ヘスティアやアイズ・ヴァレンシュタインが『OVERHIT』の世界に登場!テレビアニメ『ダンまちIII』とのコラボイベント開催
2020-04-21 14:09
2019-06-28 17:00 投稿
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OVERHIT
ネクソンより配信中のスマートフォン向けアプリ『OVERHIT(オーバーヒット)』が、2019年5月29日に1周年を迎えた。
1周年を記念した毎日1回10連ガチャ無料キャンペーンや、グローバル版の配信などさらなる盛り上がりを見せる本作。そんな本作を手掛けたNATGAMESの開発者と『OVERHIT』の運営チームにインタビューを実施した。
配信から1年間の振り返りや、今後実装される新キャラクターや新コラボの情報も入手したので、本記事でお届けしていこう。豪華な読者プレゼントもあわせてチェック!
――まずは、お三方の自己紹介をお願いします。
イ NATGAMESで韓国・日本・グローバル版『OVERHIT』のサービスを総括しています。
奥野 ネクソンで『OVERHIT』のマネージャーを担当しています、奥野です。主にボイスや2Dリソース、コラボなどのカルチャライズリソースをメインに担当しております。
グ 私は、日本版『OVERHIT』の開発を担当しています。
――本日はよろしくお願いします。さっそくですが、配信から1年間を振り返っての心境をお聞かせください。
グ サービス開始から1年を迎えましたが、開発にかかわった期間も合わせると2年ほど経過しました。韓国版をそのまま配信するのではなく、日本向けのカルチャライズを実施したことはある意味冒険だったと思います。結果として、こうして1周年を迎えられたことで努力が実ったのかなと実感しているところでした。とはいえ、この1年間不具合などで迷惑をかけてしまったことも事実なので、2年目はよりよいサービスを提供できるようにしていきます。
奥野 ネクソンとしても、『OVERHIT』ほどのボリュームあるにカルチャライズを実施するのは初めての試みでした。ストーリーやキャラクターのカルチャライズ、サービス開始時点で150体のキャラにボイスとイラスト、専用ストーリーを用意するなど、とにかく大忙しでした。リリース当初は配信するための準備に時間を費やしましたが、これから2周年に向けて発生している問題の対処、新規コンテンツの用意に向けて動き出しています。
イ 1周年を迎えたことをうれしく思いますが、実現できなかった、やり残したと思っているものもあります。2周年に向けて、よりよいコンテンツを追加していきたいですね。
――『OVERHIT』は、カルチャライズのやりかたも含めて特殊なタイトルですよね。最近は、日本のユーザーが韓国版のストーリーを見て楽しんでいるという話も聞きます。
奥野 以前の生放送で、韓国版との違いを紹介させていただきましたね。日本版のリソースは韓国版からの後出しになるため、いち早く知りたい日本のユーザーが韓国版をプレイしていることもあるようです。
――日本版、韓国版で相互に興味を持ってもらうというのは、狙っていたことなのでしょうか?
奥野 あくまで日本版のカルチャライズを実施していただけで、狙っていたわけではありません。結果として、どちらにも興味を持っていただけるほど『OVERHIT』を好きになってくれる方がいるというのはうれしいです。
――この1年間、とくに思い出に残ったイベントなどはありますか?。
グ 年末年始に実装したキャラクター“ナイアラ”が思い出に残っています。彼女の設定はギリギリまで迷走していて、精霊や人形、メイドロボなどさまざまな案がありました。現在のナイアラは設定や性格が好評をいただいており、上手く着地できてよかったです。いちばん辛かったのは、昨年8月末のアップデートで実装した“震天の神域”ですね。長い期間にわたり不具合が続いてしまい、ユーザーさんに迷惑をかけてしまったことがこの1年間で大きかったです。
奥野 『OVERHIT』として、この1年間でいくつかのコラボレーション実績を残せたことをうれしく思っております。2D主体のゲームとコラボすることで、『OVERHIT』の3Dモデルでキャラクターを再現することができました。コラボ先のファンの方にもシネマティックスキルなどをお見せすることができたので、今後も『OVERHIT』のビジュアルを活かせるようなコラボを実施していければと考えています。
――コラボと言えば、『モンスト』コラボは衝撃的でした。スマホアプリ同士のコラボって珍しいですよね。
奥野 ネクソン側の意向として、スマートフォンでゲームを遊んでいる人に楽しんでもらえるコンテンツを実装しようと考え、『モンスターストライク』さんにご相談をした形です。アプリゲーム開発の大先輩とコラボをすることで、キャラクターの見せかたなどたいへん勉強になりました。イベントシナリオも含め、世界観を重視したいいコラボレーションになったのではないかと思います。
――コラボキャラクターはどのような基準でチョイスしたのでしょうか?
奥野 キャラクターについては、ふだん『OVERHIT』では見られないタイプのキャラクターを重視しました。2D主体のキャラクターを3Dモデルで再現できるというのは本作の強みですので、さまざまなキャラクター・ストーリーを実装してほしいという要望もありましたね。そのぶん、モデル開発には時間がかかるため、かなり先まで視野に入れてコラボは動かないといけませんが。
グ 開発としても、とくに“ルシファー”の翼やエフェクトなどこれまでになかった表現には試行錯誤をしました。苦労をしたぶん勉強にもなり、それ以降のキャラクター制作での自由度が上がっています。内部で作っていると時間や制作難度で妥協をしてしまうことがありますが、コラボとなると妥協ができないぶん限界に挑戦できました。
イ これまで幅広いキャラクターを作ってきたつもりでしたが、『モンスト』コラボを通して視野が広がりました。先に韓国で他のコラボを実施した際もそうでしたが、オリジナルではないコラボキャラを制作することは開発にとっては大きなチャレンジでもあり、成長につながっています。
――大盤振る舞いだった1周年記念キャンペーンですが、ユーザーの反応はいかがでしたか?
奥野 10連無料ガチャの影響が大きく、おかげさまでユーザー数も増えています。開発側の意向として1周年のタイミングで興味を持った人に、ある程度キャラを持った状態でスタートしてほしいという希望があり10連無料ガチャを実施しました。
グ 1周年アップデートでは新規の育成要素を実装しましたが、それは従来のキャラクターが大幅に強化されるため、既存のユーザーが疲れてしまうのではないかという懸念もありました。そのため、アニバーサリーショップで1年間遊んでくれたユーザーさんの努力を還元できる仕組みを作り、スムーズにつぎのステップに進められるようにしています。
――配信から現在までで、システムや運営方針など大きく変わった点はありますか?
奥野 運営では現在、さまざまなアップデートに対応していますが、そのぶんユーザーからいただく意見のフィードバックが遅くなってしまうのではと懸念していました。その解決策の一端として、Twitterを通してアップデートの速報を出し、ユーザーと近い距離で運営できるようにしていきたいと思っています。
グ 開発人数などの体制には変化はありません。変わったのは、リリース前と違いユーザーの反響を見てキャラクター制作の軌道修正をしたり、より喜んでもらえる方向にシフトしたことですね。
奥野 これは今後の課題になりますが、現在の『OVERHIT』はキャラクターの詳細を知るには入手する必要があります。キャラの魅力を入手後にしか知っていただけないので、イベントストーリーでその部分を補完できるようにしていきたいですね。
――5月末に配信がスタートしたグローバル版ですが、反響はいかがでしょうか? グローバル版は日本版をベースにしているというお話も聞きましたが……。
イ グローバル版は日本版をベースに、世界で受け入れられるような調整を入れています。全体的にいい反応をいただいており、現在はとくにアジア圏及び北米での反響が大きいですね。日本向けに制作したシナリオは、海外でも好評です。
奥野 セールスランキングも好調で、グローバルに通用するコンテンツなのだということが実感できました。シンガポールなどでも、お陰様でセールスランキングが非常に好調です。
――グローバル版で開催されるイベントなどは日本版とは異なるのでしょうか?
イ リリース時期、ボリュームを考えると同タイミングで実施することは現状は難しいですね。将来的には日本版で実装したコンテンツを調整して追加したり、逆にグローバル版の要素を日本版に取り入れることも考えられます。
――今後実装される予定の“幻影の回廊”について、実装理由などを教えてください。
グ 討伐形式のボスは特定期間しか遊べないため、それをいつでも遊べるようにしたかったというのが実装の理由です。ユーザーからも腕試しができるコンテンツがほしいという意見もあり、プレイヤー全体から見て自分がどのレベルかわかる指標として取り入れました。
※画面は開発中のものになります。
――エンドコンテンツという認識で間違いないでしょうか。
グ 限界へ挑戦するという意味ではエンドコンテンツとも言えますが、段階的に敵が強くなるため、初心者も自らの成長ペースに合わせ楽しめ、上級者は自らの強さを確認しながら遊べるコンテンツになります。初心者の人でも豪華な報酬が手に入るので、全ユーザーに遊んでほしいですね。
奥野 ユーザーさんからのフィードバックとして、ボスに挑む際のキャラクターが固定化されてしまう、もっと多くのキャラを活躍させたいという意見がありました。“幻影の回廊”では、より多くのキャラクターが活躍できるようになります。
※画面は開発中のものになります。
――今後実装される“幻影の回廊”に続き、7月1日に今後実装される予定のキャラクターの情報も教えてください。
奥野 『OVERHIT』としては珍しい、和服の男性キャラクター“暁月”を実装予定です。CVは三木眞一郎さんにお願いしました。ご本人もこういったキャラクターを演じなれているとのことでしたので、ボイスも期待していただければと。
※画面は開発中のものになります。
――おお、カッコイイですね!
奥野 シネマティックスキルもこだわった内容になっているので、実装を楽しみにお待ちください。
※画面は開発中のものになります。
――開催が発表されている初音ミクコラボについて、続報はありますか?
奥野 すでに発表させていただいた通り、初音ミクコラボを夏に予定しております。そう遠くないスケジュールで、コラボイベントをご提供できるのではないかと。初音ミクはいつものコスチュームのキャラクターに加え、『OVERHIT』オリジナルの衣装を着ているプレイアブルキャラクターも用意しました。
※画面は開発中のものになります。
グ 今回のコラボイベントでは、ボスとしても登場する予定です。従来とはテイストの違う3Dモデルを製作しているので、そちらも楽しみにお待ちください。BGMもコラボ仕様のものを用意しています。
※画面は開発中のものになります。
――最後に、2周年に向けての意気込みとユーザーに向けてのメッセージをお願いします。
イ リリースから1年が経過して、用意してきたコンテンツの実装は完了しました。今後は、皆さまが楽しめるコンテンツを企画している最中ですので、2周年に向けてさまざまなコンテンツを作っていきます。
グ 1周年の準備をしながら不安もありましたが、ポジティブな意見もいただきようやく安心できました。今後、ストーリーも随時追加していき、2周年もお祭りにできるように頑張っていきます。
奥野 ネクソンとしても、ユーザーからのフィードバックを開発チームに伝え、新シナリオのカルチャライズも進行していきます。1周年を振り返ると開発・運営チームが用意した『OVERHIT』を愛していただく1年だったので、2年目はまだプレイしていない人、一度プレイしていた人にも再度アプローチをかけていく1年にできればと思います。
© CFM
今回、1周年を記念して『OVERHIT』運営チームからファミ通Appの読者向けにプレゼントをいただいた。いずれもかなり貴重なグッズになるので、ほしい人はどしどし応募しよう!
・“ナイアラ”役 川澄綾子さんサイン色紙
・“暁月”役 三木眞一郎さんサイン色紙
・『OVERHIT』オリジナルモバイルバッテリー
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | ネクソン |
公式サイト | http://overhit.nexon.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/OVERHIT_nxj |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | (c) NEXON Korea Corp. & NAT GAMES Co., Ltd. All Rights Reserved. |
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