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【個人開発ゲームを斬る】『おじぽっくる』作者の新作は美麗な冬空を飛び回るランゲーム『ホワイトトリップ』

2017-02-02 11:00 投稿

エンドレスランゲーム

まずは、下記の画像をごらんください。

ドン!

image1▲静止画ではもったいない美しさ

山間にできた集落から暖かい光が漏れ、その上にシンシンと降り積もる冷たい雪。薄暗い冬空を金色に輝く鳥が、両翼をバッサバッサとしならせ、優雅に滑空。

どうですか?

ボキャブラリーが貧困でしょ? そんなことはさておき、今回は美麗なグラフィックで楽しむエンドレスランゲーム『ホワイトトリップ』をご紹介させていただきます。


アプリを起動すると

image2▲手前の鳥が……

アプリを起動すると、雪化粧をした集落が表示され、右下に金色の鳥が。

こちらが今回の主役。

ゲームをスタートさせると、この金色の鳥が、バッサと翼を広げ飛び立ち……

image3▲白い旅へ

画面中央にドンと位置して、ゲームスタート。

ここの“絵画に飛び込んでいく”的な演出が、個人的にたまりません。

画面に指をタッチしていると、金色の鳥が奥へ奥へと進行。指を離すと停止。迫ってくる障害物にぶつかると一発ゲームオーバーなので、上下左右にスワイプし、華麗にスルーしてあげましょう。覚える操作はコレだけ。

“体力”要素

image4▲体力を全回復してくれる仲間

金色の鳥には“体力”という要素がありまして、旅を続けていくと少しずつ減っていき、なくなるとゲームオーバー。

旅を楽しんでいると、障害物に紛れて“輝く鳥”が飛んできます。彼らは貴重な“体力回復アイテム”の役割を担ってくれている仲間。見つけたら容赦なく“体当たり”でゲットしましょう。

“黒い鳥”は障害物

image5▲黒い鳥とは分かり合えない

仲間がいれば敵もいます。“黒い鳥”は障害物扱いですので、こちらは全力でスルー。

ゲームオーバーになると

image6▲神様、もう1回だけチャンスを

ゲームオーバーになると、“コンティニューしますか?”との誘惑が。後で動画広告を見るという“約束”をすると、もう1度だけ再チャレンジすることが可能。

「もうちょっとで最高記録なのに!」
「もうちょっと先の風景を見たい!」

なんてときにご利用してみてはいかがでしょうか。作者様も喜ぶと思います。

パワーアップ

image7▲仲間のおかげでパワーアップ

仲間の鳥は体力を回復するだけではなく、パワーアップするときのポイントとしても利用できます。“飛空スピード”をアップさせたり、“体力”を強化したり。

遊んでパワーアップをくり返し、どんどん飛距離を伸ばしていくという流れでございます。

新たなステージ

image8▲メーメーにも容赦なく体当たり

また、トータルの飛距離が“ある一定値”を越えると、新たな風景のステージが解放されます。

そこでは体力を回復してくれる新たな動物たち、ヤギやウサギが登場。彼らは、パワーアップに使えるポイントもたくさんもらえるので、地面スレスレを飛行し、体当たりでゲットしましょう。

image9▲自然の障害物

先のステージに進むと、当然難度も高くなってくるのですが、その分、さばききった時の喜びもひとしお。木々の間をすり抜けていったり、黒鳥の軍団をうまくかわした時にはアドレナリンが溢れ出します。

image10▲人口の障害物

あえて低空で進み、家と家の間をすり抜けるのも楽しみかたのひとつ。

「パパ! いま、大きな鳥が飛んでいったよ!」
「ハハハ、それはラッキーだね。さあ、今夜はパーティーだ!」

そんな会話が妄想できるほどハマってしまって原稿がいつまでたっても終わらないので、開発された“Appliss”さんにいろいろ聞いて〆させていただきます。

Q1.これまで脱出ゲーム(代表作『CUBIC ROOM』)や、放置ゲーム(代表作『おじぽっくる』)を作ってこられましたが、今作はガラッと雰囲気が変わっております。

もともとディズニーの『アラジン』に出てくる、“魔法のじゅうたんで飛び回るシーン”が好きで、はじめは単純にあの世界を表現したらどんな感じになるかプロトタイプを作りました。
空を飛び回るシステムが気持ちよく仕上がったので、ゲーム性や季節性・3D酔いや開発期間なども考慮していまの形に落ち着きました。

image11▲アラビアンな街を飛び回るプロトタイプ
image12▲こちらも楽しそう

Q2.ぜひこちらもリリースお願いします! とにかくクオリティーがスゴいんですけど、何ヵ月ぐらいで作られたのでしょうか? 冬にリリースしたのはたまたまですか?

じつは本作を作る前に“ホラーゲームアプリ”を作っていたんです。
1、2ヵ月で作るつもりが延びに延びて、けっきょく夏を過ぎてしまったのでお蔵入りしたんです……。
そんな苦い経験もあってつぎの作品は何があっても絶対に短期間で作ろうと決めて、1ヵ月で作ってクリスマスに間に合わそうとしてましたが、けっきょく2ヵ月かかっちゃいました(笑)。

image13▲お蔵入りしたホラーゲーム
image14▲これは怖おもしろそう!

Q3.いやーもったいない。これストアのスクショにするだけで、中身なくてもダウンロードされそうですね! ちなみに本作はApple様にフィーチャーされそうな雰囲気がプンプンするんですが、狙ってる感じですか?

前作の『おじぽっくる』と違ってバズり要素も弱く、昨今はAppleにフィーチャーされないとランキングにも入りにくいので、やっぱりそこは多少なりとも意識して作っています。まだいままで一度もフィーチャーされたことがないので憧れますね。

Q4.どこまでが自作なんでしょうか? アセットストア(素材集ストア)は利用されましたか?

わかりやすい部分でいうと動物のモデルはすべてアセットです。
ほかにはライトのBloom演出や湾曲する地面なんかのシェーダーもアセットを利用しています。
ただ、そういった美しい演出を取り入れるために処理が重くなってしまったので、動物以外のモデルとゲームシステム部分を自作しながら最適化しました。

Q5.ちょっと難しい単語が出てきたので話を変えます。リリース後の反応はいかがでしょうか? 海外とかどんな感じでしょうか?

Android端末はスペックにバラつきがあるので、2、3年前の低スペック端末だと十分なフレームレートが出なくてレビュー荒れるだろうな〜と思ってたんですが、現状☆4.5と思いのほか悪くなかったので安心しています。
海外は日本についで多いのがロシアで、ダウンロードの20%ほどです。
寒い地域だから親近感が湧くんですかね。

Q6.レビューを見ると、難しく感じる人もいるようですが、そのあたりは想定の難易度でしょうか?

操作に慣れるまでは難しく感じるであろうとは思っていました。
その分、慣れれば大分スコアを更新できるので、ユーザーが成長を感じられるほうに重きを置きました。
まずは5000mを目指してみてください!
ただ、いままで難易度調整が必要なゲームを作ったことがなかったのでバランス調整が難しかったです……!
今後の課題ですね。

Q7.開発者がこっそり教える攻略法的なものがあればぜひ。

敵の黒い鳥は、引き寄せておいてぶつかる直前に回避をするのがコツです。
あとiOS限定ですが、“リストアボタン”を押すだけで課金しなくても広告非表示が適用されてしまうバグがありました(笑)。※アップデート1.3で修正済

Q8.ちなみに、『おじぽっくる』は今後何かありますか?

現状進んでいるプロジェクトはないですが、公園とかでおじぽっくるを探す『みつけて!おじぽっくる2』とか作りたいなと漠然と考えています。
ただターゲットである女子高生や女子大生がスマホのゲーム自体しなくなってきているみたいなので、どうアプローチするかが難しいですね。

Q9.そうなんですか! さすが勉強されてますね! 最後に何かひと言、よろしくお願いします。

冬の空を飛び回る感覚が気持ちいいのでぜひプレイしてみてください。
VRで遊べるようにしたバージョンもリリース予定なのでご期待ください!!

うまく表現できませんが、“触っていて気持ちのいい”アプリだったんで、ご紹介させていただきました。

静止画と、私の少ないボキャブラリーでこの美しさ・気持ちよさがどこまで表現できたか不安ですが、とにかく1度ダウンロードして遊んでみてくださいませ。後悔はさせません。

■あぷまがどっとねっと
(あぷまが)

「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。


※あぷまがへのアクセスはこちらから

ホワイトトリップ -White Trip-

メーカー
Appliss Inc.
配信日
配信中
価格
無料(一部有料アイテムあり)
対応機種
iPhone、iPod touch、iPad、iOS8.0以上 Android4.0以上

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