『ブレイジング オデッセイ(ブレオデ)』大型アプデで生まれ変わった新たな魅力とは?[バトル編]

2017-08-10 16:00 投稿

『ブレオデ』の魅力あふれるバトルを解説

この夏、やり込み派のゲーマーを中心に支持を集める『ブレイジング オデッセイ』(以下『ブレオデ』)が大型アップデートを実施。タイトルを『ブレイジング オデッセイ 魂のキセキ』と改め、新たな一歩を踏み出した。本記事を皮切りに、『ブレオデ』の魅力を3回に分けてお届けしていく。
⇒『ブレイジング オデッセイ(ブレオデ)』史上最大規模のアップデートの真意は? 開発統括の髙田氏に直撃インタビュー

 
01


その前に、まずはゲームの概要についておさらいしておこう。『ブレオデ』は”RPGの神髄”と銘打たれた作品で、”スマホで気軽に遊べる本格RPG”がコンセプトとなっている。

とくに2Dモデルが動きまくる爽快なバトル、練りこまれた世界観やキャラクター設定、ギミック満載のフィールド、充実の育成要素やマルチプレイは本作の大きな魅力だ。

▲フィールドを冒険し、敵と戦い、物語を楽しむ。『ブレオデ』は家庭用ゲームでは当たり前だったRPGの形をスマホで再現し、さらに発展させた作品なのである。

歴代の名作RPGを遊んできた歴戦のゲーマーにとっては懐かしく感じられる部分も多いだろう。逆にスマホゲームにしか触れたことのない若手のゲーマーにとっては新鮮に感じる部分も多いかもしれない。

そんな多様な魅力を備えた作品ではあるが、今回はテーマをバトルに絞って解説していく。爽快感と戦略性の同居したシステムの全貌をご覧あれ!

【『ブレオデ 魂のキセキ』の見どころ】
●直感的な操作でズバズバ切り込む快感
●個性豊かなジョブ
●パーティ共有の行動力“AP”が生むゲーム性
●豊富なバトルギミックを使いこなせ!

直感的な操作でズバズバ切り込む快感

クエストごとに設定された目標を目指してフィールドを探索し、迫力のバトルを存分に楽しもう。

12
▲こちらが戦闘画面。助っ人を含む5体のユニットを操り戦っていこう。画面下に並んだユニットボタンをタップすると、対応したユニットが通常攻撃を仕掛ける。事前に敵をタップしてターゲットを指定することも可能だ。

ユニットボタンを上方向にスワイプすることで、そのユニットが最後に使用した”スキル”を即座に発動することもできる。“タップとスワイプだけの簡単操作でユニットが次々とアクションしていく様は実に爽快”なので、バジバシと攻めていこうぜ!

16
▲サクサクと動く軽快なアニメーションは必見!3倍速やオートモードも用意されており、周回プレイは爆速で超快適だ。
S_13
S_14
▲強力な敵と対峙した場合は、”サポーター”の強化、”ジャマー”の弱体化など(ジョブについては後述)のスキルが攻略の要になる事も。様々なスキルを使いこなして最強を目指そう!

スキルを使うにはTPが必要だ。通常攻撃をくり出すたびにTPはチャージされる。

S_10
▲”スキル”を使用したい場合はユニットボタンの長押しからウィンドウを開き、使いたい”スキル”をタップしよう。
S_11
▲カットイン演出と共にスキルが発動した。
S_12
▲ど派手なスキルが敵を襲う!

個性豊かなジョブ

本作では、“召魂獣”と呼ばれるユニットに攻撃やスキルの使用を指示して、敵を撃破を目指していく。“召魂獣”にはジョブが設定されており、それぞれ得意な戦闘スタイルが異なる。ここで各ジョブの特徴を簡単に説明しておこう。

【アタッカーの特徴】
攻める能力に特化したパーティの殲滅役。強敵との戦いから周回プレイまで重宝するパーティの花形。習得する”スキル”として”ビーム”系の全体攻撃スキル、フィニッシュブローとなり得る強力な単体攻撃スキルなどがある。

【ディフェンダーの特徴】
守る能力に特化したパーティの守護神。特に敵の攻撃を引きつける”挑発”は強敵との戦いで役に立つ。”挑発”以外にも全体攻撃を単独で受け止める”カバーリング”など、ディフェンシブな”スキル”を覚えていく。

【ヒーラーの特徴】
体力の回復や状態異常の治癒を得意とする癒し手。長期戦には必要不可欠な存在で、スキル発動に必要な”TP”の維持が課題となる。”ハイキュア”をはじめとした回復スキルに助けられる場面は多いだろう。

【サポーターの特徴】
味方にバフを振り撒く支援系ユニット。単独での活躍は難しいが、味方の火力支援から戦線の維持まで豊富な役割を持ついぶし銀な存在。”サポーター”の汎用スキルとして全体強化の”オフェンスアップ”、属性ダメージ強化の”フォース”系などがある。

【ジャマーの特徴】
敵にデバフや状態異常を付与する妨害系ユニット。搦め手でパーティに貢献するタイプなので地味な印象もあるが、”サポーター”と同じく重要。汎用スキルとして属性耐性ダウンの”ブレイク”系、”パラライサークル”や”ポイズンミスト”などの状態異常付与を備える。

なお、習得スキルはあくまで傾向に過ぎず、回復スキルを覚える”アタッカー”なども存在するので、参考程度にとどめてほしい。

 
S_02_仮
▲ジョブの役割を覚えるとバトルがぐんと楽しくなるぞ!

また、全ての”召魂獣”は火・水・木・光・闇のいずれかの属性を帯びている。敵の属性との相性に応じてダメージが増減(火、水、木は3すくみ。光と闇は相互に弱点を突く関係)するので、これらの特徴も踏まえてパーティを編成していこう。

 
S_03
▲パーティに組み込めるユニットは4体まで。隊列にも意味があり、左側のユニットほど攻撃のターゲットになりやすい。盾役として”ディフェンダー”を採用する場合は最も左に配置するのがオススメ。装備も忘れずに!
 
S_04
 
S_05
▲さまざまな武器があり、装備すると2Dモデルにも反映されるぞ。お気に入りの武器を見つけよう。

パーティ共有の行動力”AP”が生むゲーム性

バトルでは、パーティ共通の行動力”AP”を使って戦うことになる。通常攻撃やスキルなど、ユニットが行動する度にAPは消費される。APが尽きると敵のターンに移行するしくみだ。の”AP”こそブレオデのバトルを面白くしている大事な要素だ。

同じユニットが行動すると、行動回数に応じてAP消費量が増えていく仕組みとなっている。つまり1体のユニットだけで攻撃していると、パーティ全体の行動回数が少なくなってしまう。できるだけパーティ全員で行動したほうが、沢山攻撃できるというわけだ。

たとえば、ユニットAが同一ターン内に3回行動した場合に消費する”AP”は次の通り。

【ユニットAが単独で3回行動した場合】
●ユニットA 1回目:消費1
●ユニットA 2回目:消費2
●ユニットA 3回目:消費3

3回の行動にトータル6の”AP”を費やしたことになる。
3体のユニットが1回ずつ行動した場合はどうなるか?

【ユニットA、ユニットB、ユニットCがそれぞれ1回ずつ行動した場合】
●ユニットA 1回目:消費1
●ユニットB 1回目:消費1
●ユニットC 1回目:消費1

トータルの行動回数は同じなのに、トータルの消費”AP”が半分で済む。

17
18
▲こちらは”AP”の残量が7の状態で右端のユニットが行動した場面。”AP”が1消費されて残量が6になったと同時に、このユニットがつぎに行動する際に消費される”AP”の表示が2に変わった。

行動済みのユニットを再び行動させると少しずつ燃費が悪くなってしまうと覚えておこう。

なお、”AP”の残量と各ユニットの”AP”消費量はターンごとにリセットされ、初期値へと戻る。”AP”の配分を意識して立ち回るのがバトルの基本であり、プレイヤーの腕の見せ所でもあるのだ。

豊富なバトルギミックを使いこなせ!

すでにそこらのスマホRPGとは一線を画すゲーム性を備えていることが伝わったかと思うが、ほかにもさまざまなバトルギミックが存在し、戦略性を高めるのにひと役買っている。

【チェイン】

攻撃スキルを重ねることで発生する”チェイン”は敵のHPを一気に削り取ることのできる強力なシステム。締めの一撃を”アタッカー”がくり出せるように意識して、大ダメージを狙っていこう。

20
21
22
▲同一ターン内に複数回の攻撃スキルを叩き込むと”チェイン”が発生し、与えるダメージがどんどん上昇。”チェイン”を仕掛けるターンを決めておき、前のターンからバフ(味方のステータス上昇)やデバフ(敵のステータスダウン)を仕込みんでおけばより効果的!

途中で通常攻撃をしてもターン内は”チェイン”が維持されるので、通常攻撃による”TP”の回復を織り交ぜるような組み立ても考えられるだろう。

【ブレイジングドライブ】

一発逆転の可能性を秘めた”ブレイジングドライブ”も見逃せない。

23
24
25
▲戦闘中のさまざまな行動によって溜まるゲージ(画面左下)がMAXになると”ブレイジングドライブ”を発動できる。敵全体に大ダメージを与えるほか、パーティのジョブに応じてに応じて回復やバフといった効果を発揮する。

また、各ターンの開始時にのみ使用を許されているアイテムの使いどころも肝要だ。

26
▲倒れた“ディフェンダー”を復活させて戦線の立て直しを図る! 事前に持ち込み設定したアイテムしか使用できないので、必要なものを厳選しておこう。

料理によるバトルのサポートも!

“料理”を食べることでステータスを一時的に強化できる。強い敵に勝てない場合は食事をして挑んでみよう。特定の属性ダメージを強化するようなピンポイントで役に立つ”料理”も用意されているので、的確なメニューを選択すれば必ずや冒険の助けとなるだろう。

S_06
S_07
▲極みカレーライスができ上がった。取得ゴルド量UPなど、戦闘以外のパラメータにも貢献するぞ。
S_08
S_09
▲3食まで食べる事ができるので、大幅にパワーアップ可能!

このように、戦闘中に取れる行動の幅広さは他の追随を許さぬレベルとなっている。タップするだけで簡単に戦闘を楽しめるだけではなく、様々な行動選択を駆使する事で、より強い敵に打ち勝つことができる戦略性も秘めている。初心者からコアなゲーマーまで幅広く楽しめるタイトルだ。とくに、見ているだけのスマホRPGに楽しみを見出せなかったゲーマーにこそ触れてほしい。
(文:かかし榮汰朗)

⇒『ブレイジング オデッセイ(ブレオデ)』史上最大規模のアップデートの真意は? 開発統括の髙田氏に直撃インタビュー

ブレイジング オデッセイ

ジャンル
RPG
メーカー
gumi
公式サイト
https://lp-blazing.gu3.co.jp/
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS/Android

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

関連記事

この記事に関連した記事一覧

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧