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リメイク作がスマホでもリリースされた『ディスガイア』ってどんなゲーム?シリーズ全タイトルを振り返って歴史と魅力にクローズアップ

2020-02-15 13:00 投稿

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魔界戦記ディスガイア Refine

大人気RPG『ディスガイア』とは?

魔界を舞台にした破天荒なストーリーとクセの強いキャラクター、そして最“凶”のやり込み要素が人気を呼び、ファンからの根強い支持を受ける『ディスガイア』シリーズ。

多くのプレイヤーをやり込みという“沼”に落とし愛されてきたシリーズも、今年でかれこれ17年。近年ではスマートフォン向け新作となる『ディスガイアRPG』やアプリ版の『ディスガイア Refine』も登場し、スマートフォンユーザーなら誰もが手軽にシリーズ作プレイをできるようになった。

こうしたスマホ向け作品からシリーズに興味を持った人も多いかもしれないが、シリーズの歴史は長く、そのすべてをいまから追いかけるのはたいへんだ。そこで本稿では、『ディスガイア』シリーズが築いてきた歩みを辿り、その歴史を振り返っていくぞ。

『魔界戦記ディスガイア』
(リメイク、派生作品など含む)

『魔界戦記ディスガイア』
発売日:2003年1月30日
対応機種:PlayStation2

『魔界戦記ディスガイア PORTABLE』
発売日:2006年11月30日
対応機種:PlayStation Portable

『魔界戦記ディスガイア PORTABLE 通信対戦はじめました。』
発売日:2007年11月29日
対応機種:PlayStation Portable

『魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月』
発売日:2008年6月26日
対応機種:ニンテンドーDS

『魔界戦記ディスガイア PC』
発売日:2016年2月25日
対応機種:Steam

『魔界戦記ディスガイア Refine』
発売日:2018年7月26日/2019年1月30日
対応機種:PlayStation4、Nintendo Switch/iOS、Android

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“史上最凶やり込みシミュレーションRPG”と銘打って発売され、多くのプレイヤーを熱中させたシリーズ1作目。

すべての原点がここにあり、魔界を舞台とする設定ももちろんココがスタート地点。本作では魔界を統治する魔王の後継者争いがストーリーの軸になっており、魔王の息子ラハールが、家臣のエトナを連れてその戦いに乗り出すことから、ドタバタストーリーが紡がれていく。

そしてもちろん、シリーズではおなじみとなったやり込み要素の多さも、ここがスタート地点となっている。一般的なRPGでは、キャラクターのレベル上限は100や99に設定されていることが多いが、本作のレベル上限はなんとレベル9999

その上、レベルマックスにして育成が終わるわけではなく、そこからまた新たなやり込みが始まり、さらなる強さを目指せるというまさに無限に遊べそうな最“凶”のやりこみ要素が、多くのプレイヤーを魅了した。

そのさらなるやりこみ要素として代表的なのが“転生”と呼ばれるシステム。これはキャラクターのパラメーター成長率を引き継いだ状態でレベル1から育て直せるというもので、このシステムもまた、シリーズではおなじみのシステムとなっている。

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ゲームを始めたばかりでは2桁ほどしか出なかったダメージも、“転生”を積み重ねていけば、最終的には億を超えるダメージをたたき出せるようになる。筆者自身も数億以上のダメージが出せるという謳い文句に惹かれて本作をプレイし始めたのを、いまでも覚えている。

開始当初は数万ダメージすら拝めずに「本当に億ダメージなんて出るのかよ!?」と疑心暗鬼になりながらプレイしていたものだが、キャラクターの“転生”を繰り返し、そして強力な技の修得やアイテムの収集・強化を重ねていくと、ダメージ値はみるみると上昇! やり込めばやり込むほどダメージが伸びていき、なにより最強への道を確実に登っていく様子が目で確認できるので、得られた達成感は、凄まじかった。

また、自身で人型や魔物といった汎用キャラクターを作成できるのも『ディスガイア』シリーズの特徴。

シミュレーションRPGでは、作中に登場する固有ユニットを操作してクリアーを目指すタイトルも多く存在するが、本作ではただ固有ユニットを使うのではなく、“キャラメイク”という形でキャラクターを作り出せるというのが衝撃的だった。しかもその種類も多様だったので、どの汎用キャラクターを育成していくのか決めるのに、多くのプレイヤーが悩んだことだろう。

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多くのファンを生み出した今作は、その後PSPやニンテンドーDSといった携帯ゲーム機で“エトナ編”を追加したバージョンが発売され、どこでも手軽くプレイできるようになったことから、さらなる広がりを見せた。

直近では、グラフィックが強化された『魔界戦記ディスガイア Refine』がPS4、Nintendo Switchで発売されたほか、さらに機能を追加したスマートフォン版もリリース。誰もが好きなときにシリーズの原点に触れられる環境が整えられたので、シリーズに興味を持った人は、まずこのシリーズ原点となる作品をプレイしてみるといいだろう。

『魔界戦記ディスガイア2』
(リメイク作品含む)

『魔界戦記ディスガイア2』
発売日:2006年2月23日
対応機種:PlayStation2

『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』
発売日:2009年3月26日
対応機種:PlayStation Portable

『魔界戦記ディスガイア2 PC』
発売日:2017年1月31日
対応機種:Steam

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ホルルト村に住む青年アデルが、魔王ゼノンに魔物化されてしまった住民の呪いを解くため、魔王ゼノンを探す旅に出るのが、本作のストーリー導入部。前作とは打って変わって、“勇者が魔王を倒す”という超王道のストーリーが描かれるため、前作と比較すると多少なり作風の違いこそ感じられるが、ゲーム性や楽しさの本質は純粋にグレードアップ!

個人的には、最初こそ嫌々同行していたロザリンドが、ストーリーが進むにつれてアデルとの距離を縮めていき、それに伴い攻撃したときの“連携率”が変化していったことに感銘を受けた。

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前作でゲーム内要素の拡充や育成に一役買っていたシステム“暗黒議会”に変更が加えられ、内容はほぼ同じながらも“裁判屋”での“魔界裁判”という形になったのも、本作の特徴として特筆すべきポイント。ここから、この人気のシステムを、その作品の世界観に沿った形で登場させる手法が確立されたのだ。

そのほかのやり込み要素として、“修羅の国”というエンドコンテンツが登場したのも本作から。“修羅の国”に行くには、アイテム界で極稀に登場する“界賊”が持っているアイテム“地図の切れ端”を16枚集める必要があったので、育成ついでにアイテム界の周回をしていた人も多いだろう。

ちなみにこの“修羅の国”では作中最強の装備アイテムが手に入るのだが……。敵の強さが尋常ではなく、その「これぞまさにやり込み要素!」と言える内容に、躍起になってプレイしたやり込み大好きプレイヤーも多いはず。

2009年に発売されたPSP版には、シリーズ屈指の人気キャラクターであるアクターレの物語を描いた“アクターレ編”も収録された。

『魔界戦記ディスガイア3』
(リメイク、派生作品含む)

『魔界戦記ディスガイア3』
発売日:2008年1月31日
対応機種:PlayStation3

『魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。』
発売日:2009年9月17日
対応機種:PlayStation3

『魔界戦記ディスガイア3 Return』
発売日:2011年12月17日
対応機種:PlayStation Vita

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シリーズ3作目の舞台は、魔界の学園。主人公のマオは、魔立邪悪学園の理事長でもある魔王のひとり息子であったが、マンガの主人公に憧れて魔王討伐を目指すことになる。

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これまでもシリーズ作のストーリーはハチャメチャだったが、3作目でもそれは健在。それどころかハチャメチャっぷりに拍車がかかっている。

PlayStation3で発売されたことで、過去作よりもリッチな演出が可能になり、ステージにさまざまな影響を及ぼす三角錐の“ジオシンボル”が立方体の“ジオブロック”になった。

地味な変更に思われるかもしれないが、立方体になったことで、ジオブロックの上にジオブロックを乗せられるようになったほか、縦横ふたつ以上同色のブロックがくっつくと消滅するという新たなシステムルールが加えられた。うまく連鎖させれば、マップ上のジオブロックすべてを消せるステージも登場し、これを利用したパズル要素も楽しめるように。

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これに加え、後のシリーズでも使われるようになったシステム“魔チェンジ”と“魔ビリティー”も今作が初登場。

“魔チェンジ”は魔物型のキャラクターが強力な武器に変身し、人型のキャラクターがそれを装備して戦うというもの。持続ターンが決められていて、それを過ぎるとチェンジした魔物は戦闘不能になるが、その効果は高く、強敵との戦いでは使い所さえ間違えなければ戦況打破の決め手にもなるシステムだ。

もうひとつの新要素“魔ビリティー”は、キャラクターそれぞれに最大ふたつまでセットできるアビリティーのようなもの。キャラクターの育成を促進させるものからステータスを増強するものまでその種類もさまざま。“魔ビリティー”ををどう組み合わせるかもキャラクター育成要素のひとつだ。

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『ディスガイア インフィニット』

『ディスガイア インフィニット』
発売日:2009年11月1日
機種:PlayStation Portable

本作は、シリーズの開発を行っている日本一ソフトウェアが送るアドベンチャーゲーム『インフィニットループ ~古城が見せた夢~』のシステムをベースに、『ディスガイア』シリーズのキャラクターたちを使って開発された作品。

パケ画像

これまでのシリーズのベースであったシミュレーションRPGから飛び出した本作では、プレイヤーが操作するキャラクターは、ラハール暗殺(未遂)事件の犯人として扱われてしまった1匹のプリニー。主人公となるプリニーは、真犯人を探すべくタイムリープをくり返し、事件の全貌を解き明かしていくことになる。

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暗殺未遂というシリアスな一面を持ってはいるが、もはやシリーズおなじみとなったラハールを始めとする、キャラクターたちが織りなすドタバタ劇も当然のように描かれているのも忘れてはならない。

『魔界戦記ディスガイア4』
(リメイク、派生作品含む)

『魔界戦記ディスガイア4』
発売日:2011年2月24日
対応機種:PlayStation3

『魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。』
発売日:2011年10月27日
対応機種:PlayStation3

『魔界戦記ディスガイア4 Return』
発売日:2014年1月30日/2019年10月31日
対応機種:PlayStation Vita/PlayStation4、Nintendo Switch

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かつて暴君と呼ばれ恐れられていた吸血鬼“ヴァルバトーゼ”が、堕落した政腐(政府)の打倒を目指すという、王道と言えば王道なのかもしれない(?)ストーリーが描かれるのがシリーズ4作目。

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今作でもさまざまな要素が刷新・追加されているが、その中でも特筆すべきものは、“キャラ界”の実装。

“キャラ界”とは、アイテムの中にある世界に潜ってアイテムを強化させる“アイテム界”と同様、キャラクターの中にある世界に潜ってキャラクターを強化するコンテンツ。

ここでは通常の育成だと強化できない、移動力や投げ射程といったパラメーターも強化できてしまう。転生するたびに強化されたパラメーターが引き継がれ、キャラ界に潜れる回数もリセットされるので、キャラクターたちにさらなる成長を求めるのであれば、利用必須のやり込み要素となった。

さらなる育成要素が登場したことでキャラクターたちが与えるダメージ値も向上し、最終的に“兆”を超えるダメージも出せるように!

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アペンドディスクで収録された“フーカ&デスコ編”や、DLCが全部詰め込まれた『魔界戦記ディスガイア4 Return』も発売されている。

『ディスガイア D2』

『ディスガイア D2』
発売日:2013年3月20日
対応機種:PlayStation3

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『魔界戦記ディスガイア』シリーズの10周年記念作品でもある本作は、シリーズ1作目『魔界戦記ディスガイア』のその後が描かれる。ラハールの妹だと言い張る“シシリー”の存在や、ラハールが女体化した“ラハールちゃん”といったキャラクターの登場も、発表当時は大きな話題を呼んだ。

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▲ラハールちゃん(写真左)とシシリー(写真右)。

本作は、基本的に『ディスガイア4』のシステムを継承しながらも、一部の理解しにくいシステムの改良や廃止が行われており、初心者が手に取りやすくなるよう、徹底的な配慮がなされた作品。中でも“チート屋”は、ゲームを効率よくプレイするには欠かせないシステムで、後のシリーズ作品にも影響を与えている。

ちなみに“チート屋”とは、ゲーム内で獲得できる経験値やマナ、お金などの取得パーセンテージをいじれたり、敵の強さすらも調整できてしまう、まさしく公式チートとも呼べる機能。手軽に本作の魅力に触れたいシリーズ初心者はもちろん、やり込みプレイヤーにもうれしいシステムだ。

『魔界戦記ディスガイア5』
(リメイク作品含む)

『魔界戦記ディスガイア5』
発売日:2015年3月26日/2017年3月3日
対応機種:PlayStation4/Nintendo Switch

『魔界戦記ディスガイア5 COMPLETE』
発売日:2018年10月23日
対応機種:Steam

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シリーズナンバリングタイトルとしては最新作にあたる作品。Nintendo Switchではローンチタイトルのラインアップとして発表され、これも話題になった。

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ストーリーはシリーズ的王道を貫いているが、『ディスガイア5』では戦闘に関する新システムが数多く登場しており、そうした点ではチャレンジングな作品だったとも言える。

2体の魔物型キャラクターを武器に変える“ダブル魔チェンジ”、味方ユニットがダメージを受けたり撃破されるとゲージが溜まり、それがMAXまで到達すると、通常よりも大幅にステータスがアップする“リベンジモード”、強い関係性を持つキャラクター同士で放てる“合体技”、上記のリベンジモード中、魔王クラスの力を秘めた悪魔たちが使用できる強力なスキル“魔奥義”などが、本作初登場のシステムとなる。

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また、最新ハード向けに作られたタイトルということもあり、演出面でのクオリティは目に見えてアップ! キャラクターたちの使用するド派手な必殺技は、見応えバツグンだ。また『ディスガイア D2』で追加されたチート屋をはじめ、歴代で追加された各種育成要素も盛り込まれており、やり込みたいプレイヤーは、とことんやり込める作品になっている。

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以上が、『ディスガイア』シリーズの全作品紹介となる。

このほかにも、スピンオフ作品やライセンスアウトタイトルなど『ディスガイア』関連のタイトルは存在する。直近ではフォワードワークスからスマートフォン向けアプリ『ディスガイアRPG』もリリースされている。

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2020年1月30日に配信が開始された『魔界戦記ディスガイア Refine』は、こうして多くの人に愛される、歴史あるタイトル群の原点にも触れられる作品。スマートフォンという“プラットフォームに合わせた遊びやすさ”を追求した作品にもなっているので、気になる人は購入を検討してみてはいかがだろうか?


魔界戦記ディスガイア Refine

対応機種iOS/Android
価格4040円[税込]
このゲームの詳細を見る
ジャンルシミュレーションRPG
メーカー日本一ソフトウェア
配信日配信中
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