【新作】このドキドキは恋!? いいえ悪寒です!! 『ホワイトデー -学校という名の迷宮-』

男子転校生、夜の学校でJKと○○な初体験

さかのぼること15年前、2001年当時。

パソコン用としてリリースされ、アメリカやカナダ、イギリスなどで人気を博した韓国のホラーゲーム『ホワイトデー -学校という名の迷宮-』。

根強いファンを持つ本作が、フル3D＆日本語に対応してスマートフォンアプリで完全リメイクされた。

ヨドン高校に転校してきた男子高校生は、庭でたたずむ女子高生と出会う。

恋愛ドラマやマンガであれば、これはまさに恋の予感。

そんなステキな高校ライフを送りたいものだけど、彼を待ち受けていたのは学生生活史上最悪の体験だった……。

無料で遊べるLITE版で夜の学校を探索

昼下がりのベンチで日記を読むポニテの彼女、名はハン・ソヨン。それはもう太陽よりも眩しく、転校生には刺激的だった。

うん、たぶん、そんな感じ

慌てたソヨンは日記を忘れ、それを彼が拾う。これはお近づきになる絶好のチャンスなのだ。

そう、もう一度会う正当な理由ができたのだから！
しかしどうにも様子がおかしい。

校内に入るとシャッターが降ろされ、道を塞がれてしまう。まずはチュートリアルに従い、操作を覚えながら左手の教室へ。

何もなくても夜の学校って怖いのに、それがホラーゲームとわかっているので恐怖心も倍増。

そんな矢先、扉の奥から物音が聞こえてくる。その正体は男子諸君、お待ちかねのぉ

気の強そうな子の名前はキム・ソンア。

彼女は忘れ物を取りに来たようなんだけど、目的の場所は鍵が閉まっていて入れない。これをきっかけにパシリのような探索がスタートする。

本作で多く見られたのが2択の選択肢。

序盤のみプレイできるLITE版ではどちらを選んでも問題はないようで、けっきょくはソンアのゴリ押しで連れ回されてしまった。

発想が大胆というか無茶苦茶なソンア。

しかし、それに逆らうことのできない彼は、通風口に上がるための脚立と柵を切るニッパーを探すことになる。

ホラーゲームどこいった？

“ソンアとゆかいな仲間たち”みたいになってきてるぞ。このゲーム、本当に何が起こるか先が読めない。

この後いったい、どんな展開になるのか。

ここからは動画を使って、ソンアのツンっぷりを観てもらいたい！

『ホワイトデー -学校という名の迷宮-』LITE版プレイ

吹き出す蒸気を止めて、家庭科室に向かう。その道中で目撃する恐怖シーンは、人間どうしの一方的な暴力にしか見えない。

あれが何だったのか、戸惑いながら目的地に到着。

配電盤を操作してアイテムを回収。

家庭科室を出てソンアと合流したところでLITE版は終わってしまう。

あくまでも上から目線のソンア。何を言い出すのかと思いきや、フル版を購入しろと猛プッシュ。

さまざまな霊症がてんこ盛り！

LITE版の内容からお察しの通り。

本作は某シザーなあいつから逃げまわる系のホラーゲーム。フル版からはバット男との追いかけっこが始まるのだ。

やつに遭遇したらトイレに駆け込んだり、走って振り切るなどして逃げなければならない。

さらに、校内にはさまざまな霊症が潜んでいる。

各所に散りばめられているメモにそのヒントが隠されていて、読めば読むほど校内探索への恐怖心が増していくぞ。

もちろん、真のヒロインであるソヨンも登場。

意外と早い段階で再開するのだけど……。

コレクション収集＆多彩なコスチューム

すべての霊に遭遇、全エンディングの達成、全難易度でのクリアーなど、本作にはさまざまなコレクション要素がある。

それらを達成することで、各キャラクターに新たなコスチュームが追加。ますますもって不思議な世界に拍車がかかっていく。

フル版からは謎解き要素も多くなり、それなりの難易度に仕上がっていると感じた。

基本的にヒントはメモのなかに書かれているので、こまめにチェックするのがオススメ。

また、時間制限下の謎解きに関しては、アイテムウィンドを開いているあいだカウントが停止する。手こずる場合はこの仕様を活かして、じっくり考えるといいぞ。

主人公はソヨンに手帳とプレゼントを渡すことができるのか。

学校で起こっている事象を解決し、無事に生きての脱出は、皆さんの手で達成してもらいたい。

P.N.深津庵
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