【新作】この夏、日本が恐竜だらけに!?男心をくすぐる位置情報系スマホゲーム『ジュラシック・ワールド アライブ！』

恐竜好きにはたまらないこの一作！

今回紹介するアプリは『ジュラシック・ワールド アライブ！』（『Jurassic World アライブ！』）は、GPSを活用して街中に出現した恐竜を捕獲して戦わせる位置情報ゲームだ。

位置情報ゲームとしてもおもしろく、またバトル要素も濃く楽しめ、さらにAR機能でリアルな恐竜を間近に感じられるという、ゲーム好き、恐竜好きにはガッツリ刺さる内容となっているので、気になる人はチェックすべし！

恐竜がめちゃくちゃリアルッ！

本作は大人気映画『ジュラシック・ワールド』を題材とした位置情報ゲームアプリ。そのため、当然恐竜が出てくるのだが……。

これがめちゃくちゃリアルでとにかくカッコイイ！　リアルで恐竜を見たことがないので、厳密に言えばリアルかどうかはわからないのだが、恐竜のデザインが本当にしっかりと作り込まれていてめちゃくちゃカッコイイのだ。

ちなみに、このゲームでは自分で生み出した恐竜はAR機能を使ってその姿を確認できる。それも、ただそこにARコンテンツとして表示されるだけではない。なんと、その恐竜の実寸大のものが確認できるのである！

さらにだ、AR機能で出現する恐竜たちはタップで吠えたり動いたりと、それぞれのアクションを行ってくれるのだが、これがまたカッコイイのなんの。

グラフィックのクオリティの高さに、ここまでテンションが上がるなどそうそう出来ない経験。だがしかし、恐竜が好きな人ならこの機能で「コイツ、こんなデッカイのか！」、「うお、想像以上にデカイ！」、「動くとこんな感じなのか……（ゴクリ）」と、感動に打ち震えるに違いない！

ドローンで恐竜の遺伝子を集めてハイブリッドも作れる！

さて、恐竜がカッコイイという話はさておき、ゲームの中身に触れていこう。

本作は街中に潜む恐竜を見つけ、ドローンからダーツを飛ばして遺伝子を採取。その遺伝子を集めて恐竜を生み出す位置情報ゲームのパートと、生み出した恐竜を戦わせるバトルのパートに分かれている。

位置情報ゲームでは、先述した通りのシステムになっているのだが、このダーツを飛ばすという要素は、ちょっとしたシューティングゲームのようなシステムになっている。

恐竜はそれぞれDNAをたくさん採取できるポイントが複数用意されており、プレイヤーはそこを狙ってダーツを撃っていく。しかしそのポイントはダーツがヒットするたびに移り変わっていき、さらには恐竜も逃げるような動きをするので、当てるのにはちょっとしたコツがいる。

おそらく、FPS/TPSなどのシューティングゲームをプレイしたことがあり、偏差射撃に慣れている人ならば、すぐにコツをつかめることだろう。

慣れてしまえば、後は恐竜ハンティングをしているような感覚が味わえるので、そういったコンテンツに興味がある人にもオススメ！

そうして恐竜からDNAを確保できたら、後はそのDNAをもとに恐竜を生み出すだけ！　ちなみに、一度生み出した恐竜は、そこからさらに同種のもののDNAを集めることでレベルアップさせることもできるぞ。

さらにさらに、DNAを集めて特定の恐竜を一定のレベルまで上げると、恐竜の遺伝子を配合させて新たなハイブリッド個体を作り出すことも可能なのだ。地球上には存在しなかった（かもしれない）恐竜をみずからの手で生み出す、その背徳的でありつつもロマンあるこの配合システムは、本作の大きな魅力のひとつと言っていいだろう。

バトルは読み合いが激アツ！

DNAから恐竜を生み出して育てたら、今度はバトルに挑もう！　バトルでは、デッキに組み込んだ8体の恐竜の中から、ランダムに選出された4体を使って勝敗を競うことになる。

また、恐竜はそれぞれ、その特徴に合った攻撃手段やスキルを持っており、プレイヤーはその中からコマンドを選択して攻防を行う。コマンドには、素早さの大小を無視して先制できるものや、自分の能力を上げるもの、相手の能力を下げるもの、攻撃と同時に控えの恐竜と入れ替わるものなど、非常に戦略性に富んだものも多い。

そのため、慣れてくれば相手の手持ちなどを予測しながら戦略を立てられるようにもなり、その駆け引きも非常に熱いものになってくる。

ただの位置情報ゲームかと思いきや、まさかここまで熱いバトルが楽しめるとは、うれしい誤算！

このバトル、本当に冗談ではなく読み合いが濃い。まずバトルに参加できるのはデッキに入れた恐竜の中からランダムに選ばれた4体というのがポイント。

自分の中でひとつの必勝法を作ったとしても、また1体だけ超強力な恐竜を入れていたとしても、その思惑通りにバトルメンバーが選出しなければ、それらは機能しなくなる。さまざまなシチュエーションを見越したデッキ編成や、またそのときどきの状況に応じた戦略の組み立てが重要になってくるのだ。

この戦略性が強く求められる位置情報ゲームはありそうでなかったもの。このコアコアな部分は、ゲーマーにとってはうれしく、「恐竜を入れ替えるべきか？」、「あっちが入れ換えることを読んで、こっちはこのままスキル攻撃だ！」とさまざまな思慮を巡らせることが出来る。

この“自分で考えて戦闘を組み立てられる”というのは、まさしくゲーム要素を強く感じられる部分。もちろん、それを煩わしいと感じる人もいると思うが、個人的にはコレがどうしても欲しかった部分でもあるので、素直にうれしいのだ。

恐竜が大好きな大きなお友だちや、位置情報ゲームにもコアなバトル要素が欲しかった人、AR機能で恐竜の大きさを感じてみたい人には、ぜひオススメしたいタイトルなので、ぜひ！