伊能忠敬を題材にしたゲーム『INO(イノー)』の舞台はまさかの宇宙!?【デジゲー博2017】

2017-11-12 21:13 投稿

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伊能忠敬×宇宙=サバイバル探索RPG!?

秋葉原UDXで開催されたインディー、同人オンリーのデジタルゲーム展示・即売会イベント“デジゲー博 2017”。今年で開催5回目となり、徐々にその認知度が上がってきているイベントだ。

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展示作の中には「これは本当にインディー作品か?」と思えるほどクオリティの高いものも多く、目を見張るものが数多くあった。

ここでは、そんな良作尽くしの中から見つけた新作スマホゲーム『INO(イノー)』を紹介しよう。

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危険溢れる未開の惑星で、サバイバルしつつ地図を作れ!

さて、伊能忠敬を題材としたゲームを作るとなったとき、みんなはどのようなゲームを想像するだろうか? 日本漫遊? 舞台は江戸時代? 測量? 一般的にはそんな感じになるだろう。

だが、今回紹介する『INO(イノー)』はそうじゃない。なんと、舞台は宇宙だ!

伊能忠敬と言えば、江戸時代に日本を測量して正確な日本地図を完成させた人として有名だ。本作はそんな“地図を作る”というテーマを取り上げ、危険な惑星に降り立ち、そこの地図を作ることが目的となる。

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プレイヤーは危険溢れる惑星に降り立ち、そこでさまざまな資源を集め、自身が身に付ける装備を強化したり、測量中に使えるアイテムを加工したりして、徐々に探索範囲を広げ、地図感性を目指すこととなる。

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そう、最近流行のサバイバルゲームの要素を取り入れたタイトルとなっているのだ。

簡単操作でもドキドキの緊張感が楽しめる

そんなこんなの『INO(イノー)』だが、実際にプレイさせてもらった。操作はシンプル。タップひとつで移動が行われ、採取や敵とのバトルは自動で行われる。

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プレイヤーは宇宙服を身につけているため、宇宙船外に出ると生命維持のためにバッテリーが消耗していくこととなる。つまり、バッテリーが切れる前に採集、探索を終え、宇宙船に帰還できるように動かなければならないのだ。

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これが意外とハラハラドキドキ! 筆者の前にプレイした人も、プレイ中に「やばいやばい、バッテリー切れちゃう!」とあたふたプレイをしていた。参考までに言っておくが、ゆるやかなゲームなので、そこまで焦る要素はなく、操作ものんびりだ。

しかし、やってみるとわかるが「これまでに採取したものがムダになる!」と思うと、プレイヤーが急いだところでどうにもならないのに、ついつい焦ってしまう。

そもそも欲張って資源を集めすぎたのが原因なのだが、採取もなぜか夢中になってしまう。ついつい遠出してしまい、ついつい欲をかいて集めすぎてしまうのだ。

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また、どうやら本作にはクエスト、ミッション要素もあるらしく、たとえば「○○を××個集めろ」などのミッションをこなすことで、ボーナスが受け取れるらしい。そういった楽しみもあるのだろうが、やはり気になるのは“ここから遠くには何があるのか”、“もといた惑星に帰れるのだろうか”という点。

ドットで美しく描かれた、寒々しい未開の惑星。そこを探索し尽くした先には何が待ち受けているのか、非常に気になるところだ。

そんな本作『INO(イノー)』はiOS/Androidで2018年にリリース予定とのこと。気になる人は開発元であるFANTECのツイッターをチェックしておくといいだろう。

 

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