【配信開始】事前登録1億人突破ならず!『勇者のくせにこなまいきだDASH!』iOS/Androidで登場
2018-02-14 12:57
2018-02-20 20:16 投稿
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勇者のくせにこなまいきだDASH!
今回紹介するのは、フォワードワークスより配信中の『勇者のくせにこなまいきだDASH!』(以下、『勇こな』)。プレイステーション・ポータブルでリリース後、スマッシュヒットとなった『勇者のくせになまいきだ。』(以下、『勇なま』)のシリーズ最新作となるアプリだ。
これまでのシリーズではダンジョンを作ってモンスターを育て、攻めてくる勇者を撃退するという、あえてジャンル分けするのであれば、ダンジョン経営シミュレーションのような内容だった。しかし本作はその流れから離れ、3マッチパズルが遊びの軸となっている。
しかし、ゲームジャンルは変われど『勇なま』らしさは変わらず健在! 『勇なま』ファンはもちろん、『勇なま』をよく知らないという人でも楽しめるタイトルになっているぞ。
「あのゲームシステム、あのゲームジャンルこそが『勇なま』らしさなのだ」と言う人もいるだろう。だが、あのゆるい雰囲気、メタなネタもふんだんに使っていく笑い、愛らしいモンスターたちもまた、『勇なま』らしさを演出する柱のひとつではないだろうか。
そういった点で見ると、『勇こな』には『勇なま』らしさが溢れている!
まずあの雰囲気を醸し出す要因の筆頭である魔王。相変わらずである。世界征服を企んではいるものの、プレイヤーに対しては驚くほど腰が低く、魔王と呼ぶには人間臭すぎるあの感じは、本作も健在だ。
そして、その愛らしい見た目とは裏腹に、破壊神たるプレイヤーに対しても高慢な態度で接してくる、特定の層には絶大な人気を得ているムスメちゃんも相変わらずだ。
このふたりがちょいちょい顔を出していろいろなコメントを出してくれるところは、まさに『勇なま』らしさと言える箇所。
このほかにも、個性溢れるモンスターや勇者たちといった『勇なま』の魂を感じられる箇所はふんだんに散りばめられているので、ぜひそういった箇所を堪能してほしい。
さて、上で少し触れたが、やはり個性溢れるモンスターや勇者たちにも触れておかねばなるまい。
『勇なま』の登場モンスターと言えば、ドットで愛らしく、またはユニークに描かれ、さらに変わった名前が付けられている愛すべき存在たち。
こうして改めて振り返ってみると、やはりこのネーミングセンスとデザインセンスこそ『勇なま』らしさの中核をなす要素のひとつだろう。なんど見てもおもしろい。
ちなみに、筆者が個人的に好きなモンスターはガジロング。かわいいし、過去穴をほって勇者を撃退していたころには何度もお世話になった存在だ。なので、私はガジロングを積極的に使っていく所存!
みんなもぜひ、自分の好きなモンスターを見つけて、愛を持ってゲームプレイに臨んでほしい。
そして勇者といえば、その名前にも、彼らが発するコメントにも、メタなネタが胃もたれするほど盛り込まれている畜生たちだ。
・赤い有馬さんを苦手としてそう | ・好きでさらわれてたのか…… |
・アニメでもないね! | ・民明書房を片手に語れ! |
・な、なんだってー! | ・ドラマではありません、これは実戦です! |
やはり、こちらもこのネタ満載の感じは『勇なま』ならではといったところ。ちなみに本作の勇者は、過去シリーズ以上に勇者が雑に扱われているのもポイント。
本作において勇者は、ただ追い払って終わりではなく、捕まえて労働力として酷使される運命にあるのだ。具体的には、魔王軍を補強するために穴掘りをさせられる。使い捨てで。
勇者をただの労働力として扱い、使い捨てるゲームなど前代未聞! しかしこれが『勇なま』!!
ここまで『勇なま』らしさであったり、尖っている部分だけを取り上げてしまったが、本作はゲームとしても良く出来ている。
システムはシンプルな3マッチパズルだが、モンスターを3つ並べて消したら、そのモンスターの生態系上位に存在するモンスターが1体召喚されるという、『勇なま』らしさが感じられ、また同時にパズルのアクセントにもなる要素がシステムを構成している。
また通常の3マッチパズルであれば、ジャマなブロックを消して、3つ揃ったブロックが消えて、またそれによってコンボが起こって終わりというものが多いが、本作はブロックを消して生まれた空間に、ブロックをスライドしてはめ込むといったアクションができるようになっている。
このスライドをうまく使いこなせるかいなかが、本作のパズルのポイント。ただただブロックを消していくだけでもなんとかなるが、消したと同時に違うブロックがひとつ生まれる本作においては、これだと連鎖は生まれにくい。
そう、スライドこそが連鎖を重ねていくポイントなのだ。スライドは、ただブロックを消した直後に行えるアクションというわけではなく、ブロック全体がグラグラと動いているのときに使えるアクション。
このグラグラは、コンボによってブロックが消えた瞬間にも発生する演出。つまり、コンボからさらにコンボを繋げられるかどうかは、このスライドにかかっていると言っても過言ではない。上から何が落ちてくるのか、その運だけでコンボを稼ぐゲームとは違い、本作ではコンボは実力によって勝ち取るものになっているぞ。
そんな感じでゆるい雰囲気を発しながらも、中身は意外なことにクソマジメというのも、やはり『勇なま』らしさといえるポイントだろう。
もう最初っから最後まで『勇なま』らしさという言葉一色に染まってしまった……。しかしそれは、ゲームシステムが違えど、それだけ『勇なま』らしいゲームに仕上がっているということ。
くり返しになるが、正直なところ「ゲームジャンルが違うから、これはもう『勇なま』ではない」とはいわずに、ぜひプレイしてみて欲しい。本作を構成する要素を分解して見つめ直してみると、やはり本作は『勇なま』なのだ。たとえゲームジャンルが違っていても。
まぁ細かいことは気にせず、楽しめばいいのさ! パズル好き、ゆるい空気が好き、魔王軍が好き、ムスメちゃんが好きならば、まずはガッツリ遊んでみよう。
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角満&中目黒のこれ、知ってる?
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編集長!これ、どうでしょう!?
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG/パズル |
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メーカー | フォワードワークス |
公式サイト | https://www.yuukona.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/Yuukona_DASH |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | (C) Sony Interactive Entertainment Inc. (C) ForwardWorks Corporation |
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