【新作】恐怖の隣人トラブル!?怪しいおじさんの正体を暴くステルスアクション 『Hello Neighbor』

予想の斜めうえをいく結末は必見!!

Steamで多くの話題を集めた、奇妙なおじさんの家に侵入して謎解きに挑むステルスアクションゲーム『Hello Neighbor』のスマートフォンアプリ版がリリースされた。

Steamではα版からβ版を経て2018年に製品版をリリース。衝撃の結末が話題になった本作が、スマホ版でどのようにローカライズされたのか。

ACT1を無料でプレイできるフリー版を使って紹介していくぞ!!

本家PC版と基本は同じ!!　スリル満点の難解パズル

閑静な住宅地でボール遊びをしている少年（主人公）は、隣人宅から響く悲鳴に驚き覗きこむ。

そこで、大きな顔が印象的なおじさんがなにものかともみ合い、地下に閉じこめる光景を目の当たりにする。

子どもの悲鳴にも聞こえたそれは何だったのか。こっそり自宅に忍び込こんで多彩な謎に挑みながら、おじさんが地下に隠した真実を暴いていくのが『Hello Neighbor』の主となる目的だ。

いわゆるSteam版とは違い、スマホ版ではバーチャルパッドを使った操作が基本。ジャンプやアイテムを使うなどのボタンがイラスト付きで表示され、直感的に使い分けることができる。

謎解きのプロセスもSteam版となんら変わらず、まずは屋根伝いにいく2階への進入路を探し、そこで車のキーを回収。入手した磁石で……っとまぁ、経験者であれば勝手知ったる隣人宅をサクサクと、初見プレイの人にはスリリングな探索が楽しめるはずだ。

おじさんが近づくとBGMが切り換わり画面が歪むといった演出、それを回避するため物入れに隠れるといった駆け引きも健在。

バーチャルパッドで操作しているという点を除いてはSteam版と同じなのだが、この操作性が少々難ありで扱いにくい。

とくに、ジャンプボタンを長押しでしゃがんだり、アイテムを拾うときの感度が曖昧（長押しか）だったりと、とっさに対応したい場面でもたつくこともあるだろう。

最初は操作性の問題もあってゲームが進みにくいが、捕まったときランダムで挿入される演出からおじさんの過去や心理状態を知ることができるので、そうしたトライ・アンド・エラーも無駄ではない。

彼は凶悪犯なのかそれとも……。

いろいろな考察を交えながら複雑な謎解きに挑んでいこう!!

おじさんがやさしくなるフレンドリーモード

操作性の問題もあって攻略が進まず、苛立ってしまうプレイヤーも少なくないだろう。

そこで紹介したいのが、おじさんの襲撃が緩和されるだけでなく、移動速度まで低下させる“フレンドリーモード”の存在だ。

本家Steam版の駆け引きも楽しみたいけど、それ以上におじさんの正体や結末が気になるという人にはオススメ。

冒頭でも述べた通り、本作はACT1のみ無料でプレイできるフリー版で、それをダウンロード後iOSは1800円、Androidの場合は1660円で全ACTが収録されたフル版を購入できるようになる。

なお、本家Steam版では彼の子どもに焦点を当てた『Hello Neighbor hide & seek』がリリース。今後もいろいろな角度で物語が描かれていくようだ。

スマホ版のリリースに関しては不明だがこれからも続いていくタイトルなので、興味があるひとは勇気を出してこの隣人トラブルに真正面から向き合ってほしい!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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