ナニこれスゴくない? 日本文化を吸収したハイクオリティすぎる中国産ゲームアプリが近年増加中
2017-01-18 17:20 投稿
日本よりも日本らしい?完全オリジナルゲームが続々
中国系のゲームアプリと言えば、どうしても“どこかで見たキャラクター”や“どこかで見たゲームシステム”で作られた、怪しいパクりゲーみたいなものが多いというイメージが、どうしても付きまとう。
もちろんそうしたゲームもまだあるが、一方で「いつのまにこんなことができるようになったの?」というようなハイクオリティーなゲームも近年は存在感を増してきている。
それらのゲームは、ビジュアル、ゲーム性、オリジナリティどれをとっても国産ゲームに引けを取らない。それどころか、プレイしてみると国産ゲーム以上の新鮮さを感じてしまうことだってある。
ここではその中でも、編集部がとくに気になっている“日本風”中国産ゲームアプリを3タイトルをピックアップ。すでに日本で配信されているものもあるので、気になるゲームがあったらチェックしてみるといいだろう。
2Dイラストがここまで動く!トップレベルのLive2D『少女咖啡枪(ガール・カフェ・ガン)』
メインビジュアルからして日本人受けしそうなこちらは、iPhone向けアクションシューティング『少女咖啡枪(ガール・カフェ・ガン)』。
それもそのはず、キャラクターデザインは日本のイラストレーター大槍葦人氏が担当。それだけでなく主題歌はfripSide、キャラクターボイスは釘宮理恵や茅原実里、能登麻美子など、本作には多くの日本人が参加しているのだ。
では、実際にどのあたりがスゴいのか。まずは下のPVをご覧いただきたい。
【少女咖啡枪・PV】(画像をクリックすると動画が始まります)
PVでまず目を惹くのが、大槍葦人氏の繊細なイラストの魅力はそのままに、どこまでもなめらかに動くキャラクターのLive2D表現。日本でもLive2Dを使ったゲームはあるが、ここまでぬるぬる動くLive2Dのトップレベルの表現力を体感できるゲームはそうそうない。これだけでも一見の価値ありだ。
そして本作のメインキャラクターに起用されている日本の声優陣がこちら。
▼釘宮理恵 | ▼茅原実里 | ▼能登麻美子 |
▼米澤 円 | ▼井口裕香 | ▼沢城みゆき |
ゲーム中ではキャラクターボイスは日本語と中国語を選択することが可能。日本語を選択すると上記声優陣、中国語を選択すると現地の声優のものになる。こう見ると日本での展開を視野にして制作しているようにも見えるが、ゲームの言語自体は中国語のみ。
これは中国のアニメファンが日本のアニメにふれる際は字幕で楽しむケースが多く、日本の声優の認知度の高さが年々向上している影響なのかもしれない。中国産ゲームアプリでも日本の声優が起用される流れは『崩壊学園』あたりから見受けられるようになった。
ビジュアルや声優などゲームの外堀についてふれてきたが、肝心のゲーム内容もオリジナリティ溢れる魅力がずいぶんと詰め込まれている。
学校や街を舞台に迫りくるゾンビを撃ちまくる爽快なアクションシューティング。ゲーム中で手に入るさまざなな武器を強化しながら進めるRPG要素もある。
シーンによってはバスを運転してゾンビを轢きまくったり、ロボットのようなマシンに乗り込んで巨大な敵と対峙したりと単調にならない展開が盛りだくさん。
拠点となるカフェにいけば、キャラクターたちともふれあいを楽しむことも可能。
どこをとっても高水準な内容だが、残念ながら現在日本語には対応していない。ゲーム自体は日本のApp Storeからもダウンロード可能なので、気になる人は下のリンクからダウンロードしてプレイみよう。
▼アプリダウンロードはこちら(中国語版)
(c) 2016 西山居世游
まるで自在に動くアニメのような驚異の3Dグラフィック!『崩壊3rd』
つぎに紹介するのが“日本風中国産ゲーム”の元祖と言ってもいいmiHoYoの『崩壊学園』シリーズの最新作、『崩壊3rd』。
現地ではすでにサービス展開されているが、現在日本語版の事前登録を受付中。2017年2月サービス開始を予定している。
こちらも、まずは動画で見た目のインパクトから味わってもらいたい。
【崩壊3rd・日本語PV】
【崩壊3rd・オープニングムービー】(画像をクリックすると動画が始まります)
【崩壊3rd・アクションデモ】(画像をクリックすると動画が始まります)
『少女咖啡枪』のLive2Dも驚異だが、中国製ゲームの3Dグラフィック技術の進化も、この『崩壊3rd』で体感することができる。髪の毛から指先まで、動くべきところが動き揺れるべきところが揺れまくるキャラクターのグラフィックは見ているだけで惚れ惚れしてしまう。
これまでのシリーズ同様、声優には釘宮理恵や沢城みゆきが起用され、溢れんばかりの“ジャパニズム”を感じることができる。
ゲーム内容は、これらのキャラクターを操作して、ド派手な演出が楽しめるバリバリのアクションゲーム。60フレームに設定すれば、もはや現行の家庭用ゲーム機と大差ないエキサイティングなプレイ体験が可能。
また、登場キャラクターとは触れ合うことが可能。好感度が上がるにつれて彼女たちの反応も敏感なものになっていき、ツンデレの女王“釘宮節”が炸裂する瞬間は、ぜひその目と耳で感じ取ってほしい。
日本での配信はまもなく。気になる人は事前登録をしておこう。
▼事前登録はこちら
【事前登録】『崩壊学園』の少女たちが新たな災厄に立ち向かう3Dアクション『崩壊3rd』 miHoYoは新作3Dアクションアプリ『崩壊3rd』の事前登録受付を開始した。 |
(c) 2015-2016 miHoYo Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
2000体のキャラが入り乱れる大合戦!『ミニミニ三国志軍団』
最後に紹介するのは、すでに日本でも配信済みのシミュレーションゲーム『ミニミニ三国志軍団』。上記2タイトルとは毛色が異なるが、見た目のインパクトだけでない、ゲームのオリジナリティの高さに注目したい作品だ。
・キャラ1体1体が活き活き動く最大1000vs1000のバトル
・キャラ性能<戦略の頭脳戦が楽しめる
・どこか懐かしくとっつきやすいわかりやすさが魅力の内政モード
プレイヤーは1国の君主となって、内政と合戦をくり返し中国統一を目指す。合戦はリアルタイムストラテジーで、全32種の兵士ユニットからチョイスして陣形を作って挑む。
ゲームを進めるとスキルを使用することができるが、陣形を設定して開戦したあとはオートで戦況を見守ることになる。一度負けても、陣形を突き詰めることで勝利することも可能。このあたりの将棋のような戦略性がじつによくできている。
国力を高めるための内政もゲームを進めるごとにできることが増えていくので、最初から何をやっていいかわからない、なんてこともなくすんなりプレイすることが可能。どことなく昔からある歴史シミュレーションゲームのようなシンプルさも味わえる。
プレイヤーのレベルがあがれば、ほかのプレイヤーとチームを組んだり対戦できるなど、初心者から上級者まで満足できるこの良質なシミュレーションゲーム。日本語ローカライズもされているのでプレイしてみる価値はあるぞ。
▼アプリダウンロードはこちら
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(c) Triniti Interactive Limited
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