iPhone 7は9月16日発売!お財布ケータイに防水防塵など待ちに待った機能満載

2016-09-08 05:14 投稿

サプライズもあった新製品発表会

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2016年9月8日深夜2時(日本時間)から行われたAppleの新製品発表会“See You on the 7th”。発表開始間もなくから任天堂のアプリ本格参戦が発表されたりと、いきなりのサプライズがあった今回の発表会。

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そのほかにも『ポケモンGO』のApple Watch対応や、防水に対応したApple Watchの第2世代機の発表なども行われたが、ここではその中でもメインディッシュとなったiPhone 7/7 plusについての情報をまとめていこう。

なお、予約は9月9日から開始され、発売はその翌週16日からとなる。ストレージサイズは64GBモデルが排除され、256GBという過去最大容量モデルが追加された。

▼予約開始は何時何分?
ソフトバンク、NTTドコモ、KDDI各社の予約開始日時判明!

価格などは以下の通り。

iPhone 7
32GB :¥72,800 (税別)
128GB:¥83,800 (税別)
256GB:¥94,800 (税別)

iPhone 7 Plus
32GB :¥85,800 (税別)
128GB:¥96,800 (税別)
256GB:¥107,800 (税別)

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iPhone 7を見てみよう

新しいiPhone、iPhone 7/7 plusの情報をまず端的にまとめると以下のようになる。

・7 plusは背面がデュアルカメラに&カメラ機能向上
・カラーバリエーションにブラックとジェットブラックを追加
・ホームボタンを改修
・防水防塵仕様
・ディスプレイ改修
・オーディオ周りを刷新
・お財布ケータイをサポート
・パフォーマンスを向上

では、それぞれをしっかりとまとめていこう。

カメラ

まずは、デュアルカメラとカメラ機能の向上について。

特筆すべきポイントは、カメラ専用のイメージプロセッサーを一新し、その処理能力を大幅に向上させている点。具体的には、従来のカメラよりも60%早い処理能力と、エネルギー効率30%上昇といった具合となる。

エネルギー効率はそのまま省エネということなので置いておくとして、処理能力向上についてを記していこう。

イメージプロセッサーが処理を行っている部分は、おもに撮影するときの設定に関してだ。ノイズリダクション、ホワイトバランス等、キレイな写真をオート設定で撮るために必要な処理を、高速化し、25ミリ秒で最適な設定を作り出すという。

25ミリ秒、つまり0.025秒という短時間で設定を済ませることにより、これまで以上に素早くシャッターが切れるようになったそうだ。

また、光学式手ぶれ補正機能や、レンズ開口部をF/1.8と拡張したこと、LEDフラッシュを4機編成にしたことなども従来モデルからの変更点。より美しい写真がよりスピーディにより手軽に撮れるようになった。

ちなみに、解像度もフロントのフェイスカメラが7メガピクセルと機能向上しており、自撮りもより美しく撮れるようになる。

デュアルカメラは、iPhone 7 Plus専用の装備。通常のレンズに加え、望遠カメラが併設されるようになった。デュアルになったからといって、3D撮影ができるようになったというわけではない。

望遠レンズを搭載することで、光学ズームを2倍、デジタルズームでは10倍にもなる。また、今後のアップデートにより被写界深度を変更し、手前をくっきり写し、背景をぼかすといったエフェクトをかけることもできるようになるという。

カラーバリエーション

期待されつつもなかなかリリースされていなかった黒いボディが登場。スマートフォン黎明期時代のiPhoneは基本的にボディはブラックだったが、あるときから排除されたブラックが、再登場する形となる。

なお、ブラックは2種類。深みのある光沢を持ったジェットブラックと、マットな仕上がりのブラックだ。これまでラインナップにあったゴールド、シルバー、ローズゴールドも変わらずあるため、これでカラーバリエーションは5つとなる。

ホームボタン

これはマイナーチェンジレベルなので、サクッと紹介。

これまでにあったマルチタスク、Siri起動、タッチIDなどの機能はそのままに、新たにタップティックエンジンというものに対応する。

タップティックエンジンは、簡単にまとめるとバイブ機能、つまりは触覚フィードバックを司るエンジン。これにより、単一なバイブレーションではなく、さまざまなタイプのバイブレーション、触覚フィードバックが実現するという。

防水防塵

こちらも待ちに待たれていたもの。IP67の耐水・耐塵を保証しており、水に濡れても大丈夫になった。

これに関してプレゼンターは「ホームボタンの触感を損なわないように防水・防塵を実現するのは大変だった」と語る。

あくまでもホームボタンは物理ボタンにという思いが見て取れる。

ディスプレイ

Retina HDディスプレイというところは変わっていないが、25%明るくなり、表現できる色域が広くなった。

また、3Dタッチへのフィードバックや、3Dタッチが利用できるシステムを増やしたりと行ったOSレベルでの改修が行われている。

オーディオ

ステレオスピーカー搭載! これまでのiPhoneに搭載されているオーディオスピーカーは、端末下部のもののみとなっていたが、上部にもスピーカーが設置されることに。単純計算で、音量も2倍となる。

また、リーク通りのモデルチェンジとなるが、3.5ミリイヤホンジャックを排除したことも大きな変化。iPhone 7からはライトニングコネクタを利用したデジタル音源対応イヤホンとなる。

また、お気に入りのイヤホンを使い続けられるようにと、ライトニングコネクタに接続する3.5ミリイヤホンジャック変換アダプタも登場するとのこと。

充電しながらイヤホンで音楽を聴くというスタイルが使えなくなるのは、個人的に結構痛い。それ専用のアダプタが登場してくれることを願う。

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また、ワイヤレスイヤホンの登場も、今回発表での大きなポイント。“AirPods”というワイヤレスイヤホンが登場するのだ。

こちらは専用のセンサーやチップが搭載された高性能ワイヤレスイヤホン。イヤホンが自体が耳に入った瞬間を察知するので、イヤホンが耳から外れた瞬間に再生が一時停止されるといった機能を兼ね備えている。

また、マイクやタップセンサーも備わっているので、これを使ったハンズフリー通話はもちろん、イヤホンをダブルタップするだけでSiriを起動させたりといったこともできる。

このAirPodsは10月下旬にリリースが予定されている。価格は1万6800円。

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お財布ケータイ対応

ついに、Apple Payが日本にも対応。iPhoneにクレジットカード情報を紐付けることで、近距離無線通信(NFC)による、いわゆるお財布ケータイ機能が使えるようになる。

Felicaをサポートする形となるので、通常の決済はもちろん、AppleでSuicaが使えるように。なお、サービスは10月から順次対応できるようにしていくとのこと。

また、これに近しいアップデートとして、乗り換え案内が日本をサポートすることも明らかにされている。

パフォーマンス向上

新しいチップA10フュージョンチップが搭載され、iPhone 6と比較すると2倍にもなるパフォーマンスを発揮する。また、パワーマネジメントも向上したため、バッテリー駆動時間の延長にも成功。

GPU、グラフィック専用チップも改修され、グラフィック処理速度はiPhone 6と比較すると最大3倍も高速になる。

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