少女とともに館からの脱出を目指すVR脱出ゲーム『ラストラビリンス』【TGS 2016】

2016-09-17 20:54 投稿

VRならではの脱出ゲームが登場

2016年9月15日~18日の期間開催される東京ゲームショウ2016。

同イベントのたゆたうブースでは、VR脱出ゲーム『LAST LABYRINTH(ラストラビリンス)』を出展。今回は、その一部を体験できるバージョンをプレイすることができた。

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本作のプレイヤーは、“首から下が車いすに固定されて動かせない”状態で、館からの脱出を目指す。「この状態でどうやって行動するの?」と思うかもしれないが、そこで重要な役割を担うのが、謎の「少女」だ。

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▲説明を行ってくださった、たゆたう代表の高橋宏典氏が手に持っている人形のような状態になる。自らを実際に縛ってプレイするのも面白いかも?

周囲を見渡してボタンを押すと、レーザーポインターが照射。そこにあるもののところへと少女が近づいていき、ギミックを操作してくれる。

少女はその都度、「これを操作してもいいの?」といった感じで不安そうにプレイヤーを見つめるので、OKの場合は首を縦に振り、NGの場合は首を横に振る、といった具合だ。

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▲今回のバージョンでは入力にフットペダルを採用。踏むと視線の先にレーザーポインターが照射されるので、これで指示を出す。
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少女は一切喋らないが、しぐさが非常に細かく作り込まれているのがポイント。動きだけで意図を感じることができるし、何より「彼女を危険な目に遭わせるわけにはいかない!」と謎を解くのにも力が入る。

なお、前述のように、自分は車いすにガチガチに固定された状態(自分の体を見るように真下を向くと、縛られた手や体が確認できる)。そういう状態になった気持ちで、居住まいを正してプレイすると没入感はさらにアップするように感じたぞ。

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▲素早い操作は求められないが、つねに緊張感が感じられる作りなので、終始口が半開き状態で「やばい」「アカン」とつぶやきながらプレイしてしまった。

こうして少女の手助けを受けて謎を解き、3つの部屋から脱出すれば体験は終了となる。とくに後半では、明らかに「これはアカンやつや……」といったものがあったりするので、部屋の隅々までくまなくチェックして、慎重に謎を解いていきたい。

HTC Vive、Oculus Rift、プレイステーションVRと、多くのVRデバイスに対応して開発が進められている本作。料金やリリース日などは未定となっているが、今後の展開にぜひ注目していただきたい。

たゆたう公式サイト

『ラストラビリンス』公式サイト

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