせ、ハンケ氏は開発中のタイトルがすでに10タイトル以上あること。

それらを今後年間で2タイトルずつリリースする目標があることを明かした。

2020年4月、Nianticリアルワールドプラットフォームの一環として、高度なAR技術開発を加速化するため、6D.ai(ARスタートアップ)を買収したことが報じられたのは記憶に新しい。

6D.aiが手掛けてきたスマートフォンカメラで空間の3Dレイアウトを高速で検知する技術が、どう活かされていくのかとても楽しみなポイントだ。

『Ingress』の“ポータルスキャン”、『ポケモンGO』の“Wayfarer”を使用して世界中の興味深い場所をマッピングする機能もそれに準じた新たなチャレンジである。

昨年末に第1報が出された人気ボードゲーム『カタン』をARでプレイするスマホゲームの行方と合わせて今後の動きにも注目だ。

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▲ARでどうカタンをプレイできるのか期待が高まる本プロジェクト。事前登録サイトには日本語の記述がなかったが、ぜひともローカライズを希望したい。

イベントを実施するための新たな試み

『ポケモンGO』のリリースから1年後、2017年に初のGO Festを開催したが完璧なものにはならなかった。

ハンケ氏は当時直面したネットワーク問題を上げ、イベント当日の夕方シカゴに出現したルギアを追い散歩する光景に、困難を体験しながらも楽しんでくれたトレーナーの姿が印象深かったと語る。

その後、2018年と2019年にはシカゴを筆頭にドルトムント、横浜、横須賀でイベントを開催。積み重ねてきた経験が2020年はどう活かされるのか注目していたのだが、新型コロナウイルスの影響でまったく異なる開催方法を模索することになっていく。

そうして発表されたのがバーチャルで開催される今回のGO Fest 2020というわけである。

■GO Fest 2020スケジュール詳細

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▲これは2017年に開催された初のGO Fest。通信問題による中断は地鳴りがするほどのブーイングを巻き起こしたが、シカゴの各所にルギア出現すると、いっきに活気が戻った。あの日現場に立ち会った筆者もまた、時間を忘れてルギアを追い回したのを昨日のように覚えている。

また、Niantic お店応援プログラム “お気に入りのお店をゲームに登場させて応援しよう~”という新たな試みの詳細もここで明かされた。

地域経済活性化の取り組みであり、トレーナーから推薦を受けたお店の中から条件を満たしている1000店舗が、1年間無料で『ポケモンGO』にスポンサードロケーションとしてポケストップまたはジムとして登場するという試みだ。

推薦の対象になるお店の所在地は現在のところアメリカ、日本、メキシコ、カナダ、英国の5ヵ所。

プロモーションを行える通知機能を通じて周辺のトレーナーにお店や企業の場所商品を紹介するといったアプローチも現段階では検討しているとハンケ氏は明かしてくれた。

2020年も残り半年を切ってしまったが、世界情勢を揺るがす問題の解決はいまだ目処が立たない。

人々との距離を保つこと、想いやりを忘れず安全面に十分気をつけてリアルワールドを探索。コミュニティ間の交流を楽しんでいこう。

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P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

ポケモンGO

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルその他
メーカーナイアンティック
公式サイトhttp://www.pokemongo.jp/
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