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『ミリアサ』の世界に没入!『乖離性ミリオンアーサーVR』の開発者“加島P”にインタビュー

2017-09-28 19:00 投稿

未来を担うVRのパイオニアに聞く

スクウェア・エニックスより、2017年9月28日に発売されたPS4用ソフト『乖離性ミリオンアーサーVR』(以下、『乖離性VR』)の発売を記念して、本作プロデューサーである加島直弥氏へのインタビューを敢行。

本作の開発に至る経緯や、VRについての思いなどのお話を伺ってきた。先行体験をさせてもらった様子も含めてお伝えしていこう。

加島さんメイン
▲スクウェア・エニックス『乖離性VR』プロデューサー加島直弥氏

最初はファンサービスとして開発

――まずは、『乖離性VR』の開発することになった経緯をお話いただけますか?

加島:2016年1月28日に開催された御祭性ミリオンアーサー(『乖離性ミリオンアーサー』(以下、『乖離性』)のオフラインイベント)で、ファン向けに『ミリオンアーサー』をVR化したものを展示したんですけど、そこでの評判がよかったので、製品化しようという形になりました。

――商品ではなく、ファンサービスへの一環として開発されたのですね。

加島:はい。当時のものは完全に技術デモという感じだったのですが、展示してみて予想以上に来場者からの評判が良かったため製品版として今年の5月にSteam版をリリースしました。その際、PS VRでも遊びたいというお声もけっこうありましたので、9月28日にリリースすることになりました。

――本作はどういったゲームになっているのでしょうか。

加島:本作は、スマホ版『乖離性ミリオンアーサー』をVRで体験できるというものになります。ただ、スマホ版をそのままVRで遊べるというものではなく、完全にPS4向けに落とし切りで遊べるものとなっています。ゲーム性自体は変わらないのですが、VR特有のキャラクターとの触れ合い部分で、クオリティの高いウアサハとの触れ合いが楽しめたり、VRのストーリーが楽しめたりと、VRならではの迫力ある『ミリオンアーサー』の世界を体験することができます。

乖離性スクショウアサハ
▲頭を撫でられに来るウアサハがかわいすぎる。
乖離性スクショ1
▲クーホリンがゲイ=ボルグを投げる瞬間のリアルな遠近感にも注目。
乖離性スクショ氷塊
▲氷塊が降ってくるシーンはとくに迫力満点!

――『乖離性』にはかなりカード枚数ありますが、VR版だと何枚くらい実装されているのでしょうか?

加島:スマホ版だと2000枚とかそれ以上あったと思うんですけど、さすがにそれをすべて入れることは難しく、開発的に“ここまで”と決めておかないと、新しいカードがどんどん追加されていってしまうので、このVR版では去年の段階でのカードの中から400枚を選んで実装しています。

――それでも多いような気がしますが、カードそれぞれにエフェクトも付いているんですよね?

加島:魔法と物理と、それぞれの属性によってエフェクトが違っていて、VRならではの立体的なエフェクトとして新規実装しています。

――スマホ版ではさまざまなイベントが催されていますが、『乖離性VR』でもそういったことはあるのでしょうか?

加島:本作は完全な落とし切りとなっているので、運営で新しいものがバンバン追加されるというのではなく、ひとつの製品としてリリースします。

『乖離性VR』の反響の大きさ

――先日中国でのイベントにも出展されていたということですが、そちらでの反応はいかがでしたか?

加島: 中国版はHTCさんがパブリッシングで、中国のChinaJOYというイベントに出展して頂いたのですが、中国にもミリオンアーサーのファンはすごく多くて、VRを楽しんでいただいたり、コスプレイヤーと撮影をしていただいたり、好評だったようです。

――国内でもSteam版がすでに配信されていますが、こちらの反応はいかがでしょう?

加島:とくにウアサハとの触れ合いとか、その辺のキャラを愛でるという部分でご好評いただけました。先に出たSteam版で出たお客様のご意見を元に、改良アップデートを重ねておりまして、PSVR版は、そこで上がった意見などが反映されています。

乖離性ウサアハ
▲当然、記者もウアサハの頭をひたすらに撫でて楽しんできた

――Steam版では衣装はDLC販売となっていましたが、PS VR版でもそれは変わりませんか?

加島:はい。

――DLCは何個くらいありますか?

加島:いまDLCは9個ありますね。水着衣装と制服衣装が各アーサー2種類ずつ。それとウアサハの衣装がひとつあって、それで合計9個ですね。

乖離性スクショ盗賊1
乖離性スクショ盗賊2
乖離性スクショ歌姫1
乖離性スクショ歌姫2
▲盗賊アーサーの制服衣装と歌姫アーサーの水着衣装。これは買うしかない。

――DLCは今後も追加されていく予定というのはありますか?

加島:お客様からのご好評をいただければという感じですね。

VR開発ならではの苦労

――『乖離性VR』の開発の中でとくに苦労した点はなんですか?

加島:VRでは立体的に見せるためにエフェクトをリッチにしていかなければならないのですが、リッチにしていけばそれだけ処理が重くなってしまって、うまくパフォーマンスをチューニングする調整がたいへんでした。

あと、ウアサハとの触れ合いでは、自分を意識してくれてるという感じを出さないと、単に人形を触っている感じになってしまうんです。なので、ちゃんとそのキャラクターがそこにいて、ちゃんと自分を認識してくれているという感じを出すために、プレイヤーの目を見てくれたり、服が揺れたりというような細かい仕草の調整をずっと続けていて、そこが今回のVRのいちばんの魅力的なところであり、力を入れて取り組んだところであります。

加島さん乖離画像

――音にもかなりこだわりを持っているということでしたが?

加島:今回もすべて3D音響で作っています。Wwiseというミドルウェアを使って3D音響を鳴らしているのですが、キャラクターがしゃべっていたら、ちゃんとキャラクターの口の場所から音が発生したりとか、剣を振ってダメージを当たるシーンなら、剣を振ったときには手もとから、敵に触れたときにはその位置からダメージの音がします。

――VRのコンテンツを作るうえで大事なことは何だと思いますか?

加島VRならではの没入感があって、体験を損なわないというところですね。VRゲームでも、ただ立体に見えるだけというものではなく、ウアサハがちゃんと自分とインタラクションをして、存在感を感じられるというところで、『乖離性 VR』はいままでの2Dのディスプレイで遊ぶのとは違った感覚でミリオンアーサーの世界を体験することができるのではないかなと思います。

――VRの体験に重きを置いて作ったということですね。

加島:そうですね。やはりVRは体験ですよね。たとえば2Dの画面とかでキャラクターを撫でるとかあっても、カメラは固定ですし、そこに存在感はありません。ですがVRであれば、自分が頭を動かしたり腕を動かしたりに対して、ちゃんとインタラクションが返ってくるのでその世界に入り込んでいるんだと感じられます。この画面内という枠に収まらない、全世界に入り込んでいるという感じを得られるというところが大事ですね。

乖離性城
▲振り返ると城があり、自分が『ミリオンアーサー』の世界に入ったような感覚になる。

――今回PS Moveでゲームプレイをさせていただきましたが、持っていない人のためにどのような工夫をなされたのでしょうか?

加島:もともとSteamの場合はViveコントローラが標準だったためハンドトラッキングが可能だったのですが、PS VRですとハンドトラッキングを行うためのPS Moveを持っている人は、じつはあまり多くないのかなと思っています。ウアサハとの触れ合いでもいちばん楽しいのは、自分の手で撫でてやることですが、持っていない人が触れ合いを遊べなくなるというのがいちばん辛いので、なるべくDUALSHOCK 4でも自然に触れ合いができるように、スティックを手で動かして撫でるという動作を実装しました。

――この触れ合いは頭を撫でるということになっていますが、キャラクターの首から下は触れるようになっているのでしょうか?

加島:いまのところは頭だけですね。VRではいろいろなことが出来てしまうので、ある意味セクハラし過ぎると、ちょっとVR自体の印象が悪くなってしまいますからね(笑)。

VRの未来へ向けて

――今後のVRの可能性についてはどのようにお考えですか?

加島:今後の可能性というところでいうと、非常にポテンシャルのある技術だと思いますが、一方VRはいろんな会社がやって盛り上げていかないと、普及にはまだまだ時間がかかると思っています。スクエニもまだ今回が1作目ですが、今後いろいろなタイトルを出しつつ、他社さんもいっしょに出して、業界全体で盛り上げて、それでようやくVRが広まっていくのかなと思います。いままでのゲーム体験とはまったく違う体験がVRでは出来るので、そこで業界全体で盛り上がっていけば、VRの広がりが増していくのかなと。

乖離性VR

――今回製品版がリリースされてからも、VR体験会などは行っていくのでしょうか?

加島:イベントがあったりしたら、出展して体験会をやりたいですね。VRは装置を持っていないと遊べないですし、持っていない人もまだまだ多いですから。装置がなくても体験はできるように、体験会はやりたいなと思っています。PC版であれば、全国のドスパラさんとかのPC店舗でも体験デモは出来るようになっているので、なるべくハードを持っていない人でも遊べる場所というのは提供していきたいと思っています。

――つぎにもしVRコンテンツを作るとしたら、どのようなものを作りたいですか?

加島:個人的には、最近アーケード系のVRが盛り上がっているので、コンシューマーに限らず、アーケードであったりロケーションベースのVRとかにも興味があります。デモとか展示とかしていると、VRには興味があるけれど、購入のハードルが高いという声をよく聞き、ハードを購入しなくても遊べるところというのは、VRが広がっていく場所になるのではないかと思いますので。

――では最後に、これを読んでいるユーザーにメッセージを。

加島:今回『乖離性VR』をご購入いただければ、これまでの作品では見れなかったところとか、四角い画面に収まらなかった世界を楽しんでいただけます。なによりかわいいキャラがいっぱいいますし、とくにウアサハとの触れ合いというのはすごく楽しんでもらえるかなと思います。

発売記念キャンペーンも実施

『乖離性VR』では、PS VR版の発売を記念して、期間限定の豪華キャンペーンを実施。

乖離性VRバナー

・期間限定プライスオフ キャンペーン
10月1日まで通常価格3980円[税込]のところ、10%オフの3582円[税込]で購入できるお得な期間限定セールを実施。

・限定グッズが抽選で当たる!
ゲーム内で表示される申し込みコードをWebの入力フォームへ入力すると、抽選で豪華な限定グッズが当たるキャンペーンが開催している。

乖離性VRプレゼント

【プレゼント内容】
・『弱酸性ミリオンアーサー』Blu-ray(佐倉綾音、内田真礼サイン入り) 7名
・声優サイン色紙 20名
・ファルサリア フィギュア 3名
【応募期間】
2017年9月28日~10月28日23時59分

応募はこちら

限定カード“仮想型アーサーズ”の配布
本作をダウンロードすると、PS4,PS Vita版『乖離性ミリオンアーサー』と、GREE,モバゲー版『ミリオンアーサーエクスタシス』で使用可能となる限定騎士カード“仮想型アーサーズ”が入手できるシリアルコードがプレゼントされる。

乖離性VR仮想性

※ゲーム内にてシリアルコードが取得できます。

【ストアリンク】
Steam
PlayStation Store

▼『乖離性VR』のゲーム内容はこちらの記事でチェック!

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乖離性ミリオンアーサー

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG
メーカースクウェア・エニックス
公式サイトhttp://www.kairisei-ma.jp/
配信日配信中
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