『PUBG』のトレーニングにも最適!神経科学者がFPSトレーニングソフトを開発&アーリーアクセスとして公開中
2018-02-13 21:14 投稿
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学術的根拠とAI分析がプレイヤーの上達をサポート!?
海外の神経学者を要する開発チームStatespaceが、FPSシーンで活躍するesportsプレイヤーのために、FPSに関するスキル(スピード、精度、反応時間、視力、意思決定力、適応力、視覚的注意力)を向上させるためのソフトウェア『Aim Lab』を開発し、Steamアーリーアクセス(※)に登録を果たした。
『Aim Lab』はただランダムに出てくる的を撃つだけのトレーニングソフトではなく、AIが神経科学をベースとした分析を行ってくれるという。
分析では、たとえば“画面左側へのフリックショットが苦手です”と特定するだけでなく、画面左側への認識精度がそもそも低いなど、さまざまな視点からデータを分析してくれるとあり、自身が何を苦手とし、何を得意としているのかが、明確にわかるようになっているとのこと。
『Aim Lab』を開発しているStatespaceには、少なくとも3名の神経科学博士号保有者がいるという話もあり、その知見への期待や、学者がesportsを分析するとどうなるのかという関心が寄せられ、こちらのソフト開発には多方面から注目が集まっている。
なお、現時点で『Aim Lab』はデフォルトで『PlayerUnknown’s Battlegrounds』(『PUBG』)を基準とした物理挙動を再現しているとのことだが、この設定はカスタム可能となっており、カスタム次第では他のFPSタイトルを前提とした設定を作り出すことも可能だという。
しかし、あくまでも理論上は可能という話であり、個人が感覚で「あのFPSタイトルのリコイルはこんな感じだったかな」、「たぶんこんな感じの物理挙動だった気がする」と設定をしても、それが訓練に耐えうるものになるのかは未知数。
また、こちらのソフトウェアでトレーニングできるのは戦略や戦術ではなくスキル面のみ。アーリーアクセスということで、まだAIを含めてソフトウェアは未完成ということだが、今後ユーザーのデータを集めることで、その完成度は上がっていくという。
現時点ではまだまだ開発中のソフトウェア。そのため、レビューには賛否が入り交じるような結果となっている。しかし、正式リリース予定日は2018年6月とまだ遠いので、今後の開発に期待していきたい。
※:アーリーアクセスとは、Steam側が用意している“開発途中のソフトウェア(ゲーム)”を公開する制度。ユーザーが開発者にフィードバックを送り、開発者はアーリーアクセスユーザーに更新案を提示したりと、双方向コミュニケーションにより開発が進められるといったメリットがある。
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