【ポケモンGO日記#380】“ぼうけんスタイル”で体形カスタマイズが可能に!腕がなるねェ……(ケチャップ山もり男編)
2024-04-20 10:00
2019-02-28 17:47 投稿
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ポケモンGO
2019年2月26日、『ポケモンGO』に新機能“GOスナップショット”が追加。さらに、2月26日にはジョウト地方最後のポケモン“ドーブル”発見の情報が世界中で広まり、多くのトレーナーが各地で撮影に奮闘している。
そんな話題のGOスナップショットがどんなものなのか。基本的な撮影方法から、よりよい作品を撮るためのコツを詳しく知りたい。そんな想いからフリーライターの深津庵が、当機能を手がけたユーザーエクスペリエンスデザイナーである石塚尚之氏を連れ出し、実演を交えて教えてもらってきた。
それではさっそくいってみよう、せーのっ!!
▼石塚尚之氏のインタビュー記事はこちらをチェック!
この日、石塚氏(以下、なお先生)が用意してくれたのは、GOスナップショットに関する開発のコンセプトと撮影を楽しむ10のコツがまとめられた資料だった。
そこにはまず、GOスナップショットとはポケモンといっしょに思い出を作り記録するもの。従来ゲーム内にあったカメラのデザインが一眼レフだったが、今回からインスタントカメラにデザインを変更したと書かれていた。
――なるほど、たしかに今回のデザインなら扱いやすく身近なカメラって感じますね。っというか、以前のカメラが消えていたことをいま知りました!
なお先生 カジュアルにすることでバードウォッチングのような撮影から日常の何気ない風景まで、幅広い手法で切り取ってみたくなる。活き活きとしたポケモンといっしょにいるということ、等身大のサイズ感とその驚きをシェアしてほしかったんです。
――この資料にある10のコツをさっそく教えてください。
なお先生 コツ1は“とにかく撮ってみる”ということです。犬や猫などの動物を撮影したとき、思いがけない瞬間に愛らしい仕草があったりしますよね。それと同じことがポケモンにも起こる。細かなシチュエーションを凝るのもいいですが、僕が撮影してきた写真のほとんどは“偶然”が生み出したものなんですよ。
■コツ1:とにかく撮ってみる
――コツ2に“ポケモンの後ろに回ってみる”とありますが、これは視点を変えるということですね。
なお先生 そうすることでポケモンの視点が対象物と合い、何気ない場所にもメッセージ性が生まれるんです。回り込んではじめておもしろいアングルを発見することもあるので、ぜひ試してほしいですね。
■コツ2:ポケモンの後ろに回ってみる
なお先生 遊具を使った撮影と合わせてチャレンジしてほしいのが、コツ3“街でポケモンに似たものを見つける”です。
――以前、GOスナップショットのメディア体験会で実演してくれたバネ状の遊具にバネブーを乗せるのもそれですね。
なお先生 その通りです。じつは僕、近所にある恐竜のオブジェにリザードを合わせてみたかったんです。ちょっと行ってみましょう!!
■コツ3:街でポケモンに似たものをみつける
――なるほど、お気に入りのポケモンとばかり撮影するのではなく、世の中にあるさまざまなものからポケモンを連想することで作品の幅が広がる、さらに、ほかのポケモンにも愛着が湧いてきますね。
なお先生 スマホの画面ばかり見ず、ぜひ周囲の景色を楽しんでほしいですね。びっくりするくらいGOスナップショット映えするスポットが多いですよ!!
――あれっ先生、コツ4と5はとても似ていますね。
なお先生 そうなんです。まず、コツ4“花をみつける”は、僕自身が子どものころから植物が好きなこともありますね。また、コツ5“季節に合ったポケモンも選んでみる”は、花がない場所でも季節を感じられる植物や景色が多いことに気づいてほしい。これらにコツ2(視点を合わせる)のテクニックを使えば、さらに幅広い作品を撮ることができるというわけです。
■コツ4:花をみつける
■コツ5:季節に合ったポケモンを選んでみる
――おっ、ここでGOスナップショットを代表する機能を使った撮影の本番ですね。
なお先生 ここから3つはまとめて説明しちゃいますが、とても重要であり活用してほしいポイントです。まず、コツ6“触れると動く”はポケモンをタップすると固有のアクションを披露してくれるもの。いつ動いてくれるかを待っていた以前と比べれば、格段に撮影しやすくなりましたよね。
■コツ6:触れると動く
なお先生 つぎにコツ7“連写してみる”は、一瞬で終わってしまうアクションを逃さないためであり、GOスナップショットの実装に合わせて追加されたものです。勇ましい表情を狙っていたのに撮ってみたら、思わず笑ってしまうような愛嬌のある瞬間を捉えていることもある。自分の知らなかった表情と出会えるので、ぜひ連射してほしいですね。
■コツ7:連写してみる
――あ、つぎは私が大好きな機能の登場です!
なお先生 コツ8“撫でると向いてくれる”ですね。これは先ほども少し触れましたが、ポケモンが任意の方向を向いてくれる便利なもの。従来であれば逃げられないよう回り込むしかなかったんですが、そんな心配もなく何度でも調整することができます。
――回り込むのが大の苦手だったので本当にこの機能はありがたいです。
なお先生 これは、トレーナーになついているポケモンだからこそできること。ARを使ったこうした触れ合いが本来存在しないポケモンを身近なものする。そうした体験の延長にあるのが、コツ9“いっしょに写ってみる”という提案です。GOスナップショットを使えば互いの立ち位置を調整できるだけでなく、ベンチや滑り台など高低差のある場所を使った立体的な構図を楽しめるのです。
■コツ8:撫でると向いてくれる
――同行者が数名いるときは“いっしょに写る”こともできますが、ひとりだとハードルが高い。先生はふだんどうしてるんですか?
なお先生 日ごろからそうしたスポットをチェックしていますね。そして、今回のような機会が訪れたときフレンドを誘えば会話のきっかけにもなるし盛り上がる。どうしてもスポットがみつからないときは、『ポケモンGO』の画面にあるジムやポケストップを参考にするんです。公園や神社仏閣、歴史的重要なものが多く含まれているので、“遠すぎます”と出る距離のものにでも触れ、そこに登録されている写真からおもしろそうな場所を探すといいですね。
――そうか、その手がありましたね。って先生、どこに向かっているんですが?
なお先生 今日、深津さんと僕、とあるポケモンと並んで撮りたいスポットがあって……ほら着きました。ここで歩いているようなポーズをしてください。
■コツ9:いっしょに撮ってみる
なお先生 さて、ついに最後。コツ10は“ほかの人の写真をたくさん見てみる”です。これはGOスナップショットに限らず、多くの仕事や生活などにも言える大切なことですね。何か上達したいことがあればこれがいちばん。GOスナップショットの場合、TwitterやInstagram上にもたくさんの作品が投稿されます。それらを参考にどんな手法があるのかチェックすることですね。
――なお先生もそうやって日々研究しているんですね。
なお先生 みなさん本当にすばらしいんです。驚くような構図やアイデアがいっぱいで、僕自身もそれらを楽しみながら上達していったと実感しています。すでに投稿を始めている人はぜひ、#GOSnapshotとタグを付けてください。そして、これから始める人はそれを検索して世界中の作品をチェックするといいですね!!
今回の“教えて! なお先生”はここまで。
このGOスナップショットが実装される直前、多くのメディアを前になお先生はルギアのぬいぐるみを使って実演してくれた。
最後に当日聞けなかった“なぜルギア大好きなのか?”を聞いてみると、「基本的にシンプルでメッセージがはっきりしたものが好き。“美しくてかっこいい”というのがルギアの第一印象で、ほかのポケモンと比べても装飾がシンプルなんです」と答えてくれた。
実際に多くの人がGOスナップショットに触れ、さまざまな作品を投稿している。
その中にはドーブルを求めてシャッターを切りまくる人、AR+に対応していない端末でも工夫をしてステキな写真を撮っている人も多い。
もちろん“こんな機能がほしい”という要望や“ここが使いにくい”なんて意見もあるだろう。
あくまでもGOスナップショットは実装されたばかり。なお先生はこれからも、使いやすく楽しいと感じられるものに手を加えいきたいと語ってくれた。
筆者も生徒のひとりとしてこれからも作品をSNSに投稿していくのでぜひ、みんなも#GOSnapshotのタグと合わせて世界中に発信してほしい!!
P.N.深津庵(撮影協力:あしたづひむ)
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | その他 |
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メーカー | ナイアンティック |
公式サイト | http://www.pokemongo.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/PokemonGOAppJP |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | ©2016–2019 Niantic, Inc. ©2016–2019 Pokémon. ©1995–2019 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc. |
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