HTML5を活用したスマホゲームも出展! 東京サンドボックス出展新作モバイルゲームまとめ その3
2018-04-14 18:31 投稿
新たな挑戦をしている作品も多数
4月14~15日の間、浅草橋ヒューリックホールで開催されている、ゲーム会社や新興ゲーム企業と国際的な投資家やパブリッシャ―を結びつけるイベント東京サンドボックス。
世界中からインディーゲームが集まり、自分たちの自慢の作品展示がなされるこちらのイベントでは、今回もたくさんの作品が会場を埋め尽くし、来場者も多くかなりの賑わいを見せていた。
展示されていた作品は、PCプラットフォーム、スマートフォン向けのタイトルをはじめ、PlayStation 4向け、ニンテンドースイッチ向け、VRコンテンツと、その種類はさまざま。ここではその展示作の中でも、現在開発中の新作スマホ向けゲームを、簡単なレビューを交えて紹介していくぞ!
なお、紹介順はメーカー、スタジオ、サークル名の50音順となる。どれも素晴らしいクオリティとなっていたので、しっかりチェックしてほしい。
SESAME GAMES
来場者へのサービスとしてチョコレートを配りながら展示をしていたのが、こちらのゲーム『PULSARS』。宇宙船を目的地まで誘導してあげるというパズルゲームだ。
本作に実装されているシステムは一味変わっているので、まずはそこから説明しよう。
宇宙船は基本的に直進しかしないのだが、コマンドブロックの有効範囲内に入ると、そのコマンドに従った動きをする。プレイヤーは、このコマンドの有効範囲と種類を調整しながら宇宙船を誘導するのだ。
とまあ説明するのは簡単だが、これがかなり難しい! いろいろと試行錯誤をくり返しはするものの、あと一歩というところで目的地まで届かないこともあれば、ちょっとした見落としから見当違いの動きをさせてしまうこともあった。
広い視野を持ち、なおかつ慎重に先を予測するロジカルな思考が求められるゲームだ。難しいパズルではあるが、考える時間に制限時間はなく、さらにゲームオーバーになってもすぐにリトライが出来るので、ストレスなくトライアンドエラーが楽しめる作りとなっていた。
製品版となるタイミングでは、5プレイに1回くらいの割合で広告が入る予定ということだが、広告の時間もまた答えを求めて熟考する時間となるだろう。難関パズルが好きな人は期待して待つべし!
TERARIN GAMES
ノスタルジーを感じさせながらも新しさを感じたシューティングゲーム『ミサイルダンサー』も、今回出展されていたなかで注目のインディータイトルだろう。
本作はミサイルでの攻撃を主体としたシューティングゲーム。操作はシンプルで、ただ画面を指でなぞって自機の移動をさせるだけ。
自機は周囲にレーダーを張り巡らせており、プレイヤーは巧みに自機を操作してレーダー内に敵を捉えてロックオンするだけだ。あとはシステムが自動でミサイルを発射してくれるので、回避と敵をレーダーの範囲内に捉えること、つまりは移動に専念するシューティングゲームと言えるだろう。
しかし口で言うのは簡単だが、敵をレーダーの範囲内に捉えるということは、ある程度敵に接近しなければならないということ。当然敵は攻撃をしかけてくるので、プレイにはかなりの集中力を要する。
ヒリつく感覚を味わえるシューティングゲームを探している人は、こちらのタイトルをチェックしておこう!
PaPiPu Games
最近注目を集めている新規ゲームプラットフォーム“enza”と同じく、HTML5を活用したゲームの開発をしているインディーメーカーも発見!
ゲームタイトルは『ドラゴンレイド』。攻撃、移動、ジャンプを駆使して強敵を倒すというアクションゲームなのだが、本作のユニークな点は、プレイヤーキャラクターが倒されると“タイムリープ”するという点。
“タイムリープ”とは、とあることをきっかけに過去に飛び、同じ時間をくり返すというSFによくある設定。では、このタイムリープがゲームにどう活きてくるのかというと……。なんと、過去の自分といっしょに戦うことができるのだ。
本作では、制限時間内のプレイはすべて記録されており、キャラクターが倒され復活するのと同時に、さきほどまで自分がプレイしていた内容がそのままリプレイされるのである。
もちろん、リプレイがくり出す攻撃も敵にダメージを与えるため、1度ゲームオーバーになれば、つぎのプレイからは過去の自分といまの自分とのふたりプレイとなる。そしてまたゲームオーバーになれば3人プレイとなり、また倒されれば4人プレイとなって……と制限時間が尽きるまで、延々タイムリープがなされる作りとなっている。
とてもひとりでは倒せないと思えるような敵でも、こうして過去の自分と協力して立ち向かえるというのが、タイムリープRPG『ドラゴンレイド』である。
HTML5ゲームであるという点、ゲームシステムのユニークさ、この2点からして見ても、本作は注目に値するタイトルだろう。今後の展開に期待したい。
最新記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
【#コンパス】上方修正を受けたステリアが総合首位を獲得!全ヒーロー使用率&勝率ランキング
2024-09-06 19:09【#コンパス】ハロウィンイベント開催!限定グッズやイメージメニューが登場|“#コンパスカフェ”最新情報まとめ
2024-09-02 18:14【フェスバ】『フェスティバトル』公式ストアでお得にジュエルを購入しよう!
2024-08-30 20:30