『真・三國無双』もVRに!コーテクが贈るVR筐体“VR SENSE”が未来的すぎる!

2017-02-06 20:39 投稿

最新VR筐体が登場!

2017年2月6日、コーエーテクモウェーブが新規開発したVR筐体“VR SENSE(以下、VR センス)”の発表会が行われた。

VR センスロゴ
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VRセンスは、ゲームセンターをはじめとするアミューズメント施設での展開を視野に入れて開発されたもの。一昨年からVRへの取り組みを開始した同社が、長い年月をかけて生み出したVR筐体である。

本製品に関してコーエーテクモホールディングス代表取締役社長の襟川陽一氏は「VR センスは汎用性の高い筐体で、ゲームのみに関わらず、さまざまな分野への展開も可能です。今後も、VRなどの新しい分野にコンテンツを提供していきたいと思っています」と語っている。

■襟川陽一氏

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ちなみに本筐体におけるVR環境のコアは、おもにプレイステーションVR(PS VR)が担っている。ヘッドマウンドディスプレイがPS VRなのに加え、コントローラもPS Moveが採用されている。

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▲筐体内にはプレイ中の様子が映し出される小型ディスプレイ(下段写真中央)も設置されている。

しかし特徴はそれだけでなく、アミューズメント筐体ならではの機能も搭載。

傾き・振動・突き上げを再現する多機能3Dシート、プレイヤーに香りをかがせて臨場感をサポートする香り機能、足元や頭頂部などに触られたかのような感触を提供するタッチ機能などをはじめ、風や温冷、ミストを体感させる機能までもが実装されるという。

だがVRセンスに施された工夫は、そうしたアトラクション的な工夫に留まらない。

プレイ中の盗難防止用のボックスが設置されていたり、オペレーション用の人材が不要になるよう直感的で安全に扱えるインターフェースになっていたりと、細部にまでこだわりが感じられる。

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製品のプレゼンテーションを行なったコーエーテクモホールディングスの代表取締役会長、襟川恵子氏は「開発までの道は艱難辛苦の連続でした。社内でも賛否の声が分かれましたが、多くの方の理解と協力を得て形になりました」と開発秘話を披露してくれた。

気になる本製品のロンチタイトルは現在発表の段階で3タイトル。

ホラーゲームとなる『ホラー SENSE ~だるまさんがころんだ~』、競走馬に乗っている感覚が味わえる『G1 JOCKEY SENSE』、そしてプレイステーションVR用にと開発していたものを本筐体向けに調整した『VRアクション 真・三國無双』だ。

■『ホラー SENSE ~だるまさんがころんだ~』

ホラー SENSE ~だるまさんがころんだ~(仮)_rgb
▲画面奥にいる謎の女の子と”だるまさんがころんだ”をするホラーゲーム。PS Moveのトリガーを押して前方へ進むだけなのだが、自身の移動に合わせて周囲でつぎつぎと怪奇現象が巻き起こる演出は必見。また後戻りできない恐怖もVRホラーならでは。

■『G1 JOCKEY SENSE』

GⅠ Jocky SENSE(仮)_rgb

■『VRアクション 真・三國無双』

VRアクション 真・三國無双(仮)_rgb

気になるリリース日は今夏予定となっており、具体的な日時に関しては不明。アミューズメント施設はもちろん、ホテルや病院への導入も視野に入れているようなので、具体的な導入先やコンテンツの内容も気になるところ。

ちなみにVRセンスは、2017年2月10日~12日(10日はビジネスデイ)に千葉県・幕張メッセにて開催されるアミューズメントマシンの展示会“ジャパン アミューズメント エキスポ2017(JAEPO 2017)”への出展も決定。気になる人はコーエーテクモウェーブブースに足を運んでみてはいかがだろうか。

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VRセンス公式サイト

※ここで紹介した製品は開発中ものです。タイトルやスペックなどは変更される可能性があります。

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