『プレカトゥスの天秤』を彩る楽曲がひとつになったオリジナルサウンドトラックが6月5日発売決定!
2019-04-25 15:09
2018-10-29 14:00 投稿
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プレカトゥスの天秤
フジゲームスが現在開発中の『プレカトゥスの天秤』は、ひとつの歴史を7つの視点から読み解く“本格マルチシナリオRPG”として、もう間もなくのリリースが予定されている。
本作は、キャラクター原案に前田浩孝氏(Rejet)、音楽に坂本英城氏(ノイジークローク)、シナリオ原作協力に暁影二氏(STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム等担当)を迎え、クオリティーの高いキャラクターデザイン、サウンド、シナリオを実現していることで、話題を集めている。
さらにキャラクターのボイスには、代永翼さん、中村悠一さん、茅野愛衣さん、杉田智和さん、花澤香菜さん、梶裕貴さん、尾崎由香さんといった実力派ぞろいの声優陣が起用され、正義と罪をテーマにした100体を超えるキャラクターが登場する。
そんなフジゲームス期待のRPG『プレカトゥスの天秤』をひと足先にプレイさせていただくことができたので、本作のバトルシステムや育成要素、そして、7つの国を巡る、ひとつの歴史の一遍を少しだけご紹介していこう。
ゲームの見どころ
・どの物語が正義なのか? 7つの国で紡がれる大きなひとつの物語
・ストーリーの流れを邪魔しないシンプルでわかりやすいバトル!
・バトルを楽しみたいゲーム好きも納得の豊富な育成メニュー
プロデューサーの伊藤氏が自らシナリオボリュームの厚みをアピールしたストーリーは、本作の根幹となる部分。
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鉄と蒸気と銃の時代、ヴェルム帝国を中心に全部で7つの国が繋がることでひとつの歴史が紡がれていく様子をプレイヤーは見ることになる。
本作の舞台は、“オルディア大陸”。
まず物語の起点となるのは、オルディア大陸に存在する7つの国の中でも強大な力を持つ“ヴェルム帝国”だ。ここでは主人公は“リーンハルト”という少年で、彼の視点で物語が進んでいく。
大陸では“マギカイト”と呼ばれる物質がエネルギー源となり、人々の生活を支えているのだが、このマギカイトを平和的に7ヵ国で分け合い使うため、各国の要人を集めて“M7国際会議”が行われるところから本作のストーリーが始まっていく。
しかし、いざ会議! というときに爆破テロが起こる。
犯人は、この会議が成功することをよく思わない人物ではあることは予想できるが、正体は分からない。しかもそのテロリストたちは、ヴェルム兵に扮していたため、各地に混乱をもたらしてしまうことに。
この爆破事件によって、会議が開かれることはなくなり、“マギカイト”を巡る凄惨な時代が幕を開けるのだ。
ヴェルム帝国視点として、しばらくストーリーを見ていると、続いて“オルディス連合王国”のストーリーも解放される。
本作では、ヴェルム帝国の物語を読み進め、ほかの国との繋がりができた瞬間から、その国のストーリーが開放されるという仕組みだ。
このままヴェルム帝国のストーリーを好きなだけ読み進めてもいいし、開放された時点でほかの国のストーリーに移ってもいい。
プレイヤーの好みに合わせてストーリーを読み進められる自由度の高いシステムになっている。
たとえば、ここで、オルディス連合王国のストーリーへ移ってみると……。
オルディス篇の主人公アシュレイに移る。
オルディス側がどのようにこの会議に参加していたのか、ヴェルム帝国のストーリーから見たら裏側となる部分が、オルディス兵士であるアシュレイ視点でわかるようになるのだ。
こちらを読み進めていくと、オルディス篇の冒頭のストーリーは会議場の爆破のところから始まる。
ヴェルム帝国篇だけを進めていたら、見ることができない内容がつづられている。
とある事件に直面した、娘のオフィーリアや、アシュレイの心情を読み解いたり、ふたりの過去に迫る物語なんかも見れたりと、各国それぞれに違った物語が展開していく。
もう一度ヴェルム帝国のストーリーへ戻ると、こちらではほかの国へ侵攻していく戦争の場面が多く描かれている。
なかなか好戦的なメンバーが揃っていて、戦いを楽しんでいる様子のキャラクターが多く登場する。このように、各国でキャラクター性が違うというのもおもしろいポイントだ。
なお場面によっては、一枚絵、いわばスチル絵のようなものも用意されているのも楽しみのひとつ。国ごとに象徴される衣装も違うので、ぜひとも細かくチェックしてもらいたい。
ヴェルム帝国の主人公リーンハルトは天才工学技術士であるが、あまり戦闘が得意でない様子。
戦士であるクリスティアに振り回されながら、しぶしぶ戦場に赴いていく。
戦闘こそ得意ではないものの、さまざまな戦況下で適切な判断を下す軍師のような役割を自然におこなうため、なんだかんだ言いつつ、クリスティアも一目置いているようだ。彼の戦いへの葛藤や、クリスティアとのクスっとするやり取りにも、プレイの際は注目していただきたい。
ひとつの国の視点で物語を眺めていると、どうしてもその国側の人間として物事をとらえてしまいがちだが、攻め込まれる相手の立場もきちんと描かれる本作では、「本当にこの国がしていることは正しいのであろうかと」考えさせられてしまう。
いっぽう、中には救いようがないほどの悪人もいて、たとえばヴェルム帝国では、クリスティアが死んでもいいから功績を横取りしよう画策する人間が軍隊の中にいて、事件を起こす。
このように反逆に裏切り、友情や愛情といったさまざまな人間模様を7ヵ国すべて描ききっているというのだから、ストーリーにはかなり気合が入っていることがうかがえる。
本作では、ストーリーの進行と同時にバトルも行われる。ストーリー上で敵に襲われるといった場面でバトルが始まるので、自然な流れでゲームを楽しめるのも特徴だ。
本作のバトルは、ターン制バトル。最大5人と、サポート1人のパーティー編成となる。
このときにチェックしておきたいのは、属性と陣形のふたつだ。
まずは属性について、本作のキャラクターには、火・水・風・土・光・闇の6種類の属性が割り当てられている。これは、敵キャラクターも同じだ。
水は火に強く、風は土に強い。土は水に強く、火は風に強いといった具合だ。光と闇はお互いに弱点でもあり有効属性でもある。
バトル前には、どんな属性のキャラクターと戦うかが表示されているので、適正なキャラクターをパーティーに編成して戦いに挑もう!
ふたつ目は陣形だ。本作ではいくつかの陣形があらかじめ用意されており、どの陣形を選ぶかによって、攻撃力アップや防御力アップなどの、バフ効果がつく。
どのバフが自分のパーティーに有効なのか、誰にバフをつければいいのかを考えながらパーティー編成を考えていこう。
さて、実際のバトルはこんな感じだ。
ちびキャラになったキャラクターたちが、バトルに参加してくれる。
画面左下には、行動順が表示されており、敵がいつ攻撃してくるかのタイミングもわかる。これを見ながら回復のタイミングなどを見計らうとよさそうだ。
本作のバトルはいたってシンプル。自分のターンが回ってきたら、“通常攻撃”、“スキル”、“SPスキル”のどれかを選んでタップするだけ。
通常スキルは、ターン経過で使え、“SPスキル”は、自分が攻撃したり、攻撃を受けたりすると溜まる“SPゲージ”を消費して発動する。
オートや倍速モードもついていて、スキル発動なども自動でやってくれるので、どんどんオートを活用してもオーケーだ。
基本的に、ストーリーを楽しんでもらいたいというコンセプトがあるので、バトル部分はかなりシンプルで分かりやすく仕上がっている印象。これなら「ストーリーは気になるけれど複雑なゲームは苦手」という方も安心だ。
バトルでの立ち回りはかなり簡単なのだが、それでも敵が強くなってきて苦戦することもあるだろう。
そんなときは、育成メニューにも目を向けてみよう。
本作ではバトルでの経験値獲得によるレベルアップのほかに、強化アイテム“強化石”を使って強制的にレベルを上げることが可能となっている。
レベルアップアイテムは、“イベント”メニューにある、強化クエストから手に入れることができる。強化をしたいときは挑戦してみよう。
またキャラクターは、最高レアリティ★6まで用意されており、レベルをマックスにしてから進化アイテムを投入すると、レアリティを上げることができる。
キャラクターによって、最高レアリティの上限が決まっており、★6まで上がるキャラクターもいれば、★4までしか上がらないキャラクターもいる。
最初に手に入れた、レアリティが低くても、伸びしろがありそうなキャラクターを育成したほうがよさそうだ。
ほかにも、育成ボードを使ったメニューや、武器の装備でステータスの底上げをはかることができる。
武器はガチャで入手可能で、しかもゲーム内で手に入れられる通貨で引けるというのがうれしいところ。お金が貯まったら少しずつ武器ガチャにも挑戦してみよう!
続きがどんどんと読み進めたくなるストーリーはもちろん、ゲームを盛り上げるキャラクターたちや、ここでは紹介しきれなかったが、坂本氏が手掛ける美しいBGMなどにもフォーカスしていただきたい。
間もなくおとずれる正式リリースをぜひ楽しみに待ちつつ、公式からの配信日情報などをチェックしよう。
対応機種 | iOS/Android |
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ジャンル | RPG |
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メーカー | フジゲームス |
公式サイト | https://pj-7.com/index.html |
公式Twitter | https://twitter.com/pj_7_official |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | (C)Fuji Games, Inc. |
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