【新作】大人気シリーズの原点がスマホで遊べる!いまどきなシステムを取り入れてアプリになった『魔界戦記ディスガイア Refine』

2020-01-30 00:30 投稿

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魔界戦記ディスガイア Refine

『ディスガイア』が遊びやすくなって帰ってきた!

魔界を舞台に、魔王や悪魔、天使たちが大暴れする、ハチャメチャ痛快なシミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズ。その1作目となる『魔界戦記ディスガイア』のリメイク版『魔界戦記ディスガイア Refine』が、1月30日よりゲームアプリとしてスマートフォンプラットフォームにも登場した。

やりこめば桁外れなダメージを叩き出せることで有名な本作が、どのように変化したのか? 実際にプレイしてその手触りをお届けしていくぞ!

ちなみに、本作はシリーズ1作目のリメイク版という形になるが、より正確にはPlayStation 4/Nintendo Switchにてリリースされたリメイクタイトル『魔界戦記ディスガイア Refine』に、独自機能を追加し、スマホ用にUI調整がなされたタイトルとなる。

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ゲームの見どころ
・個性的なキャラクターが織りなすドタバタストーリー
・やりこみ要素を極めて最強を目指せ!
・アプリ版ではさらに効率よくプレイが可能に

個性的なキャラクターが織りなすドタバタストーリー

『ディスガイア』シリーズと言えば、ド派手な数値とやりこみ要素を前面に語られがちだが、ストーリーも魅力的。

本作では、傍若無人に振る舞う魔王の息子、主人公・ラハールと、ラハールの家来だがどこまでも自由奔放な魔神・エトナ、重度のボケをかます天使見習い・フロンの3人を主軸にストーリーが展開していく、のだが……。

とにかく3人とも自分勝手に行動するものだから、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりと、その道中はてんやわんや! 理路整然としたストーリーが描かれるRPGもそれはそれで魅力的だが、本作はストーリーからもハチャメチャっぷりを感じられるような内容になっている。

王道RPGのストーリーとはまたひと味違ったおもしろみを感じたい人には、ぜひオススメしたい!

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▲シナリオでプレイするステージも個性的で、中には一筋縄ではクリアーできないところも。四角錐のオブジェクト“ジオシンボル”を使って、プレイヤーに有利な地形効果を演出していく、おなじみのシステム“ジオエフェクト”も楽しもう!

またストーリーという点でいくと、シリーズ本編のほかに、エトナ編というサブシナリオが同梱されているのも特徴。ひとつのタイトルで2種類のシナリオが楽しめる作りになっているのだが、アプリ版となる本作では、起動時からどちらも選べるようになっていた。

エトナ編は、PS4/Switch版では、本編で特定の条件をこなさなければ解禁されなかったコンテンツとなるので、最初からそれが遊べる分、お得な内容と言えるだろう。

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▲本編はプレイ済みでもエトナ編は未プレイという人は、エトナ編から遊んでいくのもアリ。本編では聞くことができない、エトナの気持ちが見え隠れするストーリーとなっているので、エトナファンは絶対にプレイすべし!

やりこみ要素を極めて最強を目指せ!

ストーリーをクリアーしたら、キャラクターを育成してもよし! 人によっては「ストーリーをクリアーしてからが本編」と語る人も多い『ディスガイア』シリーズ。それだけ、やりこみ要素が豊富な作品ということなのだが、それはスマホ版となる本作でも同様。

“アイテム界”に潜って最強の武器を作るもよし、キャラレベルのカンストを目指してもよし。クリアー後にどう遊んでいくかはプレイヤーの自由なので、好きに遊んでいこう!

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▲キャラメイクもできるので、好きなキャラクターを作り上げ、自分好みのキャラクターに育てよう。誰をどう育てていこうか迷ってしまう……!

レベル上限が9999となっている本作。シリーズを知らない人からしてみれば、「どうやってそこまでレベル上げるの?」と気になることだろう。『ディスガイア』シリーズでは、いわゆる“稼ぎ場”と呼ばれる経験値が稼ぎやすいステージで、ガッツリレベリングできるのだ! そしてそれは、本作でも変わらず。

最終的にはEXステージの“練武の洞窟”という、最高の経験値稼ぎの場にも行けるようになる。“練武の洞窟”で敵を倒すにはある程度の強さが必要だが、ここで得られる経験値は破格! 1度クリアーするだけでレベルが100以上あがることもザラなので、上限が高いからと不安に思うことはない。むしろゴリゴリ上がっていくレベルに快感が覚えられるはずだ!

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▲レベルを上げたうえで“転生”を積み重ねていけば、パラメーターもググーンと伸びていく。ステータスがインフレしていくさまはまさに快感ッ……!

また特定のアイテムの中の世界“アイテム界”に潜れば、そのアイテムを強化することもできる。さらに、ダンジョン内の住人“イノセント”を倒して服従させていけばアイテムに追加効果が付くので、自分が思う最強のアイテムを作り上げることも可能だ。

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▲服従させたイノセントは、ほかのアイテムに移住させられる。これを駆使すれば、より強力な装備を作ることも可能だ。

自分だけの最強キャラクターを作り終えたら、“超魔王バール”というシリーズのおなじみの強敵に挑んでみよう! まさしくエンドコンテンツと言える強さで、最強キャラクターでも苦戦する可能性が!? “億”すらも超えるダメージを打ち合う、アツい戦いを、ぜひその目で拝んでみてほしい!

アプリ版ではさらに効率よくプレイが可能に

なんと本作には、PS4/Switch版には実装されていなかった、チート屋や高速自動戦闘、そして周回機能といった、本作を効率よく遊ぶためのシステムが追加されていた。

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どれも「待ってました!」と言わんばかりのシステムなので、ひとつずつ解説していきたい。まずはチート屋。その名の通り、ゲームの内部データを書き換えるチートが出来てしまう、『ディスガイア』ならではのユニークなシステム。

チート屋を使えば経験値の取得量も増やせるので、レベル上げも効率よく行える。また敵に歯ごたえがほしければ、敵を強くすることも可能。うまく活用すれば、ゲームの難易度を自分好みに作り変えることすらできるので、いろいろいじってみるのもおもしろいぞ!

ちなみに、チート屋は序盤から“暗黒議会”で議案を可決させれば解放できるコンテンツ。ストーリー攻略に詰まった際にも利用できたのは便利だった。

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▲議員をワイロで囲い込めば序盤であってもチート屋の開放は可能。ちなみに筆者は、第2話の段階でチート屋の開放に成功!

また高速自動戦闘、周回機能も、育成のしやすさを後押ししていた。戦闘はオートで行われ、しかも最大8倍速までゲームスピードを上げられる。さらに、ステージクリアー後、自動で再挑戦できるようにも設定できたので、手放しでらくらくレベル上げをすることも可能だ。このあたりは、スマートフォンというプラットフォームにしっかり合わせて作られたものだと感じられた。

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▲チート屋で自動回復をONに設定して周回させておけば一生敵を狩り続ける。超お手軽!

実際にこれらスマホ版で追加された機能をフル活用してみたが……「いやいや、それにしても効率化されすぎでは?」と、思わずそう突っ込んでしまうくらい効率的!

チート屋も高速自動戦闘も周回機能もなかった環境で『ディスガイア』シリーズを遊んできた経験があるので、ここまで育成システムが充実していると過去作をいまから遊ぶのは不可能に近いかもしれない……。

いや、実際にまた過去作を遊びはじめたら、どうせ全力で楽しむだけなのは自分でもわかっているのだが、スマホ版のこの便利さを前に、そういった錯覚すら生まれるくらいには便利だった。いや、衝撃的だったと言えよう。

それほど遊びやすくなっているので、シリーズ既プレイ者はもちろん、未プレイの人でも気持ちよく遊べる内容となっているので、少しでも気になったらぜひ購入をオススメしたい。そして『ディスガイア』というシリーズが、なぜここまで愛され、ファンを魅了し続けているのか。その理由を、シリーズ原点でもある本作から味わってもらえたら幸いだ。

魔界戦記ディスガイア Refine

対応機種iOS/Android
価格4040円[税込]
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ジャンルシミュレーションRPG
メーカー日本一ソフトウェア
配信日配信中
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