Google Playが決済額に応じてポイントを付与する新サービス“Google Play Points”を発表!ポイントを貯めれば『モンスト』のオーブとも引き替え可能

2018-09-18 10:00 投稿

Google Playで買える全コンテンツがポイントの対象

2018年9月14日、Googleが、Google Playで実施される新サービス“Google Play Points”の発表会を開催した。

本記事では、発表会のリポート、およびその中で明らかにされた新サービス“Google Play Points”の内容について掲載していく。

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▲“Google Play Points”の説明を行ってくれた、ディレクターのEunice Kim氏。

“Google Play Points”とは

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“Google Play Points”とは、Google Play上で発生した決済に対してポイントを付与したり、指定されたアプリやゲームをダウンロードすることでポイントが獲得できるという新サービス。なお、このサービスは日本独自の新サービスとしてローンチされるという。

ちなみに、決済に対して行われるポイントの付与は、現状100円ごとに1ポイントが想定されており、この決済でのポイント付与は、Google Playストア上でのあらゆる決済に適用されるという。

そのため、アプリ内での課金はもちろん、有料アプリや音楽・映像コンテンツ、電子書籍といったものの購入でもポイントが獲得できることになる。

なお、これらの通常システムのほかにも、期間限定で特定のアプリを購入したり、また課金したりといった場合に対し、ポイント付与率が上昇するキャンペーンなども実施予定であるという。

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▲購入金額6000円に対し、60のポイントが付与される様子が矢印の部分で把握できる。

なお、こうして獲得したポイントは、“Google Play Points”専用のページから利用出来るという。利用方法のひとつはGoogle Play上のすべてのコンテンツに利用可能な“Google Play クレジット”と交換するというもの。

こちらのクレジットは、『モンスターストライク』のオーブや『パズル&ドラゴンズ』の魔法石といった課金制ゲーム内アイテムを入手する際にも利用できるそうだ。

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▲デモでは『D×2 真・女神転生 リベレーション』のゲーム内アイテムをポイントで入手する様子が映し出された。

さらに、“Google Play Points”には全5段階からなるステータスが用意されており、決済で発生したポイントの累積量が一定値を上回るごとに、このステータスがランクアップしていくというシステムも実装されるとのこと。

ステータスが上昇すると、消費金額100円に対して付与されるポイントの量が増加したり、電子書籍の引き替え(500円分まで)に利用可能なクレジットが付与されたりと、Google Playをよりお得に利用できるサービスが受けられるようになる模様。

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▲ステータスには、ブロンズからダイヤモンドまで5段階が用意されている。

■各ステータスと恩恵の詳細

・ブロンズ:初期段階。100円に付き、1ポイントが付与される。特典はなし。

・シルバー:累積ポイント250で昇格。消費金額100円に付き、1.25ポイントが付与されるようになるほか、アプリ内アイテムの取得に利用できる300円分のクレジットと、映画レンタル1本100円引き×1が利用可能になる。

・ゴールド:累積ポイント1000で昇格。消費金額100円に付き、1.5ポイントが付与されるようになるほか、アプリ内アイテムの取得に利用できる300円分のクレジットと、映画レンタル1本100円引き×2、電子書籍500円分のクレジット×2が利用可能になる。

・プラチナ:累積ポイント4000で昇格。消費金額100円に付き、1.75ポイントが付与されるようになるほか、アプリ内アイテムの取得に利用できるクレジット300円分×1、映画レンタル1本100円引き×4、電子書籍500円分のクレジット×4が利用可能になる。

・ダイヤモンド:累積ポイント15000で昇格。消費金額100円に付き、2ポイントが付与されるようになるほか、アプリ内アイテムの取得に利用できるクレジット300円分×2、映画レンタル1本100円引き×5、電子書籍500円分のクレジット×6が利用可能になる。

※ポイント付与の際に発生した小数点に関しては四捨五入で対応とのこと。

なお、当然だがこちらのサービス利用には、Googleのアカウントが必須。Android端末を利用しており、なおかつ過去に1度でもGoogle Play決済を利用したことがあるユーザーは、ワンクリックで本サービスが利用出来るようになるとのこと。

本サービスを利用するために、別途サービス契約が必要とされたり、別アプリが必要とされない点もひとつの特徴と言えるだろう。

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▲“Google Play Points”の“貯める”のタブメニューでは、ポイントを多く獲得できるキャンペーンの開催概要などが確認できる。

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▲タブを切り換えることで利用できるコンテンツ、特典内容の確認なども行えるぞ。

ちなみにこちらの新サービスで発生するポイントは、すべての決済に適用されるものだが、ポイントで引き替えられるゲーム内アイテムには制限がある。具体的には、パートナーシップを締結しているメーカー製アプリをはじめとする、特定アプリのみがポイントとの引き替えに対応しているとのこと。

気になるパートナーや、ポイント引き替えに対応したアプリは以下の画像を参照してほしい。なお、これらのデベロッパーは、今後特典やディスカウントを用意する予定を持っているということなので、そちらの動向にも注目していきたい。

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▲任天堂、XFLAG、コロプラ、SEGAなど、さまざまなデベロッパーとの協力関係を結んでいる。

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