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やりごたえ抜群の戦闘に賛美を!自由に物語を紡ぐ名作RPG『ロマンシング サガ2』

2016-04-12 16:32 投稿

『ロマサガ2』がスマホに登場!

1993年にスーパーファミコンで発売され、一世を風靡した名作RPG『ロマンシング サガ2』(以下、『ロマサガ2』)が、ついにスマホに登場した。『ロマサガ2』といえば屈指の高難度を誇り、クリアーまでの壁が高いことで有名。だが、そのぶんクリアしたときの達成感はひとしおだ。

本作の大きな特徴は“皇帝継承システム”“フリーシナリオ”。プレイヤーは何百年、何千年に渡り、バレンヌ帝国皇帝の意志を引き継ぎながら七英雄の打倒を目指す。どのようなストーリーを紡ぐかはプレイヤーの選択次第。その自由さや、その中で試行錯誤しながらゲームを進めていく手探り感が、本作の醍醐味となっている。

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やりごたえ抜群の戦闘

前述した、皇帝継承システムやフリーシナリオに負けず、むしろ筆者が最大の魅力だと感じているのが本作のやりごたえのある戦闘だ。

プレイをはじめてまず感じるのは敵の強さ。普通のザコ敵でも、なめてかかると全滅なんてこともめずらしくない。

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技ポイント(WP)や術ポイント(JP)が足りなかったり、状態異常にかかり同士討ちをはじめたり、敵の強力な技で一撃で死んだり、数え切れないほど全滅し、そのたびにリセット。

しかし、それでこそゲーマー魂が燃えるというもの。死んでは学び、死んでは学び、対策を考え育成し強くなっていく。決して無理な難易度ではないので、育成を頑張ろうと思えたり、通常の戦闘にも緊張感が出て、プレイが作業になることがない。

戦闘が終了すると、倒した敵に応じて“技術点”という経験値のようなものを獲得できる。戦闘時に使った武器へ技術点が振り分けられ、HPや熟練度がアップしていくわけだが、どんな武器を使うかで自分の好きなように成長させていくことができる点も、自由度が高いことを物語っており、非常に奥深い。

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また、本作には“LP”という概念があり、これは戦闘中に1回死ぬごとに1減っていき、LPが0になるとそのキャラはロストしてしまう。

そのため、とにかく死なないように死なないようにと、慎重に進めていかなければならない。その緊張感も、他作品ではなかなか味わえないものだ。

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▲死んでいるキャラが攻撃されるとさらにLPが1減る。

ここで重要になってくるのが“技”“陣形”だ。

【技】
本作では敵に攻撃を仕掛ける際に新たな技を閃くことがある。ピコーン、という音とともにキャラの頭上に電球が点滅する演出は非常に印象的だ。

どんな技を閃くかはランダムなので、ピコーンと音が鳴るたびにどんな技を閃くのだろうと、心からワクワクする。強い技を閃いたときは、他のゲームにはない快感を得られるほど。

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一度覚えた技は“技道場”という施設で他のキャラも習得することができる。そのため、とにかく強い技を閃くことが、パーティ強化のための第一歩となっている。

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▲天術の“ライトボール”は全体攻撃であるうえに、くらやみ効果を付与できる。序盤ではそれを連発しまくるという戦いかたも。

【陣形】
技と同様に戦闘で重要になってくるのが陣形。5人のキャラクターでパーティを組み陣形を設定することで、キャラのステータスに補正がかかったり、敵に狙われやすくなったり、逆に狙われにくくなったりと、さまざまな効果が得られる。

また、技の中には縦列や横列に攻撃するものもあり、陣形ひとつで敵との相性や戦略がガラッと変わる

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▲最初から覚えている“インペリアルクロス”は前列のキャラが攻撃を受けやすく、後列にいるキャラが攻撃を受けにくくなる。その特性を活かして、キャラを配置しよう。

本作の敵は非常に強いため、それぞれに対して効果のある技や、適切な陣形を駆使して戦う必要がある。どのように戦っていくか、どのようにキャラを育成していくかを考えて実践し、強敵を倒せたときは、非常に大きな達成感を味わうことができるだろう。

序盤でおすすめの技“空圧波”を閃くまでがんばってみた

技は、技レベルの高いモンスターを相手にすると閃きやすいという特徴がある。ゲーム序盤で強い技を多く閃いておけば、その後の戦闘が当然楽になる。そこでおすすめしたいモンスターが“ディープワン”だ。

アバロンでシティシーフを助けるイベントを起こすと、アバロン墓場地下でモンスターの討伐依頼を受けられるようになる。その依頼を受ければ、アバロン地下水道にディープワンが固定モンスターとして出現する。

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このディープワンの技レベルは序盤にしては非常に高く、強力な技を閃くのに絶好のターゲット。とくに剣技の“空圧波”は、相手HPの半分のダメージを与える効果があり、強敵との戦いで間違いなく役に立つ。そこで今回は、空圧波を覚えるまでディープワンに挑戦してみた。

倒すと復活しないので、技を覚えたら退却をくり返そう。

1回目から“ダブルヒット”、“影ぬい”を閃き、さい先はいい感じ。
2回目は何も技を覚えず退却。
3回目は“みじん斬り”を覚えた。

しかし4回目に挑戦したところ、敵の攻撃で戦死者が続出。“ポイゾナスブロウ”という技が、ほぼ一撃でやられてしまうほど強く、かなりの脅威だ。LPが減ってはたまらないので、ここはいったんリセット&ロード。

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どうしたものかと考えていたら、どうやらこの敵、スタン以外の状態異常が効く模様。そこで1回目に閃いた“影ぬい”の出番! 影ぬいは相手を麻痺させる技なので、成功すれば安全に戦えるのだ。

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よし、これでガンガン技を覚えるぞ! と意気込んで挑戦してみたのだが……

7回目 ビーストスレイヤー
9回目 瞬速の矢
12回目 強撃
17回目 二本射ち
20回目 落鳳破
27回目 つむじ風
36回目 切り落とし
43回目 十文字斬り、地裂撃

“つむじ風”なども強力な技だが、ここまで肝心の空圧波を覚える気配なし。筆者の心も折れ、区切りもいいし50回目で終わろうと思い、最後に挑戦してみたところ……。

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空圧波キターーー!

なんと、ちょうど50回目で空圧波を閃いてくれた!
いつ覚えるかわからないからこそ、このときの感動は大きい。

ここまでたくさんの技を教えてくれてありがとう、ディープワン師匠。
最後にしっかり倒して、技術点も忘れずにゲット(笑)。

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プレイヤーが歴史を作る皇帝継承システムとフリーシナリオ

つぎに特筆するのが、『ロマサガ2』の大きな特徴にあたる“皇帝継承システム”“フリーシナリオ”だ。

【皇帝継承システム】
パーティが全滅したり特定のイベントをクリアし、シナリオ上で長い年月が経つと、皇帝継承が起きる。皇帝継承では、それまで皇帝だったキャラに代わり、新しく皇帝を選定することになる。

継承した皇帝は前の皇帝の能力を引き継ぐので、皇帝継承をくり返して何百年という年月をかけてクリアを目指していくのだ。

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はじめの皇帝はレオン、2代目はジェラール。3代目以降はランダムに選ばれる4人の中から好きなキャラを選ぶことができ、どんなクラスのキャラを選ぶかによって取得できる陣形の種類などが変わってくる。皇帝継承は、ゲームのその後の展開を大きく左右する重要なシステムだと言えよう。だからこそ、おもしろい!

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▲サイゴ族を皇帝にするとムーフェンスという陣形を入手できる。

【フリーシナリオ】
シナリオに沿って一本道を進んでいくゲームとは違い、本作はプレイヤーの意思によって自由に物語を進めることができる。プレイヤーの選択した行動で、世界の状況や時間の流れが変化していくのだ。

攻略していく領土の順番、モンスターの住処を制圧するかしないか、正面突破するか裏道を使うか、などとにかくプレイヤーに委ねられる選択の幅が広い。1度クリアしても他の選択肢を選べばつぎは違うストーリーになるため、何度でも遊べる楽しさがある。

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特定のイベントをクリアすると、“年代ジャンプ”と言って長い年月が経過することがある。

年代ジャンプは、ただ年月が経過するだけではないのが興味深いところ。前述した皇帝継承が行われるのはもちろんのこと、年月によって、街も過去とは違う様子になるのだ。街を支配していたモンスターが消えて平和な街になっていたり、要塞があった場所がのんびりした農村になっていたりと、そういったリアルな変化も楽しめる。

こういった要素も『ロマサガ2』をより奥深く、名作たらしめている所以だと言える。

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▲敵の要塞があった場所が、平定後は年月をかけて発展していく。

スマホ版に新たに追加された要素

オリジナル版から本作に新しく追加された要素として、ふたつの新施設“追憶の迷宮”“アバロンの園”のほか、“つよくてニューゲーム”がある。最後に、これらの新要素について紹介しよう。

【追憶の迷宮】
追憶の迷宮は南ロンギット地方に出現するダンジョン。中には赤、青、緑、黒の4つ祭壇があり、それぞれの祭壇を進んでいくとお宝や新しい仲間、陣形が手に入る。

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ただし階を進めていくごとに敵もどんどん強くなっていくので、生半可な実力ではクリアーできない。しっかり準備してから挑もう。

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▲素直に床を踏むと……どうなるかは実際にプレイしてみてほしい。

【アバロンの園】
アバロンと呼ばれる地域の西側の領土に、樹を植えることができる。樹を成長させると、徐々に帝国の収入が増加。お金を貯めれば、新しい装備を買ったり新しい施設を建築できたりするので、積極的に活用するといい。

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【つよくてニューゲーム】
お金やスキルなどを引き継いだ状態で、もういちどはじめから遊べるモード。クリアーしていない途中のデータでも引き継ぐことができるので、攻略に詰まり先に進めなくなってしまったときや、やり込みで周回プレイをしたいときにも活用できる。『ロマサガ2』を徹底的に遊び尽くしたい人にとっては、うれしい要素だ。

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『ロマサガ2』のオリジナル版は20年以上も前に発売されたものだが、名作と言われる作品なだけあって今プレイしても間違いなく楽しめる。

本作には新しく追加された要素もあり、『ロマサガ2』ファンの人が十分楽しめるのはもちろん、戦闘のやりごたえ、プレイの自由さなど随一のおもしろさを誇るゲーム。未プレイの人にもぜひ体験してもらいたい。

ロマンシング サガ2

ジャンル
RPG
メーカー
スクウェア・エニックス
配信日
2016年3月24日
価格
2200円[税込](2016年4月30日までは1800円[税込])
対応機種
iOS、Android、PlayStation Vita

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